VOL. 38
● バイクのふるさと浜松市でのバイク月間イベント
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白バイを先頭に出発 | 100数十台によるパレード | 市内を走行中 | 会場に到着 |
会場を待ちわびた来場者が産業展示館内へなだれ込んでいきます。会場内では4メーカーの車両展示(試乗会はなく跨るだけ)や浜松オートのPRコーナーをはじめ、浜松を拠点とするオートバイ関連企業や用品店のブースが出ており賑わいに華を添えています。また会場入口には静岡県西部地域のB級グルメで有名な各地のブースが出店しており来場者の胃袋を満たしてくれます。交通安全パレードへの参加者にはお弁当が出ました。屋外ではトライアルデモンストレーションやオートレース車両のデモ走行(ちょっとだけ)等も行われました。
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会場内には色々なブースが | 浜松の部品メーカーブース | 屋外にはB級グルメブース | 紙粘土細工のチームヨシムラ |
今回の展示品の中でボクの一番のお気に入りはヨシムラ・スズキチームの紙粘土細工フィギアです。ちょっと人物と車両の時代背景がアンマッチですが、POPこと親父さんも健在で誇らしげでもあり嬉しそうでもありでいいですね。ちなみにマシンに跨っているライダーは加賀山選手。もう一人のライダーはHYODのレーシングスーツを着ていたから秋吉選手かな?
3年ぶりにバイクのふるさと浜松に参加・見物に行きましたが、3年前よりも出店企業が少なくなっている様でした。こんなところにも景気後退の影響が出ているのですね。しかし継続は力なりという諺もある様に毎年、少しずつ運営方法を見直しながら『バイクのふるさと浜松』を国内に発信していって欲しいですね。
当然のことながら自分撮りができないので自分が写っている写真はありません。
●8月22日(日) オートバイデザインの半世紀 ・・・ 浜松市美術館
浜松市美術館で7月24日〜8月29日の期間中、オートバイのデザインに関する特別展が開催されました。これは浜松から生まれたオートバイメーカー3社を中心に、魅力あふれるデザインに焦点を当てた企画展です。国産バイクの黎明期から最新モデルに至るまでの美しいフォルム、追求された機能美を実車やデザインスケッチ,写真等により半世紀にわたるオートバイデザインの軌跡が紹介されました。
8月22日(日)はヤマハ車のデザインを手掛ける鰍fKダイナミクス副社長の一条氏によるギャラリートークが開催されました。これは一条氏が来館者と共に展示車両やスケッチの説明をしながら見て回るというものです。一条氏曰く、「ヤマハのみならず、ホンダ,スズキの門外不出のデザインスケッチが今回、一堂に会して展示されたというのは過去に例が無いのではないでしょうか? この企画展に尽力された方々の努力に敬意を表します」と。確かにデザインを生業にしている方にとって他社のデザインは秘密のベールに隠されていますからね。
オートバイは自動車と違って全てが露出されているので全てをデザインする必要があるそうです。ヤマハを例にとってもエンジンのデザインを数種類も書いて生産性や機能、性能とのバランスを技術者と協力して手直ししながら最終デザインを決めていくそうです。またオートバイに限らず自動車のデザインも左向きのスケッチが多いのは日本人には右利きが多いので左から右に向かって線を描きやすいからでは?という事でした。CAD全盛の時代ですが、やはり魅力ある製品は手書きのスケッチから始まるのですね。
写真は展示車両の中で気に入った車両やアングルです。館内はストロボ撮影が禁止だったので少しボケているかも。またスケッチ類は撮影禁止だったので写真はありません。実はこのスケッチが一番、芸術性が高かったと思いました。
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美術館入口のポスター | ホンダベンリィ | 絶版 2ストクォーター | 至極のレーシングマシン |
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市販 ホンダNR | プロトタイプ ホンダNR | ギャラリートーク中 | 黎明期の国産バイク群 |
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未だに魅力的なスズキGSX刀 | ホンダCB Bros. | インゴット V-Max | 市販 ヤマハV-Max |