VOL. 50 
● バイクのふるさと浜松2012

開催日:2012年8月26日(日)



 8/26(日)はボクの地元、浜松市で10回目の開催となる【バイクのふるさと浜松2012】に参加しました。土日の二日間開催の中で色々なイベントが行われたのですが、毎回日曜日に開催される『交通安全宣言パレードラン』に2010年に続き、申し込んで相方とタンデム参加してきました。当日の朝に豊橋市まで相方を迎えに行き、集合場所となる浜松城公園駐車場には1時間も早い9:30過ぎに一番乗りで到着しました。前日の東京日帰りツーリングの余韻と疲労が抜けない中、もっとゆっくりすれば良かったかな? 事前申し込みしたホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキ車が10台ずつパレードランに参加するのですが、ホンダ車としてのポールポジション獲得です。

 受付を済ませ公園内の日陰で時間をつぶします。10:15から開催セレモニーが行われ、選抜された4名による安全宣言のあと、白バイ2台とバイク親善大使である平忠彦さんの先導により隊列を組んで浜松市内をパレードしていきます。浜松城公園からJR浜松駅前を通り、中田島砂丘の国道1号線方面へ。その後、国道1号線を天竜川方面へ走行していきます。
 パレード中は原則30Km/h走行で、信号で隊列が分断してしまう事もしばしば。ボクが参加者の中での先頭となったのですが、ボランティアで毎年、先導役を担ってくれる市民団体のメンバーの段取りが悪く、走行しながら大声で隣と連絡をしあったり、2台のペース配分がバラバラで後方の我々は走りにくいったらありゃしない。事前に打ち合わせしておいてインカム等を利用してスマートに先導して欲しいもんです。決して運転は上手くなかったし。
 そして会場となる東名・浜松IC近くの『浜松産業展示館』に到着します。フレンドのきゅうやさんが入場してきたボクを撮影してくれました。写真を提供して頂き有難うございます。パレード中は、主催者から支給されたナイロンベストを着用しての走行だったのですが、せっかくのメッシュウェアもナイロンベストが走行風をシャットアウトし、内部から放出する熱気もしっかりとブロック! 暑いったらありゃしない・・・。

白バイと平さんが先導します パレード参加車両は40台ほど 参加者は黄色いベストを着用 ゴールの会場に到着

会場にはローカルイベントとしては結構な台数のバイクが集まっていました。昼食を食べてからは会場内を見て回ります。屋外では鈴鹿8耐でも行われていた遅いGPやトライアルデモ等が行われていましたが、次の開催時間までかなりあったので見ず終いでした。

ブース 写真 レポート
タッチ&トライ  屋内会場ではホンダ・ヤマハ・スズキ(浜松ですからカワサキはありませーん!)の最新モデルに触ったり跨ったりする事が出来る、タッチ&トライのコーナーが人気を博していました。

ホンダブースでは絢爛豪華なゴールドウイングに人気が集中。パレードランにも5〜6台が参加していましたが、もはや車よりも存在感のあるゴールドイングを前に財布のひもを緩めさせたい御主人と、そうはさせまいとする奥様との微妙な神経戦がいたるところで見られました。
頑張れ!世のオヤジ達よ!

そんな中、、ペーパードライバーの分際で前日にワインレッドのバイクを運転する夢を見たという相方が珍しく、バイクに跨りたいというので、それっぽいバイクで記念撮影。
でも買わせねーよ! 日本の道路が走りにくくなるから!
 
用品メーカーブース 浜松地区が拠点となるクシタニやヤマハ・ホンダドリーム・デイトナなどのバイク用品メーカーのブース等が出店し、出血大サービスのセールが行われていました。
伊豆スカ事故ゼロ作戦 伊豆スカイラインの無事故キャンペーンを大仁警察署と協力して行っているモーターサイクルジャーナリストのカズ中西さんのPRブースが出ていました。
浜松からは少し距離のある場所ですが、ツーリングのメッカとなる伊豆で利用機会の多い有料道路なので皆さん、現状報告のパネル等に関心を寄せていました。
近未来のバイク像 前年の東京モーターショーに出展されたコンセプトバイクの展示がありました。手前はホンダのRC-Eで電動スポーツバイクとしてのデザイン提案モデルです。
浜松オートレース 浜松には全国でも珍しい公営ギャンブルであるオートレース場があります。
毎回、ブースが出され車両展示やオートレーサーらが来場してPRを行っていました。前日の土曜日にはマスコットガールも来場してファンサービスしていたらしいですよ。
クラシックバイク 昭和30年代頃の浜松でのバイク黎明期に生産されたクラシックバイク等が何台も展示されていました。クラシックバイク好きな方々が食いつくようにして見入ったり写真を撮影していました。
バイクデザインコンテスト 10回目を迎える今回は、「バイクとデザイン」をテーマに開催された事から市民から未来のバイクとしてデザインコンテストが開催されました。
また今はやりのご当地ナンバープレートとして浜松版のデザインコンテストも行われ、デザイン採用者への表彰なども行われました。
 メインステージイベント メインステージでは県警の吹奏楽団やトークショーが開催されました。
日曜日のトークショーではH・Y・S社のデザイナーの方を招いてデザインについて普段は聞けない開発秘話を話していました。
おそらく来場者よりもパネラー自身が他社デザイナーの話に興味津々だったハズ。

ちなみに総合MCは浜松出身のフリーアナウンサー、三井忍さんです。BS11でのモトライズでMCを担当していた女性といえばピンとくるかな?
 
移動販売&支給弁当   パレードラン参加者に配布されたお弁当をもらい、相方の分はもらえなかったので多くの移動販売車の中からピザを購入して関係者用のクーラーの効いた部屋で昼食です。

相方購入のピザは軽トラの中に石窯があってその場で生地を伸ばしてトッピングして1分ほどで焼き上げたピザです。これで¥500ならお買い得でしょ? 
そしてボクの弁当はヒレカツ弁当となっていましたが、フライ3種類の中でヒレカツは超ミニミニサイス、1切れでした。(涙)
 
  

 一人参加であれば色々なイベント時間まで待って見学していきたかったのですが、相方が退屈するし灼熱地獄のパレードランで疲労の色が見えたので早めに会場を後にしました。昨年は震災の影響で、規模が縮小された上に自動車・バイク関連企業が集中する浜松地区という事で輪番操業の影響をモロに受けて盛り上がりに欠けたそうですが、今年はその反動もあってか二日間で来場者数もかなりの数に上った様です。

浜松というローカル地域のイベントですが、今後もマンネリ化を避けるアイデアを盛り込んで、長く開催し続けて行って欲しいと思います。


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