VOL. 35
● 同僚とちょっとリッチな白骨温泉ツーリング
2009年9月26日(土)~9月27日(日)
今夏に勤務先が技術研究所から工場へと異動となり、工場の同僚から一泊ツーリングに誘われたのは7月末の事。親睦を深める為に二つ返事で承諾してから二ヶ月。ようやく一泊ツーリングの日がやってきました。技術研究所勤務時代はバイク乗りが多いにも関わらず、日帰り半日ツーリングばかりでガッツリ走る機会はなかったので久しぶりの同僚との宿泊ツーリングとなりました。今回のメンバーはシルバーエイジの50歳代が3人。ボクと企画幹事さんの2人がアラフォーのオールアダルト(おっさん?)メンバーです。バイクも排気量順にCB1300SF,H-D883,CBR1000RR,VFR800,CB750Fとバラバラ。特に企画幹事さんのCB750Fは1970年代後半モデルの年代物なので最新モデルに混ざって走行できるか?が注目されましたが、そこはさすが、アダルト(おっさん)メンバー。マスツーリング初体験の企画幹事さんを先頭とする事でペースは必然的にCB750Fペースとなる事になりました。ツーリング1週間前にH-Dオーナーがエンジンブローで不参加となった事で結局、4名でのツーリングとなりました。今回は宿泊でのマスツーリング初体験となる企画幹事さんの入念なプランニングによるツーリングとなったのでした。
1日目:9月26日(土)
当日は引佐町井伊谷の農協に7:30に集合。ボクは集合前にいつものエクスプレスで給油をしてから向かったので時間ギリギリに到着。他の3名は既に到着していてボクを待っていました。トイレを済ませて企画幹事さんを先頭に出発。国道257号線→県道32号線→国道257号線→国道153号線で長野県平谷村の【道の駅・信州平谷】へ。ここで休憩をしてこの次のルートを確認です。予定では飯田山本ICから中央道に入り長野道経由で松本ICまで向かいます。全員、出発時には満タンとしていますが燃費がバラバラで松本までガソリンが持たないバイクもいた為に休憩と給油のために駒ケ岳SAに立ち寄る事にしました。給油のタイミングを合わせる為にここで全員給油を済ませ松本ICを目指します。
ここで以外にも一番遅い(失礼!)と思っていた企画幹事さんのCB750Fですが、CBR1000RRが2番手で走ってペースを作ったおかげでMax140Km/h程で猛ダッシュ。ボクが一番ツーリング向きの楽チンバイクでツーリング慣れしているという理由で最後尾を走行していましたが、CB750FとCBR1000RRはあっという間に点になってしまいました。後ろからはどう見てもCBR1000RRがCB750Fを煽っている様にしか見えませんでしたが・・・。あとで聞きましたが企画幹事さんは格安を理由にCB750Fを中古で入手後、今までエンジンを回す機会がなかったとの事でこの高速走行中にエンジンにアタリがついた模様です。でもカウル付きバイクの様にはいかずフロントの接地感が無くなりフラフラした事で、飛ばされないかビクビクしながら走行していたとの事ですが。皆さん、マージンを持って走りましょうね。
松本ICを降りて松本市街地方面へ。当初の予定では11:00に松本着で松本城観光をしてから昼食の予定でしたが、すでに12:00を回ろうかという時間になっています。またボクは3日前に松本城に行ってきたばかりだったので土日祝日情報として天守閣内に入ると1時間以上は出る事ができない旨を伝えると、昼食前に行くのは無理だということで先に昼食を食べに行く事にしました。行先は企画幹事さんが調べたお蕎麦屋さんで【こばやし 本店】さんです。地図では松本城大手門近くにありますが、一方通行の狭い路地にあるとの事でどこから入ればよいか分りません。また先頭の企画幹事さんはあろうことかタンクバック等を帯行しておらず正確な場所を把握していませんでした。松本城に向かう途中の右手にお店の看板が出ていたのに気付いたボクは後ろから合図をしましたが他の3名は、『こばやし』の『こ』の字は旧字体の難しい表記であった為にそれとは思わなかった様です。ボクはタンクバックの地図で場所を把握していたのでボクが先頭に出て店まで行きます。それでも「こんな狭い場所に人気店があるの?」と思うほどの場所にありました。駐車場の隅にバイクを停めさせてもらい店内へ。お昼時なのに人気店の割にはお客さんが少ないなぁと思っていたらボク達が入店して10分程でお客さんが次々に押し寄せ、瞬く間に満席になったのでした。流石は人気店です。もう少し遅くに到着していたら入店待ちになるところでした。
このお店のそばは自家製面で店内で打っている様子をガラス越しに見ることができます。4名全員が『ざるそば2枚重』を注文。すると最初に薬味として生の山葵が出てきました。自分で山葵を擦りおろして、つけ汁ではなく風味を味わうために山葵はそばに付けて食べて下さいとの事でした。間もなくしてそばが供されてきました。言われた通りに山葵をそばに付けて、つけ汁に少し浸し口の中へ運びます。山葵のツーンとした香りの後にそばの風味、そして最後につけ汁の鰹だしの甘辛い味が口の中に広がります。食べ終わって3枚は行けたかな?と思いましたが、昼食には2枚でちょうど良い満腹感でした。このお店は皇室の方も来店されたことのある由緒あるお店らしいですよ。
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7:30に集合 | 風味豊かな手打ちそば | 道の駅・風穴の里でおやき |
食後の予定は松本市美術館と美術館に隣接する喫茶店でティータイムの予定でしたが、午前中の松本城観光も済んでいません。せっかく松本市に来たのに松本城観光をせずに松本市美術館を優先するのはもったいないので松本城観光を勧めましたが、シルバーの二人は「俺らはどっかで座って待ってるからお前ら二人で行って来い!」と言い出しました。ボクは3日前に来たばかりでどうしても行きたいという訳でもなかったので、最終的には企画幹事さんの判断に委ねる事にしました。企画幹事さんは「自分が観光を諦めれば済む話で、観光はまたの機会にすればいいや」という事で松本城も美術館も行くのを中止にし、早目に本日の宿泊先である白骨温泉に行ってこちらでのんびりとする事にしました。しかしチェックイン時間にはまだ早いので途中で休憩しながら行く事にしました。
松本市街から国道158号線(通称、野麦街道)で上高地方面へ。15年以上前にこの道を走行した事があるのですが、上高地から松本方面に向かった事と当時とは周辺の景色も変わっていて全く覚えていません。一度走った道は殆ど記憶できるのがボクの唯一の特技ですが、景色が変わりすぎるとダメですね。梓川沿いの【道の駅・風穴の里】で休憩予定でしたが、少し前から企画幹事さんのCB750Fの走り方がおかしくなってきました。そしてとうとう道の駅の目の前で路肩に停止してしまいました。シルバーの二人は先に道の駅に入りましたが企画幹事さんが停止した事をミラー越しに見ていたボクは「トラブルか?」とUターンして確認しに行きます。「どうしました?何かトラブルですか?」とボク。すると企画幹事さんは「眠くてもう走れない・・・」とビックリ発言。実は夜勤明けで前夜は2~3時間程しか寝ていなかった模様です。目の前が休憩予定の道の駅である事を告げて頑張ってそこまでバイクを進ませます。到着後、長めの休憩として企画幹事さんは木陰のベンチで仮眠を、その間、ボクは昼食で少し食べ足りなかったのでおやきで穴埋め。30分程の仮眠のおかげで企画幹事さんの睡魔も少し回復したので出発します。国道158号線→県道84号線で現在はマイカーの乗り入れが禁止されている乗鞍方面へ。白骨温泉につながる上高地乗鞍林道入口のドライブインに立ち寄り時間を調整します。この辺りは朝夕の気温差が大きいのか、既に紅葉が始まっていました。
14:30に出発し白骨温泉峡につながる上高地乗鞍林道へ。昔は有料だった覚えですが今では無料化されている様です。乗鞍に来たのはRVF/RC45を手に入れた頃にホンダVTR1000Fオーナーズクラブの全国オフにスクーデリア・オクムラの常連としてお店の方とご一緒させてもらった時以来ですから十年近くも経ったんですね。狭い山道を20分程走行した右手の峠の眼下に白骨温泉峡が見えてきました。その中でも一番奥にあり遠目からでもその大きさが分かる建物が本日の宿泊地である創業260余年の老舗旅館、【白骨温泉 湯元斉藤旅館】さんです。ツーリングのお誘いを受けた時に旅館と聞いていたので普通の旅館をイメージしていましたが宿泊料金を聞いた時に「高っ!!」と思って、旅行の頼れる情報誌・まっぷる長野に目を通したら【一度は宿泊したい宿】として紹介されていました。白骨温泉のなかでも一番歴史が古い旅館だそうです。その建物の作りを見て新旧の建物が入り混じり大きな旅館だなぁと思いましたが、ここは国定公園内である為に無許可で開発が出来ないので古くなった建物だけ取り壊して同じ場所に同じ規模での建て替えを繰り返して現在に至るそうです。到着すると企画幹事さんが受付をしている間にウェイティングルームに通され、抹茶と和菓子でおもてなし。チェックイン手続きと部屋の準備ができると4ランクある部屋の内、一番リーズナブルな牧水荘の部屋へ。一番リッチな部屋は旅番組なんかで紹介される様な露天風呂付きで部屋食となる1泊3万円以上のお部屋です。お忍び旅行にはもってこいですね。
牧水荘は部屋食ではなく、お食事処(食堂)での食事となります。夕食前に温泉に浸かって初日の疲れを取る事にしました。事前に館内にある温泉浴場までの行き方の説明を受けましたが迷路のような回廊とエレベーターを乗継ぎ、ようやく到着。途中のエレベーターでは迷って部屋に帰れなくなっていたご婦人もいましたが・・・。温泉は内風呂と露天風呂の2種類、そして少し離れた場所にある地獄風呂と名付けられた屋根も何もない野天風呂の3種類です。今回は地獄風呂には入りませんでしたが、ここは紅葉の時期になったらとても趣のある景色に彩られて綺麗だろうなぁと思いました。満天の星空を眺めながら長湯するのもいいかもしれません。もう少し歳を重ねてゆとりができたらのんびりと来たいですね。ちなみに混浴ではありませんので、あしからず。
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峠から白骨温泉峡を望む | 斉藤旅館エントランス | 本館前にて |
夕食は13種類からなる懐石風コースとなっていました。一度に全てがテーブルに並べられるのではなく、時間をかけて1品ずつ給仕されます。メニューは『長月』というコースで持ち帰ったお品書きによると
・食前酒 : 果実酒
・先付 : 里芋豆腐
・前菜 : 旬の肴三種盛り
・御造里 : 大岩魚のマリネ高原野菜添え
・小鍋仕立 : 木の子鍋 鴨団子味噌仕立て
・焼物 : 金目鯛笹焼き
・台の物 : ハーブ鶏陶板焼き
・揚物 : タラバ蟹五色揚 青味 アンデスの紅塩
・蓋物 : べに花饅頭
・御食事 : まるじゅう御飯
・止め椀 : 信州そば
・香の物 : 香の物三種
・水菓子 : 季節のフルーツ
となっています。1品の量は決して多くはないですが、温かい物は温かいまま、冷たい物は冷たいまま給仕する事で味を損ねることなく、ゆっくりと時間をかけて食べたおかげで意外とお腹がいっぱいになりました。当初、宿泊料金を聞いた時には正直、高いなぁと思いましたが、その佇まいや歴史,料理などを見れば納得できます。
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夕食風景とお料理一覧 |
部屋に戻るとすでに布団が敷かれていました。寝不足の企画幹事さんは布団に吸い込まれる様に就寝。ボクと他の二人は22:00頃まで格闘技番組を見ながら起きていましたが、流石に疲れたのかほぼ同時に寝入ってしまいました。しかし夜中に部屋の中が暑くなって全員、何度か起きてしまいました。あまりにも暑かったのでガラス戸を少し開けて室温調整。一番ガラス戸側で寝ていたボクは暑くなったり寒くなったりで大迷惑でした。翌朝、部屋の窓の脇で暖房が作動している事に気付きましたが後の祭りです。暖房が効かせてあるなんて説明がなかったヨ。
2日目:9月27日(日)
就寝中、暖房が効き過ぎたおかげで寝汗で全身がぐっしょり。でもここは白骨温泉。朝風呂に行って下さいと言わんばかりに全員、朝食前に朝風呂に行く事にしました。さすがに2回目ともなると温泉浴場までの道程も慣れたものです。この旅館では男女の浴場の入れ替えと掃除の為に深夜の1時間だけ利用できなくなりますが、それ以外の時間帯はいつでも利用できます。前夜は女性用だった浴場が今朝は男性用となっています。この日の男性用は女性用の奥側に立地していた為に景色があまり見られませんでした。やはり両方入ってみなければ分らないこともありますね。
朝食は前夜の夕食と同じく食事処へ。白米かお粥を選び主菜は朝から湯豆腐となる豪華な料理です。いつも思う事はこういう旅館等にくると普段の夕食よりも豪華な内容になります。またサラダバーやドリンクバーもあり、海外からの宿泊客向けにパン等も用意されています。朝から二杯飯を食べ今日の走行に備えます。部屋に戻る前に売店で自宅へのお土産を購入。部屋にお茶菓子として出されていたこの旅館特製、販売数限定の温泉饅頭を購入。数量限定なので午前中の内に売り切れてしまう人気商品だそうです。
部屋に戻り出発の準備をしてフロントまで。精算後に従業員の方々に荷物を持ってもらいながらバイクに向かいます。この時期は朝露でバイクが濡れてしまうものですが、前日にブルーシート等でバイクを覆ってほしい旨を伝えたところ、しっかりとカバーをしておいてくれました。こういう心遣いが老舗旅館らしいですね。閑静な温泉峡にこだまするバイクの暖機音。宿泊客や周囲の旅館に気遣ってあまり吹かさないようにして8:30に本日の目的地である岐阜県高山市に向けてボクの先頭で出発します。
前日走行した道順を逆に、上高地乗鞍林道→県道84号線→国道158号線に出たところで左折し岐阜県方面へ。狭い峠道を走行する事は避け有料道路となる安房峠道路を経由して再び国道158号線へ。乗鞍高原の北側を走行しながら高山市街を目指します。高山市街地まではほぼ道なりで信号も少ないのでスムーズに流れていました。途中、後続のCBR1000RRと企画幹事さんのCB750Fの姿が見えなくなったので何かトラブルか?と思って引き返して様子を確認しに戻る一幕もありましたが、企画幹事さんのシート後部に括り付けた荷物が荷崩れして落ちかかったとの事でパッキングし直していたとの事でした。
高山市街へは10:00頃に到着。駐輪できる場所を探して高山陣屋まで行こうと思いましたが、CBR1000RRオーナーが、こっちと合図して江名子川沿いの歩道に路上駐車する事にしました。高山陣屋をはじめ古い町並みまでは少し歩く事になりそうです。この日は日曜日という事で宮川朝市や高山陣屋前朝市が開催されていました。宮川朝市を眺めながら観光の起点として高山陣屋まで歩いていきます。高山市へは昼食として飛騨牛を食べるのが目的として立ち寄りました。当初の計画では郡上八幡で飛騨牛を食べられるお店があるとの事でそちらに向かう予定でしたが、浜松に帰るまでに高速道路を2回利用する事になってしまい、ETC休日割引で1回の利用が¥1000であっても余分な出費となり遠回りになってしまうので、その分の高速代を高山市街で少し豪勢な昼食としようと前夜に話し合って決めたのでした。
シルバーな二人は高山市の観光人力車のスタッフを捉まえ、どこか美味しい飛騨牛料理店がないか聞き出してきました。ボクはこういう場合、事前にリサーチしておくか自分の足で色々と見て回ってお店を決めるので探し方は人それぞれだなぁと思うのと同時に観光する気ナシだな・・・と思ったのでした。古い町並みの幹線道路沿いにボルトやナットで制作した作品を販売しているお店があったので全員で入店。結構、気に入った作品もありましたがそういう物に限って展示用の非売品だったりします。非売品となるとますます欲しくなってしまったよ。
教えてもらった飛騨牛料理店以外にも高山市街地にはたくさんの飛騨牛料理店や販売店があります。その中でも観光情報誌やネットの口コミで紹介されていたお店が高山陣屋からすぐ近くにあったのでそちらのお店の様子を見に行きましたが開店が11:00からとなっており、ステーキは洋食となっていたのでシルバーな二人は少し敬遠気味。もう少し他にお店がないか探す事にしてバイクを駐輪した方面へ戻った路地の奥に飛騨牛を定食で提供している【美味彩々・味処 やぐら】さんを発見。こちらも開店は11:00となっていましたがあと30分もすれば開店となるのでそれまでの間、観光する事を提案しましたがシルバーな二人は動きたくないらしく「俺たちはここで待っているからお前ら二人で行って来い!」と昨日も聞いたフレーズ。仕方がないのでアラフォー二人で古い町並みを散策する事にしました。途中、飛騨牛握り鮨(2カンで¥500)を売っているテイクアウト専門のお店がありましたが、この後にステーキ定食を食べるのでその時は買う事を断念しました。古い町並みをとりあえず一回りして気になるお店などをチェックしておいて帰りに再び訪れる事にして開店時間となった【やぐら】さんへ。アラフォーの二人は一番安い¥3500の飛騨牛和風ステーキ定食(A-150g)を、シルバーの二人は定食にはせずにA-150gのステーキ単品と飛騨牛握り鮨(2カンで¥600)を注文。それを聞いた時に定食の方が安く済むのに・・・と思いましたが、値段よりも質と量(この場合は少食)を重視した様です。この飛騨牛握り鮨はつい数分前に見た物と同じ様な内容でした。もちろん、観光地化された場所で売られている物よりもしっかり握られており肉も上質だと思われます。ステーキ定食を完食後、かなり満腹となりましたが、握り鮨を見て先ほど見た握り鮨を絶対に買い食いして行こうと決心しました。
食後はバイクに戻る途中で企画幹事さんがお土産を購入したいというので、シルバーの二人には先の駐輪場所まで戻ってもらいアラフォーの二人は買い物ついでに飛騨牛握り鮨を折半する事にしました。生肉ではなく少し炙ってタレを塗ってありました。エビせんべいをお皿代わりにしてあり手軽に飛騨牛を味わうには良いですよ。企画幹事さんは高山ラーメンを買って帰りたいという事で途中にあったお土産屋さんでラーメンゲット。ボクは今朝、温泉饅頭を買ったのでここでは買い物なしとしました。
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高山の古い町並み | 飛騨牛ステーキ 150g | 飛騨牛握り鮨 |
バイクに戻りあとは浜松へ帰るだけです。高速道路に入る前に給油したかったので事前にネットで調べておいた高山清見道路の高山西IC近くにあるエクスプレスに向かいました。ボクはスピードパスを持っているので可能な限りエクスプレスを利用しています。またボクの持っているツーリングマップル中部北陸の2005年度版では高山西ICが起点となっていますが、最近は高山市街まで道路が延びているそうです。ICに入った時に起点のはずなのに高山市街と表示されたランプウェイがあったので、おかしいなぁとは思ったんですよ。飛騨清見から東海北陸道路に入り途中、ひるがの高原SAで休憩した以外はひたすら南下。SAを出発するのが少し遅れたボクは他の3人から離れてしまい結構なペースで追いかけます。郡上八幡付近でようやく追いつきましたが、またもや企画幹事さんを先頭に全開走行を敢行していました。ボクのVFR-VTECはカウル付きでフルパワー化してあるので全然、苦ではありませんでしたがネイキッドの二人は大変だった模様です。美濃関JCTから東海環状道路に入り美濃加茂ハイウェイオアシスで休憩。このハイウェイオアシスがある場所は短大時代を過ごした隣町であり土地勘もあるので懐かしく感じました。それにしても高山市街を出発してからここまで2時間も要していません。ここから浜松まで1.5時間位なので高山までは4時間もあれば行く事が可能となっていました。以前は下道で半日以上も掛ったものですが高速道路の開通で高山も随分と近くなったものです。ボク以外の3台は浜松までガソリンがもたないという事でここで最後の給油を済ませ東海環状道路→豊田JCT→東名高速道路で赤塚PAに立ち寄り休憩後、流れ解散となりました。ボクは浜松西ICで降りて17:30頃に帰宅。もっと遅くに帰る予定だったので夕食の準備がされていなかったので自宅の目の前にあるショッピングモールに夕食を買い求めに行ったのでした。
現在の勤務先に転職してから初めての同僚との宿泊ツーリングでしたが、なかなか楽しかったです。ただ二日間も要した割には前の週に日帰りでいった松本ツーリングとそんなに走行距離が違わないという事でVFR-VTECとしてはちょっと走り足りなかったかな?
二日間の走行距離:613Km