Vol.5
●目指せ!北の大地 2005

1) プロローグ

 毎回、奇数年に訪れている北海道ツーリング。今回は4回に分けて計画してきた北海道海岸線1周制覇の完結編である。今回の走行ステージは函館に代表される渡島地方。苫小牧から渡島半島を走り積丹半島に抜けるルートである。車両も前回のVFR800からVFR-VTECとなりフルパワー化も果たしてフル積載状態でのパワー不足も解消。タイヤもミシュラン・パイロットロードに交換しトリプルパニアケースもVFR800から引継ぎ、荷物の準備も万端。前回と同様に2ヶ月前には有給休暇を取りフェリーの予約。前回は往路の予約時に復路分も予約できたが、今は復路分は復路分として乗船2ヶ月前でなければ予約できないとの事でとりあえず往路分を予約したが2等席が満席でB寝台になった。復路分はあらためて会社からコッソリ電話して無事、予約完了。
 前回は乗船予定日に台風の直撃に遭い欠航するというハプニングに見舞われたが今年は大丈夫そう。しかし、夏期休暇に入った途端、日頃のストレスからか熱が出てきてダウン。出発前日に行われた会社の納涼会もお目当ての景品がゲットできなかったので、そこそこに切り上げて帰宅し薬を飲んで早く就寝した。明日は仙台に向けて出発だが大丈夫か? 


2) 1日目(8月8日) 浜松〜仙台〜苫小牧

 4:30起床、5:30に自宅を出発。今日は行きがけにForce V4 owners club関東地区会員の『おむすびさん』とモーニング・プチオフの予定。実は8耐のプログラムを渡す約束になっていたので用賀IC近くのファミレスで8:00に待ち合わせ。東名高速をは順調に走行していて気付いた事は、前に乗っていたサスチューニング済みのVFR800に比べ同じ積載状態でもフロント周りの接地感が抜群に良いという事。よりタンデム走行を想定して開発したという開発者の話は本当の様で、フロントカウルの尖ったデザインもダウンフォースを得る効果を発揮していると思われる。フルパワー化の恩恵もあり疲労が少ない事が確認できた。7:30頃に東京ICを通過したものの用賀出口までは大渋滞。出口手前1kmから路肩走行を決行するが後方より景気の良いサイレンの音が。「しまった!ロックオンされたか?」と思ったが、死角となる場所に停車してこれから取り締まる準備をし始めて事なきを得る。ちょうど8:00にデニーズに到着。店内に入ると『おむすびさん』はまだ到着していない様だ。携帯メールで到着したことを知らせると彼も程なくヘルメットを抱えて到着。「その格好のままバイクで仕事に行くの?」と私。「都内はバイクの方が楽なんです」と彼。モーニングセットを注文してオーナーズクラブの事とかレースの事とか新生鈴鹿サーキットの話題(F1を見に行くらしい)で盛り上がります。1時間半位、話し込んで駐車場で記念撮影。関東でもモーニング・オフは初めてなんだそうな。(オールナイトは頻繁にあるらしいケド・・・流石、眠らない街、TOKYOだ!)

 国道246号線のサウナの様な渋滞で滝の汗を流したのが功を奏したのか体調不良も回復。渋谷ICから首都高に入り、C5⇒C2経由で東北道へ。蓮田SAで給油するか迷ったがまだ燃料計の目盛りは3目盛り残っていたので次の佐野SAで休憩・給油を取る事にする。
 佐野SA手前で燃料計のアラームが点滅し始めるが、この時点で4Lは残っているのでハズなので余裕の給油。18Lを給油して燃費は18.9Km/L。前回はここからフェリーのキャンセル待ちの状況を確認したが、今年はその心配はなし。しかし、到着して「今日は欠航です」なんて言われたらどうしよう・・・なんて事も考えたが汗ばむ陽気の中、欠航になる理由が見つからない。さあ、気を取り直して出発だ!

 しか〜し!不安が増す事態発生。宇都宮から先の上空が真っ黒なのである。しかもヘルメット越しでもハッキリと聞こえる「ゴロゴロ!ドッカーン!」という雷音。慌てて最寄のPAに滑り込み、暫く雲行きを眺める為にさっき朝食を食べ終わったばかりであったが立ち食いソバで昼食。この時、天ソバの食券ボタンを押すつもりが山菜ソバと押し間違える痛恨のミス。山菜はあまり好きじゃない私。上空の真っ黒い雲は一向に去る様子は無く対向車線の車は明らかに濡れている。「仕方が無い。レインスーツを着るか・・・」やっぱり雨男なのか。VFR-VTEC MLのメンバー(特に善さん)が同じ日に北海道に向かっていない事を祈るばかりだ・・・。レインスーツを着て本線に出ると待ってましたとばかりにドシャ降りの雨。結局、仙台に到着するまで降り続きました。

 夕方17:30頃に仙台港に到着。乗船待ち駐車場の先頭にバイクを並べる。乗船時間が近づくが意外とバイクが少ない。会社員なんかはきっと前日の日曜日に乗船したんだろうな。18:30から乗船開始。往路は2等席が取れなかったが原因は高校生らしき団体客が貸切としていました。
 B寝台に荷物を置き、まずは入浴。ここでも高校生が幅を利かせていました。「チッ!近頃のガキ共のマナーの悪さときたら・・・」と親父臭い感情を抱くも口にすると何されるか分ったものではないので無視。その後はレストランでバイキングディナー(¥1,800)で夕食。しかしここでの食事が後の道中で落とし穴に陥るとは知る由も無い。いつもそうだが、「バイキング・食べ放題」の言葉に本能のまま行動し、お腹いっぱいになるまで食べなければ気が済まない貧乏人の性。実は写真以外にあと2品、食べています。

 寝台室に居ても暇なのでラウンジのテレビで時間潰し。野球中継やら世界陸上があちらこちらのTVで放映されています。23:00頃に寝台室に戻って就寝。明日はいよいよ北海道上陸だ。 

モーニング、プチオフ 太平洋フェリー きそ号 バイキングディナー
走行距離 636Km
飲食代 ¥4,025
交通費 ¥30,900
ガソリン代 ¥2,233
宿泊代
雑費 \5,250
平均燃費 18.9Km/L

3) 2日目(8月9日) 苫小牧〜支笏湖〜洞爺湖

 10:30の入港までにはまだ時間がある。前回は朝食もバイキングとしたがここはグッと我慢してカフェテリアでのモーニングセット(¥650)を注文。
そして10:30分、苫小牧に到着。走り出すと気温は22℃。夏用のメッシュジャケットで来た為、涼しいを通り越して寒い位だ。今日は支笏湖経由で洞爺湖湖畔でキャンプ予定。国道276号線を北上していきます。日陰となる部分では20℃の気温。余りにも寒い為、持ってきたフリースを着込むか迷ったが陽が差す場所では心地よい気温だった為、そのまま走行。支笏湖は初めて訪れる場所でどこが観光ポイントか分らなかったのでとりあえず国道453号線方面に進む。程なくして観光地らしい場所に到着したので駐車料金を払って湖方面へ歩いていく。駐車場と湖の間にはお土産やと食事処が立ち並んでおり昼食もとれそうだ。湖で記念撮影と思ったが支笏湖の全景を撮影できるポイントが無く伊達山と白鳥(ボート)をバックにパチリ。観光船も就航していたがあまりのんびりしても居られなかったので昼食にします。どこのお店も鱒を看板にしている様であるが結構な値段で基本的に魚が苦手な私としては、お勧めランチメニューとして出ていた「ジンギスカンハンバーグ丼」なる物を注文。炭火焼のハンバーグであったがラム肉かどうかは分らずいじまい。

 その後、国道276号線経由で大滝村方面へ。今ツーリング初めてのホクレンフラッグを入手すべく、ツーリングマップルで確認して大滝村のホクレンGSへ。ホクレンは日曜日休みが多いが今日は火曜日なので営業しているハズ。しかし、たまに地図には載っていても店が無い場合があり「村」のお店なので到着するまで心配。しかも支笏湖から最寄のガソリンスタンドは苫小牧市に戻るしかなく万が一、営業していなかったら完全にガス欠でアウト。本当に営業しているのか?と思わせる程の佇まいであったがとりあえず今ツーリング初のフラッグもゲット。
 長流川沿いを走行していると北湯沢温泉郷付近で川底の色が変わっている場所を発見。バス停にバイクを停めて歩いていくと「白絹の床」とある。写真ではその表情を表すのは難しい程の綺麗な川でした。壮瞥町からは町道2号のややタイトなワインディングで登別方面へ。国道36号線から室蘭市内を抜け地球岬へ。ここは以前、勤めていた会社の冬季試験で毎年、北海道を訪れていた時の帰り道に立ち寄った事はあるが夏に来たのは初めてだ。一面の水平線で地球の丸さが分るらしいが生憎、霧で何も見えず。とりあえず地球岬に来た事を証明できる記念碑前で記念撮影をして本日の目的地である洞爺湖を目指す。

 室蘭市内の白鳥大橋を通って再び国道36号線へ。虻田町から洞爺湖方面に入る。実は2回目の北海道ツーリングの際にフェリーで知り合った青年から洞爺湖湖畔のキャンプ場に連れて行ってもらい宿泊した事があるのだが、この時の印象が良かったので再び訪れる事とした。洞爺温泉街のセイコーマートで夕食の弁当と飲み物を買い、湖畔の半周程を走行して曙公園へ。ここは芝生が敷き詰められていてクッションが良好。前回と全く同じ場所にテント(もう10年近く使用している南海部品製のツーリングテント)を設営して近くの「洞爺温泉いこいの家」の銭湯(¥370)へ。一日の疲れを癒してテントに戻る。『善さん』から北海道に来ているメールが入り、翌日に同じ函館方面に向かうとの事で、どこかで会いましょうという事になった。この時期は21:00頃から洞爺湖温泉街の計らいで100発程の花火が毎晩、打ち上げられると聞いていたので水辺まで近づき、夜空を見上げて待つ事数分。まもなく花火の音が聞こえてきたが湖の対岸付近の温泉街であげている為、遠すぎて殆ど見えず。
 テント内で野球中継のラジオを聴きながら就寝。前回は台風の影響で1回もキャンプができなかったので4年振りのキャンプとなった。 

カフェテリアでのモーニングセット 苫小牧港到着 さ、寒い! 昼食はジンギスカンハンバーグ丼
走行距離 214Km
飲食代 ¥2,785
交通費
ガソリン代 ¥2,415
宿泊代 ¥\500
雑費 ¥\470
平均燃費 19.8Km/L

4) 3日目(8月10日) 洞爺湖〜長万部〜森〜恵山〜函館

 北海道2日目の朝は絶好のツーリング日和。朝早く、清掃管理費という名目で観光職員さんが¥500の利用料を徴収しに来ます。このロケーションでこの料金であればリーズナブルだと思いますが、如何でしょうか?今日は今回のツーリングのメインステージとなる渡島半島の太平洋側を走行して函館へ抜けるルートです。出発準備をして洞爺湖を見渡せる展望台に向かい朝日を浴びる洞爺湖を撮影します。薄い靄が掛かっていましたがなかなかの景色。靄が晴れていく様子を暫く見入っていました。そこからは程近い昭和新山を目指します。ここは今でも活動が活発な活火山。周りには近年、大規模な噴火による被害をもたらした有珠山もあり地球の息吹を感じられる場所です。ここで軽い朝食をとる予定でしたが生憎、時間が早い為かお土産物店も開いていません。お昼に長万部でかにめしを食べる予定だったので余りボリュームのある朝食は取れない為、結局、国道37号線に出てコンビニで軽く済ませます。(昨晩からコンビニ2連続。この後、更にコンビニのお世話になる事に・・・)


 30分程、走行して11:00前に「かにめし」で有名な「かにめし本舗かなや」さんへ。営業開始は11:00からの為、5分ほど外で待ちます。他にもツーリングライダーが2名来ていました。店内に入ってメニューを見るも、やはりお目当ては「かにめし(¥1,000)」という事でそれを注文。10分程、待ってお待ち兼ねの「かにめし」が登場。ツーリングガイドにも紹介されていた通り、下の御飯が見えない程、ビッシリと毛蟹の身が引き詰められていました。
 ちょっと贅沢な昼食を堪能して外へ出ると学生チャリダーが到着。「ここがかにめし屋さんですか?蟹はたくさん食べられますか?」と聞いてきたので「お重に入っているから量は限られるけど値段の割には美味しかったよ。量もそれなりにあるし」と応えながらカメラに収めた写真を見せます。「ここからもう少し八雲方面へ行ったところに長万部の物産センターがあってそこでは食べ放題があったハズ」と教えてあげると「行ってみます」と彼。若いっていいなぁ。物産センターで食べ放題のお店が営業していたことを祈るばかりです。

 森町から国道278号線へ。蟹の次は烏賊、という訳で今度は「いかめし(¥470)」の駅弁で有名な函館本線の森駅を目指します。お昼時という事もあり出来立てが並んでいました。やっぱり北海道に来ていて私と反対のルートで函館を目指している『善さん』もきっと欲しいというと思って2箱を購入。メールで連絡を取るとやはり購入希望のオーダーが。首尾よく手に入れたことを伝え函館市内で合流して手渡す事にしました。私は夕飯のメインとする予定です。このまま国道278号線で海岸線を函館に向かって進みます。途中、恵山なる観光スポットらしき場所があったので道道635号線へ。行き止まりの場所に「御崎」という無料の海浜露天風呂があるとの事で行ってみるが、とても入れる環境にあらず。一応、壁はあるものの外から丸見えです。海からの飛沫が路面を濡らす時間がしばらく続き函館まで10Kmを切ると周りの景色も賑やかくなってきました。

 函館ではデジカメやら携帯電話やらの充電を行いたかったので最初からビジネスホテルを利用予定。しかし予約はしていなかったので手当り次第に空き状況を聞いてまわっていきます。幸いにして以前、利用した事のある函館の朝市から近いビジネスホテルが空いていたのでチェックイン。コインランドリーも併設されていたのでたまった洗濯物を洗濯。函館山にはバスで移動し雲海の中を沈んでいく夕日を見ながら登頂。展望台の場所取りは熾烈を極めたが何とか最上部の隅を確保し三脚にデジカメを取り付け手ブレを防ぐ為にタイマー機能で数枚を撮影。次第に周りが暗くなり相対的に光のオブジェが浮き出してくる幻想的な景色に見とれます。『善さん』にメールして函館山に来れないか確認すると函館市街を挟んで反対側の大沼公園に程近い、きじひき高原にいるとの事。そこから函館山までは軽く1時間以上は掛かります。「大将、いかめしは申し訳ないですが食べてください。明日、長万部方面に行く際に立ち寄って購入していきます。その代わり、朝市で合流しましょう。」との回答。いかめしだけではやや寂しい夕食となってしまうので、またもやコンビニで惣菜とカップ味噌汁、飲み物を購入してホテルに戻ります。6時間以上経過した「いかめし」は冷めても美味しかったが、問題はその量。中身は餅米なので小さくても結構、ボニュームがあるのです。残す事はできないので時間を掛けて4ハイを完食。当然、お腹いっぱいになりました。その後にポテチも食べましたが・・・。果たして明日、朝市で楽しみにしていた海産物は食べられるのか?
 

洞爺湖湖畔でキャンプ 展望台からの洞爺湖 昭和新山をバックに
昼食はかにめし 函館山からの夜景 夕食はいかめし 4ハイ・・・
走行距離 277Km
飲食代 ¥4,024
交通費 ¥720
ガソリン代 ¥1,711
宿泊代 ¥6,800
雑費 ¥500
平均燃費 20.9Km/L

5) 4日目(8月11日) 函館〜松前〜檜山〜神恵内

 『善さん』とは8:30に函館駅前で待ち合わせ。8:00前にホテルをチェックアウトし函館駅から市場に繋がる交差点で待ちます。途中、カッポカッポと蹄を鳴らしながら馬車が通過。近代的な建物に生まれ変わった駅舎とのミスマッチが時代の流れを感じさせます。待ち合わせ時間から遅れること30分。信号で右折待ちしている『善さん』を発見。しかし、待っている交差点より手前で朝市方面に曲ってしまい慌てて追いかけるも見失ってしまった。駐車スペースは限られているので一番目立つ場所に駐車しメールで居場所を連絡。9:30頃にようやく会うことが出来ました。
 とりあえず朝食を取りたかったので市場の中をグルリと散策。お目当ての「イカソーメン」が食べられるお店を探したが、なかなか見つからず。結局、店先で茹で蟹や焼き蟹等を販売していて食事も出来るお店に2人して飛び込む。とりあえず「御飯と蟹の味噌汁セット」を注文し、おかずは折半で「イカ刺し」と「焼き鮑」を注文。朝から贅沢な物を注文してしまった。

 その後、自宅や親族へのお土産として蟹やイクラ等の海産物を購入し、宅急便で送る事に。ここで重大なミスが発覚!ツーリング3日目にして予算が赤字になる恐れが出てきた。「何故だ?」と考えたら前回の実績から予算編成をしたが、前回は5日で今回は8日の行程である。完全に読み間違えだ!しかも初日からフェリーでバイキングなんて食べてたら当たり前なのである。この時点で残りの宿泊は全部、キャンプが確定。食事も贅沢できずカードで支払いが可能なところはカード払いを決意。予備費があったのでギリギリで何とかなりましたが・・・
食後のデザートとして(緊縮財政にするんじゃなかったのか?)名物の「いかすみソフトクリーム:¥100」を購入。全然、クセがなく普通のバニラ味でした。

 今日はお互いの昨日のルートを逆方向へ走行するとの事で『善さん』とはここでお別れ。私は国道228号線を松前を目指して走り出します。最初の目的地は松前城。ツーリングガイドではライダーは武士の格好をして城内の公園を走るイベントに参加できるとの事でしたが生憎、時期が早かった様です。紫陽花が綺麗に咲いていましたが北海道では今が旬の季節なのでしょう。
 その後は江差を目指します。ここでは『善さん』から美味しい「ニシンソバ」のお店を聞いていたので是非、立ち寄りたいと考えていました。しかし函館の朝市を出たのが11:00。江差に到着したのは14:00を過ぎていました。時間が中途半端であった事と江差町内で夏祭りの屋台の引き回しを行っていてお店に近づけなかったので「
ニシンソバ」は諦めてセイコーマートで軽く済ませます。

 ここからは目的地の無い行けるトコまで行くというノープランツーリング。出来れば積丹半島まで辿り着きたいが時間的に難しそう。江差町内で道路を遮る様に停車していた不審車(老人が運転)が何の合図も無しに急に発進して体当たりしてきた時には流石にビビリました。1年前に同じような体当たり被害で重傷を負っただけに一瞬、悪夢が頭をよぎりました。路肩の歩道帯に乗り上げる様にして逃げて事無きを得ましたが当然、怒りの意思表示はしておきました。江差では開陽丸の資料館に立ち寄るつもりでしたが「ニシンソバ」のお店に気を取られて右側ばかり見てい為、左折案内看板を見落とすという初歩的なミス。江差町を抜けた時に見逃した事に気付くが後の祭り。「ニシンソバ」と共にまた訪れる目的が出来たとして諦めよう。

 大成町の道の駅で休憩をしツーリングマップルで本日のキャンプ地を探します。島牧村の国道229号線沿線に3箇所のキャンプ場があったので、これらのどこかで宿泊する事に決めた。しかし食事ができそうな場所は無くセイコーマートが1軒あるのみで温泉施設までも結構な距離がある。とりあえず島牧村に向かいセイコーマートで夕食を購入しようとしていると近所に住むご婦人が近づいてきて、「浜松から来たのかね?私は東京から帰省中なんですよ。」と話しかけてきた。これから向かおうとしているキャンプ場や近隣に食事が出来る場所が無いか聞くも、閑散としている村なので何も無いとの返事。そこへご婦人の知人で民宿を営んでいてウニを食べさせてくれるという方が通りかかったので宿泊可能か問い合わせてくれたが、既に緊縮財政モードに突入中の私には、¥5,000(ウニが食べられる事を思えば本来は大変、リーズナブルですが・・・)は贅沢。事情を話して遠慮させてもらいました。その後はコンビニで夕食を購入し目的のキャンプ場を目指します。しかし2箇所のキャンプ場はひと気が無く海水浴客が数名、居るのみ。最後となる3箇所目の大平海岸キャンプ場も基本的には海水浴客で占められておりライダーの姿は見えず。余りにも寂しい場所だったので諦めてもう少し大きい街まで走る事にした。そこから1時間弱走行して、泊原子力発電所の物々しい警備の横を通り過ぎて(こんな所でテロがあるのか?)神恵内村の前浜海水浴場キャンプ場(無料)へ。水洗トイレも完備されており近くに温泉施設もある。今日の宿泊はココに決定!
 テントを設営して、先ほど購入したコンビニ弁当で夕食。その後、近くの温泉施設「温泉998(¥500)」へ。ここは塩分を多く含んでいる温泉で(当たり前ですが、かなり塩辛い)湯冷めしにくいのが特徴です。波の音とやや強い風の音と迷惑なロケット花火の音を聞きながら眠りにつきます。

  
函館での贅沢な朝食 (蟹の味噌汁と御飯のセット&イカの刺身&あわび焼き) 
善さん 函館名物いかすみソフトクリーム 松前城
走行距離 387Km
飲食代 ¥2,894
交通費
ガソリン代 ¥1,929
宿泊代
雑費 ¥21,350
平均燃費 19.0Km/L

6) 5日目(8月12日) 神恵内〜積丹〜余市〜札幌〜夕張〜日高

 今日は今ツーリング最大の目的である北海道海岸線一周制覇の最終目的地である積丹半島を目指します。出発準備をして日本海側の国道229号線を北上していきます。途中、神威岬に立ち寄り岬全体を見渡せる展望台まで木製階段を登って行くが、登りきったところで息も絶え絶え。日頃の運動不足を痛感する。写真撮影をするものの、カメラでは納まりきれない風景にしばし見入るが実は疲労で動けず・・・。駐車場に降りてきてから石碑前でも記念撮影。朝食を取れるような場所が無いか探したが生憎、食事処は準備中。あきらめて積丹半島に向けて出発。ところが、積丹半島は想像していた風景とは大違い。多分、知床岬や北陸の東尋坊と同じで上空や海側から見れば雄大な景色が楽しめるのだろうが、両側を崖に囲まれた視界の狭い島武意海岸の展望台からでは岬全体は見渡せなかったのである。残念!最終目的地の風景が期待外れで拍子抜けしてしまいました。

 ここで朝食をと思っていましたが、やっぱり食事が出来る場所が1軒しかなく、ウニ丼が名物な土地柄らしいのでどれ位の予算で食べられるかサンプルに目をやると、あえなく撃沈。道道913号線沿線に多数のウニ丼を看板にしているお店があったが、どこも同じ傾向だろうと判断して人生、初ウニ丼は幻と終わったのでした。まぁ、庶民の味覚しか持ち合わせていない私にとって御飯が見えない程の大量のウニはちょっと、苦手ですが。ウニが駄目なら他の海産物を堪能しようという事でお昼も近づいてきていたので以前から一度、立ち寄りたいと思っていた余市の「かきざき商店」さんで朝食と昼食を兼ねたブランチを取る事に決めた。ここは1階が海産物屋さんで2階が直営の食事処となっていて格安で美味しい物が食べられると聞いていた。どんなに並んでも絶対にここで食事をしていくと固く決心してお店に到着。路上駐車している車やバイクもいたが駐車場の空きを待って駐輪。2階にあがり何を食べようかメニューを見ると本当に安い!一部に時価の文字が踊っていましたが写真のイクラ丼とホッケ単品の注文で¥932ですヨ。いくら安いとは聞いていても¥2,000位はするだろうと思っていたので、とてもお得な気分になりました。函館での朝食に続き満足の食事となりました。


 余市からは国道5号線で小樽方面へ。北海道に来る度に必ず小樽には立ち寄っていたが今回はそのまま通り過ぎ札幌を目指します。実は北海道到着と同時に従姉から携帯メールで「ROYCE」製の生チョコのお土産オーダーが入ったからです。どこで売っているのか分らなかったので、函館駅等で探していましたが生チョコだけは見つからず。他の「ROYCE」のチョコ製品の包装紙で札幌に本社がある事が分ったのでローラー作戦で本社を探せば専売店があるだろうとの読みでした。しかし札幌市内でのローラー作戦も空振りでなかなか本社が見つからず。駅の横に大きなデパートがあったので、ここでならあるかも♪と思いバイクを路駐してデパート内へ。しかし流石は札幌です。デパート手前のパセオという食品館に直営店があり念願の「ROYCE 生チョコ オーレ」を発見。しかし¥630の為に¥1,370の送料はもったいない。結局、ホワイトとココナッツ、そして北海道期間限定のフリュイの4品を購入して発送。無事、任務を果たしたのであった。ますます予算が厳しくなっていったのは言うまでもない。

 ここからは本当にノープランツーリング。海岸線1周も制覇したので引き続き内陸部ステージ制覇に取り掛かります。これも4回位に分けて実行する事にしよう。札幌で思いがけない時間のロスをした為、岩見沢方面から夕張へ抜けて夕張近辺でキャンプを張ろうと計画。札幌からは国道275号→国道12号線で江別,岩見沢へ。市道38号線沿線に観光できそうな場所があったのでそちらに進路をとります。市道38号線は適当なワインディングもあり快適なペースで夕張市方面を目指していきます。途中、「夕張めろん城」なる場所が会ったので休憩を兼ねて立ち寄ります。てっきり物産店でカットメロンにでもありつけると期待していましたが、残念ながらワイン工場を兼ねた町の産業振興センターでした。この先に「石炭の歴史村ファミリー:無料」というキャンプ場があったのでここでの宿泊を検討しましたが、どうもキャンピングカーや四輪車ばかりでライダーの姿は見えず。またツーリングマップルでは近くにコンビニも見当たらなかったので断念。しかも時間は15:00を過ぎている。ここから行けるコンビニと温泉が近くにあるキャンプ場としては日高町が良さそうだ。

 国道274号線に出て石勝樹海ロードを飛ばしたいところですが、前方を大型車に阻まれ快走できず
安全運転で日高町へ。富良野方面への交差点にあるセイコーマートで休憩して昨日、『善さん』から借りた北海道のツーリング情報誌で日高町のキャンプ場情報に目を通します。すると「沙流川キャンプ場」の評価が100点満点で最高の評価。歩いていける距離に温泉施設もあり、このコンビニから5分も掛からない距離だ。これは行かなければならないでしょう!という事で宿泊先に決定。あらためてセイコーマートに入り夕食の弁当と飲み物を購入して「沙流川キャンプ場(¥500)」へ。満点評価に相応しい設備で芝生張りは寝心地も最高です。セイコーマート日高店では店内で調理した弁当や惣菜を扱っており、他とは一味違う弁当(とは言ってもコンビニ弁当ですが・・・)が食べられました。食後は散歩を兼ねて隣にある「ひだか高原荘」の温泉(¥500)で入浴。今日は街中を走行したので疲れました。テントに戻って横になっていたらいつの間にか、寝入ってしまいました。

海岸でキャンプ 神威岬の石碑にて 本日のブランチ
走行距離 295Km
飲食代 ¥2,412
交通費
ガソリン代 ¥1,972
宿泊代 ¥500
雑費 ¥4,495
平均燃費 20.4Km/L

7) 6日目(8月13日) 日高〜富良野〜美瑛〜旭川〜上士幌〜日高

 今日は富良野・美瑛方面でマッタリモードの予定。占冠のホクレンでフラッグをもらうべく給油。しかしフラッグは寄付という名目で有料だった。支給品のクセに何に対する寄付なんだ?と思ってクレームをつけようと思ったが大人気ないので止めておいた。国道237号線でカメラをバイクに固定してセルフタイマーで走りながら撮影。流れる風景の写真を期待していたが失敗。国道38号線に入ったところのコンビニで朝食を購入して溜まった洗濯物をコインランドリーで洗うべく以前の利用した事のある富良野市内のコインランドリーへ。乾燥までの約1時間、買っておいた週刊誌で時間をつぶします。

 ラベンダーの季節は7月頃で見頃は過ぎているが富良野といえばファーム富田でしょう!という事で、ここなら他の花々も見られるだろうと期待して立ち寄る事にした。花の種類は良く分からない(赤い薔薇しか知らない フッ!)が、ハウス一面に咲き乱れているラベンダーは私にも分ります。もう1ヶ月早く、訪れる事が出来れば敷地一面に咲く光景が見られるとの事。しかし会社勤めのしがないサラリーマンには7月に1週間も休暇は取れないのです。売店でラベンダーソフトクリームを購入。もっとクセがあるかと思いましたが爽やかな香りがして暑さを忘れさせてくれました。


 ここからは美瑛の北西の丘へ。美瑛のパノラマ風景を見ながらジャガバターと茹でとうきびで昼食。これぞ北海道という王道のファーストフードをほうばります。その後、美瑛地区にある「マイルドセブンの丘」,「セブンスターの木」,「ケン&メリーの木」をグルリと観光して北西の丘に戻ります。ここで今日のキャンプ予定地の選定。上士幌町か池田町に大き目のキャンプ場があるので、どちらかにしようと決定。しかし美瑛からは国道274号線に横切る道が無い為、来た道を引き返して日高に戻るか旭川方面から層雲峡まわりで南下するしか無い。戻るのはおもしろくないので層雲峡方面から国道374号線に入るルートを選択します。

 旭川市内の渋滞を避ける為に市道37号→市道140号線で当麻町を抜け国道39号線に出ますが、片側1車線の国道は上川町まで数珠繋ぎの渋滞。路肩走行もできないので時間だけが無情に過ぎていきます。結局、層雲峡に寄る事も無く国道273号線に入って前方の視界が開けてからはスロットルをワイドオープン。途中の観光スポットのチェックをする間もなく走り続けます。三国峠はツーリング情報誌等でも紹介されている絶景ポイントですが、先を急ぐ事に気をとられていて休憩所を通り過ぎてしまいます。引き返す場所もなかったので諦めてそのまま突っ走ります。途中、国産高級車軍団が猛烈な勢いで追い抜いていったので、スイッチが入ってしまい追い掛け回します。おかげで早く上士幌町に到着。今日は美瑛から先、全く観光をしていないのでせめて「ナイタイ牧場」には立ち寄っていこうという事で道道806号に進路を取ります。この辺りでガソリン残量も厳しくなってきた。またあと10Kmも走行すれば、総走行距離が10000Kmに達する。曇り空の影響で肌寒い中、ナイタイ牧場への1本道を駆け上っていきます。牧場手前2Kmの地点で10000Km到達。記念撮影をして先を急ぎます。

 ナイタイ牧場は霧がかかっていて視界不良。晴れていればパノラマの風景が楽しめます。メッシュジャケットでは厳しいほどの寒さとなってきて時間も17:00を過ぎている。上士幌町まで戻った後、セイコーマートでホットコーヒーを購入し暖をとりながらツーリングマップルでキャンプ地を確認します。しかし帯広周辺は曇り空で雨が降りそうな雲行き。上士幌町と池田町のキャンプ場は諦めて昨日も利用した日高の沙流川キャンプ場まで足を伸ばす事に決めます。ルートを確認すると帯広まで出て国道38号線で日高に行くと渋滞が予想されたので、手前の国道274号線が信号が無い直線道路が16kmも続くと書いてあったので渋滞は無いだろうと判断して選択。しかし日高までは軽く80kmはあります。ガソリン残量も厳しくなってきていて鹿追町内のホクレンで給油しようと思ったが、店が閉まっているとガス欠が確実なので上士幌町のホクレンで給油。ここから国道274号線を爆走していきます。一般道ですが高速道路並みの速度で突き進みます。この速度で走る私を追い越していく車両もいるので北海道は恐ろしいです。鹿追町に差し掛かった時に給油候補地だったホクレンは廃業していました。早めに給油しておいて正解。ツーリングマップルには掲載されていても廃業している場合があるので注意が必要です。


 日もすっかり沈み、日勝峠は霧の為に視界が確保できません。またお盆の帰省渋滞も重なり低速走行。この渋滞は日高町に到着するまで続きました。19:00過ぎに「沙流川キャンプ場」に到着。テントを設営して20:00に一般入浴が終わってしまう為、急いで「ひだか高原荘」の温泉へ。入浴後、建物の入口で涼んでいると「大将?」と声を掛けてくる人が。誰?と思ったらForce V4 owners clubの『試乗マニア2号』さんであった。こんな所で会うのも偶然!と思い「良く分かったねぇ?」と聞くとMLで北海道に浜松ナンバーのVFR-VTECと宇川レプリカヘルメットでいく事を告知しておいたので、もしや?と思ったとの事。宿泊場所も同じ沙流川キャンプ場である。とりあえず後からキャンプ場で話し込むことにして夕食もまだだったので、お決まりのセイコーマートへ。しかし今日はお盆渋滞。トイレ休憩や食料を調達する帰省客で店内の弁当やパン類は完売状態。カップ麺は残っていたがコンロ類は持ち合わせていなかったのでスナック菓子でもと思っていたところ、このお店は店内で調理をしているお店。タイミング良くジャンボおにぎりと惣菜が出されてきたので、すかさずゲット。20:0過ぎにようやく食事にありつけたのであった。
 キャンプ場に戻ってからは『試乗マニア2号』さんと遅くまでプチオフ。彼は今日、到着してやっぱり渋滞に巻き込まれたのでこのキャンプ場には飛込みで立ち寄ったとの事。日付が変わるまで話し込んでいました。 

沙流川キャンプ場 ファーム富田のハウスラベンダー ラベンダーソフトクリーム
美瑛のポテト畑 ケン&メリーの木 燃える男の赤いトラクター♪前で
走行距離 441Km
飲食代 ¥2,123
交通費
ガソリン代 ¥3,584
宿泊代 ¥500
雑費 ¥900
平均燃費 19.7Km/L

8) 7日目(8月14日) 日高〜清水町〜更別〜襟裳岬〜苫小牧

 今日は北海道最終日。夕方までには苫小牧港に到着しなければならない。朝、『試乗マニア2号』さんと記念撮影。彼の出発を見送ってから私も出発します。セイコーマートで菓子パンを購入して朝食。今日は帯広から国道236号線を南下して襟裳岬を経由して苫小牧に抜けるルートとなります。国道274号→国道38号線で帯広を目指します。清水町の国道38号線に入ったところで帯広市内の渋滞を避ける目的で市道55号線へ入り中札内村の国道236号線へショートカット。その後、十勝スピードウェイを目指します。十勝スピードウェイは日本で唯一のツーリングカー(Gr.−N)による24時間耐久レースが行われている場所ですが常時、開場しているわけではなく敷地内には入れません。ゲート前の駐車場へはバイクであれば入れそうだったのでちょっと失敬して急いでバイクに跨り記念撮影。北海道に来て初めてセンタースタンドを掛けましたが荷物の重さでウイリー状態となりました。

 ここからは国道236号→国道336号線→町道34号線で襟裳岬へ。前回の北海道ツーリングの最終日にも立ち寄りましたが、今回は生憎の曇り空と霧で視界ゼロ。最終日最後の観光地だったのに岬の風景は残念ながら見られませんでした。とりあえず立ち寄った事の証明の為に記念碑の前で記念撮影。売店で昼食をと思いましたが、これだ!という食べ物が無く昼食も静内町のセイコーマートで購入します。この辺りで燃料計のアラームが点滅し始めます。ホクレンのスタンプラリーを完了させる為に苫小牧手前で最後の給油をしようと思っていたが、ここからは日高門別町までホクレンのGSスタンドはありません。中途半端な場所で満タンにしてしまうとスタンプが押せなくなってしまうので燃費計算上、ギリギリの場所にあったスタンドで¥500分だけ給油。その後、日高門別のホクレンで満タンにしてスタンプラリーキャンペーンへの応募を2口分確保する事が出来ました。

 帰りのフェリーでバイキングディナーを食べるなんて以ての外なのでお約束のセイコーマートで最後のお買い物。夕食と明朝の朝食を購入します。結局、本日は3食ともセイコーマートのお世話になりました。フェリー乗り場に到着すると乗船手続きを済ませてフェリーの横で待ちます。バイクの積み込みは最後となる為、18:00に乗船を開始します。指定された2等席の場所は出入り口の真正面。人の出入りが多くあまりにもせわしないのでラウンジに避難。19:00に出航となり14時間の航行が始まります。ラウンジでコンビニ弁当を広げ、MDを聞きながら雑誌を読んで時間潰し。2等席が消灯となった頃に自分の指定席に戻りMDを聞きながら眠りにつきました。

試乗マニア2号さんとバッタリ! 無断侵入ですよ 襟裳岬は霧で何も見えず・・・
北海道でコンビニといえば 次回は2007年だ!
走行距離 402Km
飲食代 ¥1,741
交通費 ¥15,200
ガソリン代 ¥2,784
宿泊代
雑費
平均燃費 21.6Km/L

9) 8日目(8月15日) 苫小牧〜仙台〜浜松

 昨晩は人の出入りの音で満足に眠る事が出来なかったので朝、早く目が覚めてしまった。乗船前にセイコーマートで購入しておいた菓子パンで朝食を取り到着までラウンジのソファでうたた寝をします。本日の天気予報は曇りであったが10:00に仙台港に到着すると雨が降り出してきたのでレインスーツを着て東北道を目指します。国見SAの露店屋台で昼食をとり再出発。お盆の季節ではあるが月曜の移動であれば仕事始めの人も居て多少は渋滞も少ないと予想して到着日に設定したが、これがビンゴ!前回に比べ渋滞らしい渋滞に巻き込まれず佐野SAまで何なく到着。往路では浜松を満タンで出発して佐野SAで給油したので、ここで給油しておけば首都高渋滞での燃費悪化だけが心配であるが無給油で浜松まで帰れる計算。

 首都高はJCT手前で相変わらず自分勝手な車線変更をする輩のおかげで行きたい車線が塞がれるという事態にあったがパッシングを浴びせて気持ちよくセンターラインを譲ってもらって、C2⇒C5⇒C3経由で東名高速に入る。海老名SAで休憩して19:00に浜松に到着。今回の北海道ツーリングは幕を閉じたのだった。

 次回は2007年だ!

走行距離 63Kkm
飲食代 ¥1,020
交通費 ¥11,500
ガソリン代 ¥2,065
宿泊代
雑費
平均燃費 21.1Km/L

戻る