年末も近づき、この日もアテの無い、ただただ消化を目的とした有給休暇を取得し、8月以来となる愛知県・伊良湖岬へショートツーリングに行ってきました。目的は勿論、渥美半島どんぶり街道加盟店巡りです。
今回の相棒はVFR1200F DCTです。9:30過ぎに浜松の自宅を出発し県道65号線を通って国道1号BPを目指します。県道65号線ではスズキスイフトのEV車が走行していました。浜松市では産官学合同でEV車の公道テストを行っていますが、スズキの社員が運転していたので社用車と思われます。当たり前ですが、ほとんど無音でタイヤノイズしか聞こえませんでした。写真を撮りたいところでしたが、社用車だと問題になりそうだったので遠慮しておきました。ヤマハからEVバイクも市販され始め、すぐそこにEV車の世界が近づいている事を実感した一瞬です。
国道1号BPを通って伊良湖岬へ通じる国道42号へ入り、左手に太平洋を望みながら伊良湖岬を目指します。伊良湖岬手前の堀切地区にある今回のどんぶりターゲット【紺豊(こんとよ)】さんへはお昼前に到着。注文したのはどんぶり街道登録メニューである『三河ポークのスタミナ丼』です。肉厚の三河ポークを甘辛の特製にんにく醤油のタレで焼いたボリュームある丼メニューです。焼肉の下には生野菜が敷き詰められ、お肉の上には温泉卵がトッピングされています。この丼はある意味、ヤバイです。焼肉のタレがご飯に浸みこみ、食が進みます。ちょっと味が濃い目なのでご飯がもっと欲しくなります。そんな時には野菜を食べたり温泉卵で味を調節して進む箸のペースをコントロールするといいでしょう。
食後は久しぶりに伊良湖岬の恋路ヶ浜を目指します。ずっと直線の国道42号線を進み、【道の駅・クリスタルポルト】手前の交差点を左折して渥美半島の先端となる恋路ヶ浜の駐車場に到着。恋路ヶ浜は名前から連想されるようにカップルが多く訪れる場所です。お約束のラブコールベルもあったりします。一人だったのと凄く人目に晒される場所にあるので今回はラブコールベルは鳴らしませんでした。若かりし頃は1人でも平気で鳴らせたんだけどなぁ…。海岸沿いの遊歩道を伊良湖岬灯台まで食後の散歩。昨年はまだ遊歩道が整備中でしたが、最近完成した様です。土日ともなると若年カップルで賑わいますが、この日は平日の水曜日。水曜休みやリタイヤした熟年カップルがチラホラ数組。何年たっても仲良くしていたいものですね。
いつもは渥美半島を1周する様にして浜松へ戻りますが、今回は往路と同じ国道42号線で帰る事にしました。静岡県に入ってからすぐにある国道1号線BP沿いの【道の駅・潮見坂】で休憩。缶コーヒーを飲んでいるとライパに良く一緒に参加する浜松のバイク仲間を発見。前週の土曜日出勤の代休で豊橋市へ家族サービスに行った帰りなのだとか。
缶コーヒーを飲み干したところで多くの人の手にソフトクリームが握られているのに気付き、見渡すと屋外の売店で『三ヶ日みかんソフト』と『静岡茶ソフト』の看板を発見。何度もこの道の駅は利用していますが、こんなソフトクリームが販売されていたなんて知りませんでした。ボクのソフトクリーム情報を楽しみにしている全国のファンの方々、大変申し訳ありません。
という事で、三ヶ日みかんソフトクリーム(¥350)を購入。みかんの果汁を練り込んだタイプではなく普通のバニラソフトクリームにたっぷりとみかんソースがかけられています。ソースはオレンジ味ではなく、確かにみかんの味でした。三ヶ日産かどうかは確認のしようがありませんが、三ケ日産みかんで作ったソースだと信じましょう。次回は静岡茶ソフトクリーム(これもソースがかけられたタイプ)を食したいと思います。願わくは缶コーヒーを飲む前に気付きたかった・・・。
【道の駅・潮見坂】には太平洋を見ながら楽しめる足湯があります。天然温泉ではなく、水道水をボイラーで沸かした足湯ですが結構、気持ちいいです。20分位両脚を浸けてポカポカしてきたところで帰宅の途に就く事にしました。往路と同じく県道65号線を通って浜松の自宅へは16:30には帰宅しました。今回は珍しく走行ルートも単純で距離も短めになりました。
2010年中に渥美半島どんぶり街道登録店22店舗のうち、11店舗で登録メニューを注文し手形にスタンプを押してもらうと特製どんぶりを2つもらえますが、今回で9店舗制覇です。残りの2店舗のお店はもう決めてあるのでなんとか年内に特製どんぶりをゲットできそうです。