VOL. 61
● 新春恒例 伊豆初走り2011
2011年1月4日(火)
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遠州豊田PAに集合 | 伊豆スカで中伊豆を走り抜けます | 恒例の滝知山での撮影会 |
亀石ICからは県道19号線に入り急な九十九折れの道を下って行きます。国道136号線の海岸線に出たら右折し伊東港を目指します。目指すは以前から訪れてみたかった今回の昼食場所の【ふじいち】さんです。国道136号線沿いで伊東漁港の目の前にあり1階は海産物屋さんで2階が食堂になっています。伊東市の海鮮物を提供しているお店では結構、人気のあるお店の様です。ボクの静岡県内でのグルメツーリングの情報源であるグルメ文庫で紹介されていて、掲載されていたイカの丸焼きが美味しそうだったので、これを目当てに今回の昼食場所に設定しました。
お店は対向車線側にあったので一度通り過ぎてから裏道を通って駐車場に到着。駐車場側の出入り口から2階に通され、グリル付きのテーブルに座ります。ジョーさんのリサーチにより同店お勧め料理である『ねご飯(¥1400)』という漁師丼を全員で注文しました。ボクとfukurouさんはイカの丸焼き(¥800)を1ハイずつ注文しました。
まずは全員が注文したネゴ飯です。赤身・白身・イカのタタキ(正確にはブツ切り)がご飯の上に乗せられ、お味噌が添えられているどんぶり料理です。まずは味噌をどんぶりの隅に避けておいて醤油で味を調えてそのまま半分くらい食べます。半分くらい食べ終わったら先ほど避けたお味噌を具材の中央に戻し、別に用意されたダシ汁を注いでお味噌を溶かし、お茶漬け風にして食べます。
いわゆる漁師飯で一度でふたつの味わいが楽しめます。伊豆の漁港にある海鮮料理屋さんでは、この様な漁師飯が食べられるお店がたくさんありそうなので、他のお店にも行ってみたくなりました。
続いてイカの丸焼きです。生のイカが1階の鮮魚店から運び込まれ、グリルの上にドドーンと置かれます。「中のワタを破らない様にしてお好きな焼き加減でどうぞ♪」と説明を受けセルフサービスでお好みの焼き加減で両面を焼きます。ひっくり返す時にゲソの部分がズボッと抜け落ちてしまい、ワタが少し溢れ出してしまいました。お好みに焼けたらお皿に取り出し、ワタと醤油と混ぜて付けダレとして擦りおろし生姜を乗せて食べます。
ワタは新鮮な状態でないと食べられないそうなので普段は味わえない濃厚な美味しさでした。もちろん、fukurouさんと共に、ジョーさんと黄金のJrさんにもおすそ分けをしましたよ。
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料理料理のネゴ飯 食べ方は文中を参照ください | イカの丸焼きのお勧め |
お腹もいっぱいになり、日帰り温泉に立ち寄るか観光にするか相談したところ、気温も低く湯冷めする可能性もあるので少し観光して早めの解散とする事にしました。国道136号線から伊東の海岸線を走行する県道109号線に入り2時間サスペンスドラマでお馴染みの観光名所へと向かいます。向かった先は、東伊豆で随一の観光地である、城ヶ崎海岸です。
有名な釣り橋を渡って切り立った断崖絶壁の上に降り立ちます。なんと寒風吹きすさむ1月だというのに吊り橋の磨横で堂々とテントを張ってキャンプをしている方もいました。国立公園なのにいいのかな? そして断崖の先を見ると釣り糸を垂らしている方の姿が・・・。テントの住人なのかな?
そんな住人を見ようと思ったのかは分かりませんが、同じく断崖の先端の方に向かう、黄金のJrさんの姿を発見。高所恐怖症でカナヅチのボクにはとても真似できません。他人事とはいえ以前、福井の東尋坊で崖の先端から見下ろした恐怖の光景が甦ってきました。
1時間ほどの自由時間内で観光を済ませ伊東市街地に向かう事にしました。fukurouさんが給油を希望していたので国道136号線沿いのガススタで給油します。ボクは何とか三島までは無給油で戻れる燃費計算だったので給油しませんでしたが他の3人は給油をしました。この判断が後に失敗する事に・・・。
お土産を購入するために道の駅・伊東マリンタウンに立ち寄ります。ボクは当然、道の駅スタンプラリーもゲットしました。スタンプの在処が分からず建物の中を捜しまわりましたが見つからなかったので入口にあった観光案内所で聞こうと思って入ったら、「そちらにございます。」と自分が立っている真後ろに置いてある所を教えてもらいました。伊東マリンタウンで道の駅スタンプラリーを行う方は、観光案内所にスタンプはありますよ~。
【ふじいち】さんで海産物のお土産を買いそびれたので干物などのお土産を購入しようと思っていましたが、その日に仕入れた出来たての干物ではなく日持ちする様な保存処理されたものばかりで、何か購入意欲をそそるものが無かったので結局、何も買いませんでした。こんな事なら皆に少し待ってもらって【ふじいち】さんで買っておけばよかったです。
そしてこの日はまだ一度も儀式をしていなかったので、何か食べようと思いましたが夕方になって寒くなってきていたので缶コーヒーで暖を取る方を選択しました。
この道の駅・伊東マリンタウンでまたの機会でご一緒する事を約束して解散とし、関東組のfukurouさんとジョーさんはそのまま国道136号線で西湘BPを目指します。浜松組の黄金のJrさんとボクは熱海市街から県道20号線に入る予定でしばらく一緒に国道136号線を走行していましたが、宇佐美付近で大渋滞に巻き込まれノロノロ運転を強いられました。スリ抜けをしたかったのですが、路肩に余裕がなく自己責任とは言えマスツーリング中なのであまり周りの迷惑になる走行はしたくなかったので、おとなしく車列について行きました。宇佐美の県道19号線に入る直前でボクのVFR1200F
DCTの燃料計が点滅し始めてきて、この界隈で給油しないと三島までに向かう途中でガス欠確実だったので仕方なくガススタに緊急ピットイン。¥1000分だけ給油して、このまま熱海まで向かうといつ浜松に到着するか分からなかったので、黄金のJrさんと共に県道19号線から伊豆スカイラインの山伏ICに向かい、伊豆スカイラインを走行して国道1号線を目指す事にしました。
県道19号線に入った直後、山伏ICに抜けるバイパス道路があったのですが、それとは気付かなかったので案内標識とツーリングマップルに従って住宅街の中を走行してなんとか山伏ICに到着。伊豆スカイラインの山伏ICには料金所はないので熱海峠ICで自己申告して通行料金を支払います。伊豆スカイラインから見る三島や沼津の夜景はとてもきれいでした。撮影をしたかったのですがソロツーリングではなかったので諦めました。それよりもバイクの気温は0℃を示していて、周りには街灯も対向車も前を走行する車両もなく自分のバイクのライトが唯一、前方を照らす方法で路面が凍結していても判断できない程の暗さだったので走行には慎重を期しました。
箱根峠からは国道1号線で三島方面を目指し、伊豆縦貫道には入らず箱根峠の入口にあるいつも利用しているエクスプレスで給油をしました。ここでは勿論、満タンにします。これで浜松に帰るのにガス欠になる心配はなくなりました。少し遠回りになりますが三島市内の国道1号線と東名沼津ICへの取り付け道路の渋滞を回避すべく、伊豆縦貫道に戻り、東名沼津ICから浜松ICまでランデブー走行をし自宅に到着したのは20:00過ぎでした
今回、ご参加して下さった、fukurouさん,ジョーさん,黄金のJrさん、有難うございました。また旨いもんを求めてツーリングに行きましょう。
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ドラマでお馴染みの城ヶ崎海岸 | 城ヶ崎海岸に架かる吊橋 | 写真で場所を説明するボク |
本日の総走行距離:440Km
※ 本レポートは2011年当時のものです。文中にある【TUCICA(ツチカ)】は諸般の事情により2012年末に退会しました。