VOL. 65
● 愛知モーターサイクルフェスタ見学ツーリング
2011年3月19日(土)
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筆柿の里・幸田で儀式休憩 | 650gのオムライスは楽々完食 | オートプラネット名古屋に到着 |
オートプラネット名古屋に到着すると多くのバイクが臨時の二輪車専用駐車場に停まっていました。この日は東海地区で販売されている二輪中古車情報誌である【バイクガイド】主催のマイバイク撮影会も行われていたので、この効果もあった模様です。ボクも持参したスケッチブックに東日本大震災で被災された方々にメッセージを書いて撮影してもらいました。
バイクガイド誌の撮影を済ませてからは早速、建屋内に入ります。オートプラネット名古屋は輸入車のメガディーラーですので入場無料となっています。海外モデルの乗用車販売ブースに加え、海外のバイクメーカー数社の販売ブースが常設されています。今回のモーターサイクルフェスタはそのバイクブース前のイベントスペースを利用して開催されました。
まずは店内に常設されているメーカーからご紹介します。はじめにドゥカティ。モンスターアートの外装を施されたモンスターが4台展示されていました。最近追加になったバレンティーノ・ロッシ選手をイメージしたVR46とニッキー・ヘイデン選手をイメージしたNH69の展示はありませんでした。
続いてMVアグスタ。新型F4が展示されていました。先日、これに試乗しましたが、先代F4に比べ非常に乗りやすくなっていました。でも自分のF4が一番です。ちょっと期待していたF3の展示はありませんでした。残念!
次はおそらく国内初登場なのでは?と思われるUSメーカーのインディアンです。以前、映画にもなりましたよね。H-Dと同じようなクルーザーを代表するブランドです。続いてはトライアンフ。先日、スピードトリプル675Rが発表されましたが残念ながらまだ国内納入はされていなかった為に車両展示はありませんでした。
これら常設4ブランドに加え、国内4メーカー,ハーレーダビッドソン,BMW,アプリリアと名古屋近郊のディーラーが新車・中古車、そして用品店などがイベントエリアで展示していました。
ホンダブースでは前日に正式発売されたばかりのCBR250Rが持ち込まれ来場者の注目を浴びていました。コストパフォーマンスはありそうですが、同じタイ生産のカワサキ・ニンジャ250に比べると、やや作り込みが粗いかな?という印象です。VFR1200FオーナーとしてはCBRなのにVFR顔なのには馴染めそうにもありません。
続いてヤマハブースではV-MAXやFZ1の展示がありましたが、目新しい新型車の展示はありませんでした。次のスズキブースは隼のオンパレードでした。隼オーナーは少し喰いつくかもしれない、プロト製のカスタム車両が展示されていて見学者の目を惹きつけていました。
最後にカワサキ。この日一番活気があったかもしれません。出店はトリックスターです。トリックスターといえば全日本JSBや鈴鹿8耐にエヴァンゲリオンRTとして参戦する事を発表しているショップです。そして新型ZX-10RのJSBレーサーも早速展示されていました。スペシャルパーツが多数組み込まれたレーシングマシンの放つオーラは市販車とは全く違います。
続いて欧米メーカーのBMW。DOHCフラットツインを搭載したGSシリーズとスーパーバイクレースのベース車両で国産車と真っ向勝負を挑んだS1000Rという両翼で話題を振りまいていますが、やはり注目度が高いです。
次はハーレーダビッドソン。個人的にクルーザータイプに興味が無いので全部同じバイクに見え区別が付きません。でも250cc以上の登録バイクとしてはホンダ・ヤマハに次ぐ登録台数を誇っており、大型免許を取得するライダーの人気でも上位を占めるメーカーなので良いバイクなのでしょう。ボクにこの鉄馬の良さを理解するにはまだまだキャリアが足りないと理解しておきます。
そしてアプリリア。2010年のワールドソーパーバイクのチャンピオンマシンであるRSV4は2011年型ではなく2010年型が展示されていました。2011年型は非常に良くなっているとの事なので是非、見てみたいものです。
イベントスペースでの展示という事で7~8メーカーのショップがひしめき合って展示していてやや乱雑な展示に見えました。できればパーテーション等でメーカーショップごとに綺麗に仕切って見やすくする等の展示の工夫して欲しいと思いました。また東京モーターサイクルショーと大阪のモーターサイクルショーが中止になった事から話題の新型車やコンセプトモデル等もなんとか都合を付けて展示してもらいたかったです。いろいろと淡い期待をして行きましたが、ちょっと期待外れなイベントでした。
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ホンダブースにCBR250Rが登場 | モンスターカラーアート車群 | エヴァンゲリオンZX-10R | インディアンの正規店 |
オートプラネット名古屋からは東名三好ICから高速に入れば1時間半程で浜松まで帰れますが時間にも余裕があり、流れの単調な幹線道路しか走行していなかったので少しワインディングを走行したくなりツーリングマップルで帰りのルートを検索して国道301号線で浜松方面を目指す事にしました。オートプラネット名古屋の前を通る国道153号線を豊田市街に向けて走行し国道301号線に入ります。15年以上も前に2度ほど走行したことがある道ですが、豊田側から新城方面に向けて走行した事がないので景色に見覚えがありません。途中、松平性の発祥の地という場所があったので立ち寄ろうかと思いましたが気付いた時には既に通り過ぎてしまいました。
新城市へ抜ける前に国道301号線沿いに作手村にある道の駅・つくで手作り村で休憩します。この道の駅には最近、よく立ち寄りますがスタンプラリーを始めてからは初めて訪れたので当然、スタンプもゲットです。3時のおやつタイムだったので何か食べようと思い、つくで手作り村といったら炭焼きフランクだろうという事でフランクフルトを購入。ブランチとして食べたオムライスの若干のダメージもあるのでスーパージャンボやジャンボサイズは避けて一番小さい¥350のフランクを購入しました。短くても肉感は変わらないので美味しく頂きました。
この道の駅は東三河の山中を走行するライダーの休憩ポイントとなっているらしく、オートプラネット名古屋を出た直後で国道153号線をウイリーしながら走行していた迷惑モタード車や往路で立ち寄った道の駅・筆柿の里でも見かけたオフ車ツーリング中のライダーもいました。皆さん、オートプラネット名古屋へ行ってきたのかな?
道の駅を出発し国道301号線→国道151号線→国道257号線で浜松市へ。国道151号線に入った時点で燃料計の目盛残量が1つになり、点滅し始めたのでさらなる燃費走行に切り替えて、いつも行くエクスプレスで給油したところ残量はたったの2Lでした。
ブランチとしてジャンボオムライスを食べ、道の駅スタンプラリーも2ヶ所制覇し、自粛ムードの中、モーターサイクルショーとまではいかないまでも地元ショップ協賛によるモーターサイクル展示会を見に行く事が出来ました。東海地区は自動車・オートバイ生産の城下町なのでこの地域が元気をなくすと世の中、暗くなってしまいますよね。
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スズキブース | ヤマハブース | 道の駅で人気のフランクフルト |
本日の総走行距離:239Km