VOL. 89
● HYOD FAST SUNDAY & HYOD Cafe

2012年04月15日(日)

 


 浜松市を拠点にレザースーツメーカーとして人気を博しているHYOD PLUS主催の月イチツーリング、『HYOD FAST SUNDAY』が4/15(日)に開催されたので参加してきました。行先は静岡県浜松市天竜区にある【道の駅・くんま水車の里】の敷地内で不定期開催の『HYOD Cafe』が出店されるので参加者らとコーヒーを飲みに行くショートツーリングです。今回はHYOD Cafeに向かった後は4/14(土)から供用開始となった新東名高速道路も走っちゃおうというルート設定になっていました。

 8:00にHYOD PLUS(浜松本店)に集合となっていたので7:00過ぎに自宅を出発し、まずはHYODとは逆方向のいつものエクスプレスで給油。このご時世で周辺他店よりもガソリン単価が¥10近く安い(スピードパス利用者に限る)のは助かります。8:30出発という事で参加者が集まるまでは店内で無料のコーヒーを頂きながら参加者を待ちます。出発前に簡単なルート説明を受けていざ出発!
 国道1号線から天竜川の堤防道路となる県道344号線に出て、天竜区方面に向かいます。天竜川を右手に見ながら走行して行くと、間もなく供用開始となった新東名高速道路が見えてきて車がたくさん走行しているのが見えます。西鹿島地区から県道9号線に入り、中・低速コーナーが続く信号のないワインディングを道なりに25Km程、走行して行くと【道の駅・くんま水車の里】に到着します。

 駐車スペースの一角を借りて豊橋市にある喫茶店のマスターが機材を持ち込んで、その場でコーヒーを煎れてライダーに無料で振る舞ってくれるというものです。『HYOD FAST SUNDAY』の参加者以外でもこの『HYOD Cafe』の開催を聞きつけたライダーや、たまたま道の駅にやってきたライダーでもコーヒーを頂けます。この道の駅は浜松や東三河界隈では人気の道の駅とあってライダーが入れ替わり立ち替わりやってきます。
 そんな中、見覚えのある後ろ姿がありました。火曜日のクシタニ・コーヒーブレイクミーティング時に初めてお会いしてフレンド登録をさせていただいたツチカメンバーの方がいました。ついに新車のシェイクダウン目的で来たのかと思ったらスクーターでやってきたとの事でした。同じ浜松市内とはいえ、ココまでスクーターではキツかったでしょう。他にツチカをやっていそうなライダーはいなかったなぁ・・・。
 1時間ほど、休憩を兼ねて道の駅に滞在し、おのおのバイク談義に花を咲かせたりしていました。また今回はプロカメラマンである磯部孝夫さんが『HYOD Cafe』の噂を聞きつけ来場するライダーの姿を撮影したいと遠路はるばる足を運んで来てくれました。磯部さんは松下ヨシナリさんがマン島TTレースに参戦した時にカメラマンとして帯同しており、名前は存じていなくても松下ヨシナリさんのライディングシーンの写真として目にした事があるかもしれませんね。
 ボクは結構、被写体慣れしているのと、乗ってきたバイクがバイクなだけに目立っていたらしいので色々なポージングでカメラに納まっていたら声をかけて頂き、お話しさせてもらいました。またHYODカタログの編集に携わっている方も見えられていました。ボクは2011年の秋冬モデル用のカタログ内でHYODユーザーとして紹介されていますが、この時に取材して頂いた方です。この編集者さんと磯部さん、そしてHYODスタッフと話していて、「今回の春夏モデルのカタログで紹介されている北海道の方はボクの友人で、ボクを頼って北海道からわざわざ浜松まで足を運んで来てくれたんですよ」と言ったら編集者さんが、「あぁ、その方ならボクが取材したので覚えていますよ」との事でした。北海道から遠路、交通費を使ってでもHYOD製品を求めてやってくる。それはユーザー同士のクチコミや宣伝によるもので、どんなにお店が「良い物ですよ」と言って宣伝してもユーザーが、そうとは感じてもらえなかったら企業としては衰退して行ってしまうもの。そして何よりユーザーのクチコミによる広がりが一番の宣伝効果になるという話をして一堂、納得していました。「君は顔が広そうだねぇ」とお誉めの声を頂きました。確かに顔はデカイですからね!(笑)

 そろそろ予定の出発時間となったのでHYOD FAST SUNDAY参加者で集合写真を撮影。磯部カメラマンも撮影していたのでギャラリーに展示されるかな? 今回はアウェイ(!?)ではなく、ホームゲームなので上下HYODウェアで身を包んでいても全く問題無しです。ちなみに『HYOD FAST SUNDAY』や『HYOD Cafe』も他社製品愛用者でも参加・利用できますよ。

HYODに集合 道の駅くんま水車の里に到着 不定期開催のHYOD Cafe

 【道の駅・くんま水車の里】を出発した一行は、往路と同じく県道9号線を走行して西鹿島方面へ向かいます。往路時よりも台数が増えているという怪奇現象を伴って・・・。道の駅から途中参加された方がいただけなんですけどね。県道45号線に入り向かうは前日から供用開始となった新東名高速道路の浜松浜北ICです。ETCゲートを通り抜け、高速コーナーみたいなランプウェイを走行して本線に入り三ヶ日JCT方面を目指します。そして本線に合流すると前を行くビックバイク群はその動力性能をフルに発揮し、大きな声では言えませんが100Mile/h位の速度でかっ飛んで行きました。皆さん、オトナなので自己責任でネ!
 3車線道路でわだちやギャップが全くなく、舗装路も新しいのでメチャクチャグリップします。確かに走り易いし、知らず知らずのうちに速度が上がってしまいます。ボクはクラッチに違和感を感じていたので、法定速度+20Km/h位でセーブしましたけどね。遅い車を抜く時だけちょびっとスピードを出しましたけど。

 そして全車、向かったのはNEOPASA浜松です。ここで昼食タイムとなっていました。NEOPASA浜松は上下線ともにピアノの鍵盤をモチーフにした建物デザインとなっています。浜松はヤマハやカワイ楽器、ローランドと楽器メーカーも多く、楽器の街でもあるんです。上下線ともに建物内にはミニコンサートなどが開催できるスペースなどもあります。
 SA入口のランプウェイは遥か手前から大渋滞で車列が出来ていました。我々はバイクなので路肩走行で駐輪場に向かいますが、浜松SAのバイク用駐車スペースは身障者用駐車スペース横に車1台半分程のスペース(バイクだと8台程)しか確保されていません。すでに満車状態でしかも駐輪スペースの向きが悪く、縦置きで駐輪すると奥のバイクが出られないし、横起きすると隣に身障者用車両が駐車してしまうと車が邪魔でバイクが出せません。色々なオトナ事情があったらしいですが、浜松SAは楽器の街ではなく、バイクの街をコンセプトにして展開して欲しかったなぁ。それが無理ならせめてバイク用駐輪スペースはもっと確保して欲しかったデス。
 また前日から供用開始となった新東名高速道路ですが、実質的には天候に恵まれたこの日が初の供用開始となるので利用者も勝手が分からないのでグルグル空きスペースを求めて周回する羽目になります。交通誘導員も「そっちへ行っても空いてませんよ~!」というだけで「ドコが空いているからドコソコへ行って」と誘導してくれません。
 SA内のガススタのご厚意で空きスペースに駐輪させて頂き、建屋内に入って昼食を食べようとしましたが、ちょうどお昼時という事もあってフードコート内も大混雑しています。テーブルは備え付けなのですが椅子は持ち運び可能なので、勝手に椅子を移動してしまう輩もいると見えて、あるべき場所に椅子が見当たりません。HYODツーリングメンバー全員が集まって座れる場所なんて確保できるわけも無く、各自バラバラで昼食を食べる事になりました。浜松市民のボクがSA内のフードコートで浜松名物のを食べるのも違和感を感じたので、浜松色を前面に出していなくて、コストパフォーマンスが一番あると思われた、【ステーキの店 黒煉瓦】さんで『牛ステーキ+ナポリタン(¥890)』とドリンクのセットにしました。これで釣銭いらずの¥1000ポッキリです。お店のイチオシメニューで戦略的価格設定が伺えます。味とボリュームは¥890にしては及第点かな?

 約1時間半の休憩をしてNEOPASA浜松を出発します。個人的にはやはり車とバイクのアニューズメントパークをコンセプトにしたNEOPASA清水の方に心惹かれます。NEOPASA浜松からはフリー走行となり、引佐ICで降りて国道257号線を北上して目指すのは【道の駅・三河三石】です。ボクは皆さんの到着場面を撮影したかったので先発し、ボクが到着してから数分後、続々とHYODツーリング参加者がやってきました。しかし何名かは逆方向の鳳来方面から到着したり、かなり遅れてから到着しする方もいました。どうやら引佐JCTで現東名と三遠南信道路とに分岐が続くのですが、一番右車線を気持ちよく(?)走行していた為に引佐ICで降りるのを見落として通り過ぎてしまったそうです。まぁ、皆さん、地元の方々で【道の駅・三河三石】を知らない訳ではないので自力で戻ってきたそうですけど。

 300分ほどの休憩タイムのあとは、ここで解散となってHYOD浜松店まで戻る参加者は連なって県道68号線→県道344号線でHYOD浜松店に戻り、ここでも無料コーヒーサービスでお喋りタイムとなりました。

NEOPASA浜松 フードコート内で昼食 道の駅三河三石で解散


 さてHYOD Cafe開催時にプロカメラマンの磯部孝夫さんが駆け付け、来場者を撮影してくれたのは前述の通りですが、この時の撮影写真がGW明けから【道の駅・くんま水車の里】内のギャラリーで展示しているとの事だったので後日、見に行ってきました。ギャラリーは物産販売所の1階となります。展示写真を見て回るとボクが写っている写真をみーっけ♪
 この写真展の画像データはHYOD PLUSとプロカメラマンの磯部さんのご厚意により、本人に限りUSBメモリ等をHYOD PLUSに持参すれば写真データを頂く事ができます。磯部さんが使用しているカメラ機材の絶対性能がボクのミラーレスデジイチとは違うという事もありますが、写真の構図や最高の瞬間を捕える技術、絞り具合(背景のボカシ具合)など、カメラを趣味とするボクにとって勉強にもなりました。カメラの機種は上を見るとキリが無いので今のカメラで我慢し、その機能内で良い写真を撮影する事に心掛けていますが、やっぱりいいカメラがあればもっと良い画が取れそうな気がするのは気のせいかなぁ・・・。一番下の写真は礒部さんが撮影してくれた1枚でボクのお気に入り写真です。A4サイズで印刷して自宅にパネル展示する事にしました。

 このHYOD Cafe写真展は6/30まで開催されています。自分は写っていないけど知り合いが参加したとか、『HYOD Cafe』ってどんな感じなの?という方はこの写真展を見るだけでも参加した方々の楽しそうな表情を伺い知る事が出来ると思いますよ。是非、訪れてみては如何ですか?

HYOD Cafe写真展 写真の中にボクを発見♪ 食堂でお蕎麦を食べて帰宅

本日の走行距離:220Km 


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