ワープ×3〜ロメオタカシーノがおおくりするチャーオ・イタ〜リア〜

Buonasera Tutti Come Stai !

みなさん今晩は〜2週間ぶりのご無沙汰です〜お元気でしょうか!リストランテロメオオーナーシェフ!ロメオタカシーノこと望月威志です。

今日は822日の月曜日!いよいよあと少しで8月も終わりですね〜宿題に追われる学生さんも多いのではないでしょうか?

皆さん夏ばては大丈夫でしょうか?〜先週までお盆ということもあって我らがリストランテロメオも夏を楽しむゲストで賑わっていましたが、この時季はやはり普段遠くに住んでいてあまり会えない友人に会える楽しみな時季でもあります。先日もお盆休暇を利用して、高校時代の同窓会がありまして、まあ懐かしい顔がいっぱいでした。皆まだまだ若い!と言ったら、ある同級生が同窓会で会うと、皆、高校時代に気持ちが戻るから若いんだよね!っていいましたが、まさにその通り!気分はハイスクール・シンキング!学ランにセーラー服の気分で、朝まで話に夢中〜昔の仲間はいいもんです。

っということでぜんぜんイタリア的でないオープニングになってしまいましたが、お盆明けということで〜あんまりイタリアンな生活をしていませんでした〜さて〜イタリアの風〜今夜のオープニングナンバーは〜

 

なんとも懐かしいチャックマンジョーネのFeel so  Good!

曲解説〜


イタリア田舎町へのたび〜

8月ということで、今夜は“パリオ”という世界的に有名なお祭りの行われる

トスカーナの美しい町、シエナ をご紹介します。

場所はイタリア・トスカーナ州の州都フィレンツェから南に約50キロ〜

やはりこの町も小高い岩盤の上の城壁に囲まれた、チェントロストーリコ(旧市街)があって、中世の時代、周りの町から身をまもっていました。

油絵の具にシエナレッド・シエナイエローっていういろがありますが、まさに

この辺りの土の色がそのまま町全体の色になっています。車で行く場合、その城壁に4つの門があってどこから入っても素敵です。ローマ門、オヴェレ門、サンマルコ門、ツフィー門、今回、僕はローマ門から入ってみました。門の辺りのコインパーキングに車を停めて、歩いて町の中心(チェントロ)に向かいます。これが素晴らしい!!16世紀の町並みがそのまま残っています。通り沿いは地元の人や、観光客相手の商店になっていて、肉屋、肉の加工品屋、八百屋などの食材は勿論、しかしやはりこの辺りは山の中、魚屋はあまり見かけません。イタリアではスーパーマーケットっていうのはあまりありません。食材はそれぞれの専門店で購入します。それが面倒な方はイタリアに住めません。便利なことと、豊かなことは違うんです。

それからブティック、イタリアの田舎町の旅をしていていつも思うのですが、イタリアの田舎町にある、ブティックはどこもセンスがいいんです。田舎だからダサいってことないんです。それから紳士服を専門に扱うブティックがすごく多いんです。日本は圧倒的に女性のためのブティックのほうが多いとおもうのですが、さすがお洒落男の多いイタリア〜特に皮ジャンや靴などの革製品は

いいのありますね〜しかし気をつけてください。本物を売ってる隣で、しっかり偽者を売ってるのがイタリアでもあるんです。

個人の目が大切だということです。

さてちょいとカフェにでも入ってカプチーノでも飲んで一休みしましょう。

このカプチーノ〜エスプレッソコーヒーの上に泡だてたミルクをのせた飲み物ですが、その薄茶色がカプチン修道院の修道僧がかぶる頭巾の色にそっくりだったことからかプチーノと呼ばれたとか・・・

勿論ロメオでもかなり本格的なカプチーノを楽しんでいただけますよ〜

エスプレッソやカプチーノは、やはりマシーンが必要ですから、ご家庭では美味しいの飲めませんからね、是非ロメオにお越しください〜

ということでカプチーノを飲みながら一曲〜

曲_________________________________

 

イタリア田舎町のたび〜今夜はトスカーナの真珠〜シエナをご紹介しています。

さて僕は何度かこの町をたずねていますが、7月のある日偶然にもパリオというお祭りを体験することが出来たんです。

ローマ門から町の中心(チェントロ)まで歩いていくにしたがって、色々な旗を持った若者や、中世の衣装を着て太鼓を打ち鳴らす集団をいくつも見かけまして、町の中心に世界でもっとも美しいといわれる広場、カンポ広場、があります。市庁舎の横にマンジャの塔という勇壮で美しい塔があって、そこから9つの放射線状に石畳の広場が広がっています。パリオのお祭りは、なんとこのカンポ広場での競馬です。シエナにある9つの町内対抗競馬です。それで先ほどの中世の衣装を着た若者が太鼓を鳴らして行進したり、それぞれの町の旗をふったりしていたのは、自分の町の馬を応援する応援団だったのです。

広場の石畳をはがしてコースを作り、その周りを特設スタンドでぐるりと囲み、

準備万端、このコースを2周します。勝負は数分で終わってしまいますが、

その観客の熱狂ぶりが凄い!地響きがしそうなほどの興奮で、よそ者で、特にひいきがあるわけでもない僕でも、その熱気に圧倒されます。まさにラテンの血が煮えたぎる感じ。さすがシエナ人、セネーゼって感じです。

シエナ人はその昔、350年にわたってフィレンツェと領地争いをしてきました。そして最後はメディチ家のコジモ1世によって崩落して、トスカーナ公国が誕生したという歴史があります。ですからシエナにとってフィレンツェは永遠のライバル、いまでもシエナ人の前でフィレンツェを褒めてはいけません。

ムッとされますよ。ということで、シエナに行くと、イタリアのほかの町より少しだけ町の結束感を感じるのは僕だけでしょうか?

またシエナは他の町より美人が多いように感じるのも、僕だけでしょうか?

商店やブティックの店員さんにきれいな方が多いです。そんなときは、お買い物をしてお店を出るとき、笑顔でこう言いましょう。

グラッツェ・シニョーラ・ベッラ!! 有難う・美人さん! たぶんいつもより

大きな笑顔で、グラッツェ!!と返してくれるはずです。

日本とイタリアの友好のためです。覚えておきましょう。

今夜のイタリア田舎町への旅、トスカーナの真珠、シエナ をご紹介しました。

 

曲は______________________________

 

僕の3星レストラン〜

先ほどのトスカーナ州シエナから、ずっと西へ高速道路を飛ばしますと、地中海に出ます。この辺りは少し北のリグーリア州と違って、なだらかな海岸線が続きます。その中にサン・ヴィンツェンツォという小さな町があります。

真っ直ぐに伸びた海沿いの道、その周りは松林、そう沼津の千本松辺りによく似ています。そんなのどかな町の真ん中にさりげなくあるのが、今夜ご紹介します。リストランテ・ガンベロ・ロッソ。ここはイタリアの数あるレストランの中でも、10本の指に入るかもしれないほどの有名店です。

有名レストランというのは、たいていの場合その店を有名にした料理、いわゆるスペシャリテ!というものがあるはずですが、この店の場合は何かというと〜チェチという豆のスープにボイルした小えびを3匹のせて、上質なトスカーナのエキストラ・バージン・オイルを、はらりっとのせた一品。

豆にエビの取り合わせですから、僕たち日本人の感覚ではあまり良く理解できないかも知れませんん。写真で見ただけではわからないので、実際にその店に行って食べてみることにしたのです。しかし残念ながらこの店、僕との相性があまり良くなかったようです。まずサービス係りは愛想なしだし、料理の写真を撮る事を、かたくなに拒否するのは自信の無さの現われでしょうか?

いままで拒否されたことは一度もなかった。初めから気分が悪かったせいで、味も悪く感じてしまうのか、タコのカルパッチョに始まった料理もピンと来なかった。先ほどのチェチ豆のスープのエビのせもどうってことないし、隣のアメリカンファミリーはコカコーラ(コカコーラワイン)飲んで、大声で喋っているし、イタリアの雰囲気丸つぶれで最低!  もうデザートをパスして、

エスプレッソを頼んだら、アメリカンコーヒー出てくるし…

さっさと支払いを済ませて、店を出ました。

おまけだったのが、駐車場からバックで車を出そうとした時、標識に気づかなくて、バックミラーが激突!なんと取れてしまいました。

まさに踏んだり蹴ったり!この店には二度と行きたくありません。

っということで、今夜の3星レストラン、イタリアトスカーナ州はサン・ヴィンツェンツォ・リストランテ・ガンベロ・ロッソ〜失敗編をご紹介しました。

気を取り直すためにセレクトした曲は〜

 

 

今夜の一品〜

今夜はいつもロメオでお出ししていて大好評^イタリアンドルチェ〜デザートからパンナコッタ〜をご紹介します。

簡単ですから、ご家庭でもきっと出来ますよ〜

パンナ(生クリーム)、コッタ(煮る)

プリンカップ6個分

生クリーム300グラム

牛乳75グラム

バニラ棒 エッセンス

グラニュー糖55グラム

板ゼラチン1枚(4グラム)

ラム酒

 

とっても簡単、絶妙な柔らかさ〜しかも美味しい〜

木苺やパッションフルーツなどを添えて召し上がれ〜

お腹がいっぱいでもつるりっとはいってしまいますよ〜

皆さんよくそうしてるんじゃないかと思うんですが、デザートとコーヒーを一緒に頂く〜このパンナコッタにエスプレッソは合いませんよ〜

やはりワインでしょう〜南のシチリア島よりはるか南〜もうアフリカ大陸に近いところにある、パンテレリア諸島〜この島の灼熱の太陽の下で育てられた、マスカットぶどうから作られる、モスカート・ディ・パンテレリア〜

濃密な甘口でパイナップルや、メロン、などのフルーティーな香り〜このワインをキュンっと冷やして暑いテラスで召し上がっていただきたい。必ず恋が芽生えます。

 

さて、今夜はイタリアンドルチェ〜パンナコッタ〜をご紹介しました。

作るのが面倒な方は是非ロメオにお越しください。一味違います。

 

曲は________________________

 

エンディング〜

如何でしたでしょうか?イタリアの風を感じて頂けましたでしょうか?

さてロメオでは素敵な夜を演出する、スペシャルディナーとライブのコラボレート〜ディナーショーを頻繁に開催しています。題してリストランテロメオ

ディナーショー2005シリーズ!  (そのまんまジャン?)

次回は9月11日の日曜日〜夜6時から〜今回はジャズとイタリアンの

スーパーナイト!っということで、ベースに本山次郎、

ピアノに八木ススム

アルトサックスに中嶋ひでの

このすごいメンバーでトリオ〜ギンギン、ノリノリのビバップと

ロメオのスペシャルディナーでお楽しみいただけます。

料金はお一人様、なんと6000円=詳しくはどうぞお問い合わせ下さい。

電話番号は0543−65−6792 リストランテ・ロメオまで=

お席の数が少ないですから、どうぞお早めに〜

 

お相手はリストランテロメオオーナーシェフ モチヅキタカシでした。

次回の放送は9月12日の月曜日のこの時間=

それまで皆さんお元気で Ciao arrvderuci〜