ワープ・ワープ・ワープ〜ロメオタカシーノがおおくりする

チャ~オイタリア〜〜Buonnasera tutti Come stai?

皆さんお元気でしょうか〜お久しぶりでございます〜リストランテ・ロメオ

オーナーシェフ〜望月威志でございます〜今日は1024日の月曜日〜

最近はめっきり肌寒くなって参りました〜深まりゆく秋〜ということで

食欲〜芸術〜と楽しみな季節でございます〜それから~ファッション的にも重ね着の季節ですから〜お洒落のセンスを発揮して楽しむには、いい季節じゃあありませんかあ〜さて今夜もイタリア的な目線から、幸せを呼ぶ、食にまつわる美味しいお話、イタリアの美しい風景から生まれる美しい物語、そして〜ラテンの血が騒ぐ楽しい出来事を、一時間にぎゅっと凝縮してお送りいたします〜お楽しみに〜

今夜の一曲目〜

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 イタリア田舎町への旅〜

さて〜田舎町への旅〜ということで〜いつもはあまり観光ツアーで行かない、

イタリアの田舎町をご紹介していますが、たまには趣向を変えて、今夜は

必ずといっていいほど観光ツアーで立ち寄る大人気の町フィレンツェのお話をいたします。

僕が数年前、久しぶりにフィレンツェを訪れたのは予定外の出来事からでした。

フィレンツェの南、数十キロの山の中で一緒に旅をしていた友人と喧嘩になりまして、ものすごい田舎の駅前に置いてきぼりをくってしまいました。車をもっていかれてしまいましたから、新しいレンタカーを調達するために電車でフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで行ったわけです。

せっかくフィレンツェまで来たのですから、素通りする訳にはいきません。

ここは屋根のない美術館と言われるフィレンツェ〜ウフィッツィ美術館やアカデミア美術館でメディチ家の遺産、ボッティチェッリやラファエロを見るのも勿論賛成! ロメオの赤い壁と同じ色の赤壁も素敵です。お腹が空いたら、目に留まったトラットリアでトスカーナ料理〜といきたいところですが、ここは観光地フィレンツェ〜観光客向けの偽者レストランが非常に多いところ〜下手に入ると美味しくない上に料金お高め〜なれなれしいイタリアンカメリエーレのマイペース笑顔にごまかされてしまいますからご注意を〜天気がよければ、観光のメッカ・ポンテ・ベッキオの近くにあるガストロノミア・タッシーニというデリカテッセンでルコラやプロシュート、トリュフクリームを挟んだパニーノや、野菜のボイルやマリネ、春ならばアーティチョークのフリットなんかを少しずつ買い込んで、ポンテ・ベッキオを渡って向こう側を歩くと目の前はピッティ宮、裏手にあるボーボリ公園でピクニックが気持ちいい〜

秋の青空にそよ風の下でオレンジ色のテラコッタ屋根を眺めながら忘れられないランチになりますよ〜

それではルネッサンスの宝石箱、フィレンツェを眺めながら一曲〜

 

   フィレンツェピクニックのすすめ〜ということでお話しています。

さて町の中心に戻って行きましょう。帰り道、ポンテ・ベッキオのたもとに

マトヴァ・グローブスという手袋専門店があります。ローマのスペイン階段の

目の前が本店ですが、ここの手袋はすべてオリジナル!しなやかでやわらかい皮で色使いがとってもお洒落でデザインも素敵〜お値段も手ごろだし、荷物にならないからお土産にきっと重宝します。静岡あたりでは、ありそうでなかなかないんですよね〜お洒落な手袋〜お薦めです=

イタリアの太陽はヨーロッパでも南に位置しますから、結構強烈です。

あちこちに回廊があるのは日陰をつくるためです。

そんな紫外線が気になる女性にお薦めなのがサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の薬局、その名もオフィチーナ・プロフーモ・ファルマチュティカ・ディ・サンタ・マリア・ノヴェッラ。。世界でも最も古い薬局のひとつで、1612年創業です。ここはハーブ薬局、修道院の経営です。その昔、中世のころから、イタリアの医療行為は教会でされていたんです。ほとんどが薬草効果を研究して、症状によって、さまざまな効果のあるクリームやパウダーを開発したもの。

西洋医学が発達した今でもフィレンツェの女性たちに、美と健康のために秘伝のレシピでつくられるハーブクリームは根強い人気、たとえば、カモミールなどのドライハーブが入ったアイマスク。。フラワーウォーターか水を浸してまぶたにのせて15分、疲れ目や目元のむくみにいいそうです。それから温泉成分&ファンゴ(泥)配合のバストクリーム、、マッサージしながらバストに塗って、洗い流す、、ハリのあるバストに効果的。。などなどパッケージもかわいくて、お土産にもぴったり。。ここに限らず、イタリアでは薬局がけっこう面白い、、オリジナル配合製品が可愛くパッケージされて並んでいます。

さて大きめの町にくるとさすがイタリア、、ショッピングが面白いですよねえ。。

しかしフィレンツェに来たら必ず行かなくてはならないのが、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。。ドゥオーモです。そして階段を登ってクーポラに上がってください。。ここからフィレンツェの美しい町並みが全て見えます。

それは辻仁成の小説、そして映画、、冷静と情熱のあいだ、、の世界です。順正とアオイがいるんです。この映画に使われた音楽がエンヤのワイルド・」チャイルド・・・ここへの思い入れからこの番組のテーマ曲になっているんです。

今夜はイタリアルネッサンスの美しい町、フィレンツェのお話でした。
曲はそれではやっぱり、エンヤのワイルド・チャイルド〜〜〜

三ツ星レストラン〜

さて三ツ星レストランのお時間です。。

フィレンツェでは町中を歩いて観光することが殆どですよねえ。

イタリアは空気が乾燥していますから、まあ喉が渇きます。それに足も痛くなってきました。。そこで今夜は何度も立ち寄ることになるでしょうカフェ、のお話です。フィレンツェも古い町ですから当然、歴史のある老舗カフェがいくつもあります。町の中心、シニョーリア広場に面した、カフェ・リヴォワール。。

1872年創業のこのカフェは当時のクラシカルな内装がそのまま残り、とっても優雅な雰囲気、、天気がよければ、テラス席も素敵です。ここはもともと、チョコレート専門店だったということで、イタリア版、ホット・チョコレート、、

チョコラータ、、が名物、、観光客用に味のないカフェはいっぱいありますが、どうせお茶するなら、こういった歴史カフェのほうが、時代がタイムスリップ

するようで、お勧めです。

もう一軒、4ブロックほど駅側に歩いた角にあるのが、カフェ・ジッリ。。

ここも漆喰で装飾された高い天井アーチが、とっても素敵な歴史あるカフェ。。

店に入ると、長いショーケースにドルチェやパンがこれでもかっと並べられて

いらっしゃい、いらっしゃいしています。

しかしチョイスすべきはトリュフクリームを塗ったパニーノ。。

親指二つ分くらいのピッコロサイズですから、、2〜3個は食べれちゃいます。

さてイタリアのカフェを利用するときの注意点をいくつか。。。。

まず、日本との大きな違いは、立ち飲みと、着席とでは、コーヒーなどのお値段がぜんぜん違うということ・

まず、レジに行って注文の品物を告知して料金を払い、レシートを持ってカウンターに行ってバリスタさんに作ってもらうという流れです。

コーヒーの国ですから、コーヒーバリエーションは豊富です。

日本でよく飲むブレンドコーヒーは、カフェ・アメリカーノ、あるいはモカ  少し通ぶりたければ、カフェ・マキアート、、マキアートは汚れた、、という意味、、エスプレッソに少し立てたミルクが入ります。でもやはりイタリアのエスプレッソはレベルが高いですから、、是非体験してください。サトウをいっぱい入れて、スプーンで少しだけ混ぜ、2回くらいで飲み干して、カップの下に、溶けきらないで残ったコーヒー風味のサトウをスプーンですくって舐めるのがイタリアン。。。エスプレッソは香りを楽しむものです。南に行くほど量が少なくなります。ということで、今夜はフィレンツェの歴史カフェについてお話しました。イタリアに限らずヨーロッパの歴史カフェは文学や芸術の発信場所であることが多いですから、是非立ち寄ってくださいね。

曲は________________________

今夜の一品〜

さて今夜の一品でございます。。。今夜はずっとフィレンツェのお話をしてきましたので、肉料理にいたしましよう。。牛テール肉の煮込み、オーソ・ブッコです。オーソは骨、ブッコは穴、、つまり穴の空いた骨、、という意味。。。

牛のシッポを筒きりにしてありますから、

材料。オリーブオイル、にんにく、たまねぎ、人参、セロリ、牛テール肉

ブイヨン、トマト、ローリエ、レモン、パセリ、

 

作り方、、野菜は全てみじん切り、肉は塩、胡椒して小麦粉をまぶし、焼き色がつくまでソテーします。

別の鍋にオリーブオイル、にんにく、 取り出して、野菜(レモンとパセリ以外) 甘味を出すように、色付けないように ソテー

白ワイン、ざく切りトマト、ブイヨン、ロリエ。。。煮込みます。

味を調えて、仕上げに、レモンの皮とパセリ

サフランライスを添えるのが正当派です。。

このすがすがしい季節なら、ハーブミックスサラダに白ワインを添えて、

そうですねえ、、南トスカーナのリカーソリ伯爵の作った、かすかに樽の香りのする、すっきりとした、シャルドネを飲みながら、ちょいとゴキゲンな気分なら、近くのノルチャ産のトリュフをうすーくスライスしてたっぷりかけてたべましょうか。。。

秋もしだいに深くなっていきます。ロメオがおすすめする、今夜の一品。。

Piatto Cnsiria staserra…..

オーソ・ブッコ ご紹介しました。

曲は_____________________

エンディング〜

いかがでしたでしょうか。。イタリアの風を感じていただけましたでしょうか??さて今流れています曲〜前回の放送のときにゲストで来ていただきまして、たっぷりとお話を伺いました、伊藤ライムさん!!!!

彼女の歌う、______________

先日もお伝えしましたが、おさらいしましょう。。素敵な彼女、、117日、の月曜日、、夜6時半から。。静岡のふげつろうで、ディナーショーを行います。。ふげつろうのおいしい和食のビュッフェとお酒、そしてお腹を満たした後は、ライムさんと静岡のシンガー堀江きよさんや、ニコ奏者のジャー・パンファンさんたちの奏でる恋に効くロマンティックミュージックでお楽しみいただきます。チケットはお一人様12000円、お問い合わせはすみや本店プレイガイド、

電話番号は054-251-12331,,,,あるいはロメオまでロメオの電話番号は0543

65−6792です。当日は僕もうかがいますが、とっても楽しみにしていますので、ご興味のある方は是非、お問い合わせください。

さて今夜はこの辺でおしまいです。

お相手はリストランテロメオ、オーナーシェフ、、望月威志でした。

次回の登場は来週1031日の月曜日、

それまで皆さん、お元気で、チャ~オ、アリベデルチ====