二日目は8時にロビーに集合。外で朝食を取ることとなった。
午前中は景福宮に行く事になっているとの事だ。
ということで景福宮まで歩きながら、ソウルっ子が食べる朝食を食べに行った。
朝食は、牛のテールスープにご飯を入れて食べるというものだった。私の握りこぶし大の骨付き肉が2つと白菜がたっぷり入ったスープが大きなどんぶりに入って出てきた。
もちろんキムチが朝からお代りし放題でどんどん出てくる。
キムチも旨いくてお代わりした。スープも本当に美味。さすがに昨夜の夕ご飯が胃に応えて肉は食べきれなかったが、他は完食。
「本当に毎日朝からこれだけ食べるんですか?」と聞いたところ、本当にそうらしい。なるほどこれだけ食べればパワフルになるよな。
日本人朝ご飯食べない人多いもんな。なのにこちらでは朝からテールスープにキムチだもんな。朝からフル回転だよな。
その後景福宮に行った。 |
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天気も良く、最高だった。途中、韓国人の中学生修学旅行集団に一緒に写真を撮ってくれと言われた。
ユン先生曰く、日本人が珍しいらしいとの事。私、外国人なんだなとつくづく感じた。
景福宮に隣接する博物館にも入った。その時、太平洋戦争時代の日本の韓国支配についての資料もあり考えさせられた。
景福宮は韓国の王朝の宮殿だ。
写真の右手奥に見えるのが韓国人の信仰を集める山である。ソウルから見ると景福宮はその山をバックに建立されている。
そのような背景を踏まえた上で、当時日本の占領軍は日本領事館を景福宮の手前に建てたそうである。なんてひどい事をするんだと聞いてびっくりした。
現在は日本領事館は無くなっているが、取り壊しの際も屈辱的な歴史を忘れてはいけないと言う事で保存を求める声もあったそうである。博物館の中に1945年ごろの模型として日本領事館の姿を見ることが出来る。
その後、昼食を取りに明洞にタクシーで移動。冷麺が旨いという写真のお店に入る。看板に日本語が書いてあるものの、中は地元の人ばかり。1時半ぐらいだったのに店はいっぱい。私が食べたのは、ヘネンミョンという甘辛い海鮮の冷麺。ウェイトレスさんが冷麺を目の前ではさみで切ってくれる。
テレビと同じだ・・・と変な所で感動していた。さて具は、軟骨と穴子が入っていた・・・らしい。私はイカげそを揚げたものかと思って食べていた。
見た目は真っ赤で辛そうなのだが、全然辛くない。途中で辛し味噌を追加したぐらい。
本当にムチャクチャおいしかった。あと蕎麦湯のようなものが出てきたがこれも牛のスープなのかな。あっさりしていて美味しい。4杯も飲んだ。
昼食後は休む間も無く、徒歩にてロッテ百貨店に移動。買い物をした。 |
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ロッテ百貨店では地下でキムチ・韓国のり・韓国酒を購入した。
韓国のり屋は何軒かあるのだが、むかって右がお奨めということはKちゃん情報で知っていたのだが、いざ現場に立ってみると自信がない。
ユン先生に確認してお奨め店にて買うことができた。
キムチも尹先生お奨め店にて購入。白菜のキムチとゴマの葉のキムチを買った。どちらもお土産用でなく自宅で食べるようなもの。白菜のキムチは1キロ購入した。
帰りの梱包に気をつけないと発酵がどんどん進んじゃって酸っぱくなっちゃうよ。と尹先生からのアドバイスがあった。
まぁ、酸っぱいキムチも美味しいから好きなんだけどね。
その後、歩いてホテルに戻る。帰り道、ロッテホテルのBARがお奨めと教えてもらった。
途中、韓国人の初老の男性に道を尋ねられた。慌てていたら尹先生が来て対応してくれた。
「韓国人だと思われてましたよ。」と尹先生がおっしゃった。朝は日本人だって写真撮られたのに、午後は、韓国人になりきってしまったようだ。
ホテルに荷物を置いた後、地下鉄で東大門の市場へとむかった。
ここで一回解散。1時間の自由行動。一人でファッションビルのような建物の中をウロウロとした。
こういった市場では値段交渉が当たり前とのことで、韓国語で「安くして」というのは何ていうのか教えてもらった。
「サゲ ヘ ジュセヨ」と言うらしい。
いざ言ってみたらスタッフは日本語か英語のどちらか使えるらしく。どんどん日本語で声をかけられ、せっかく覚えたのに一回も言う事ができなかった。
見ているだけでも楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまった。
めがねを買うつもりだったのだけど、時間が足りなくなってしまったので、諦めた。気が着けば何も買っていなかった。
集合場所に行く途中の地下道で子犬が10匹程ダンボールに入れられて売られていた。全部酒類が違うのだが、コッカ-スパニエルの子がムチャクチャ可愛い。
本気で一瞬買おうかしら。と思ってしまった。
集合場所に行くと、二人迷子になって戻ってこない人がいた。アラアラ心配だわ〜と思っていたが無事戻ってきた。
その後、夕食を予約した店のある仁寺洞(インサドン)に地下鉄で移動した。
この移動中、地下鉄の乗り場が少しわかり辛かった為、途中で行方不明者が出てきた。
どうやら皆さん、朝から歩き回ってお疲れのご様子で注意散漫になっているようだ。
アラアラ又も心配だわ。どうしましょう。もし私もはぐれたらどうしよう。など考えていたら無事合流できた。
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仁寺洞では、韓国茶を飲む。陶磁器を買う。伝統酒場に行くという目的がある。
まずは、仁寺洞でまず女性陣は屋台でお菓子を買う。京都の八橋みたいな焼菓子。シナモンの香がしてとても美味しかった。
夕ご飯食べれなくなるよ〜と言われてもついつい食べてしまう。
ここで一旦解散。自由行動との事。歩き疲れもあるのでカフェでお茶にすることにした。
尹先生に連れて行ってもらってカフェに入る。Kちゃんのお奨めは柚子茶だったが、尹先生からはシナモンのお茶がお奨めとのこと。
暖かい柚子茶を頼んだ。あとシナモンのお茶を一口もらった。
甘くて美味しい。お土産で買って帰りたい。
その後解散。適当にストリートを歩く。お奨めの陶磁器屋に入ってお土産を買う。
Mちゃんからリクエストがあった急須を探すが意外に高い。仁寺洞はあまり安くないし、値切らないって聞いていたので納得。
適当に見繕い後はウィンドウショッピングをした。
おしゃれで活気のある商店街という感じがする。途中地元の子供が民族衣装を身に着けて韓国の打楽器の演奏をするパレードに出くわした。
なかなか迫力があって面白い。
時間とお腹に余裕があれば缶ビールでも片手に座って見ていたい感じがした。
けど、そんなお行儀が悪い人がとりあえずは見当たらなかった。
また20代ぐらいの男性がギター片手にストリートライブをやっていたりした。
人だかりができて異様に盛り上がっているんだけど、音楽性よか本人の喋りが面白いみたいだった。 |
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仁寺洞のメインストリートの裏手にはお洒落な民族酒場があるとのことだ。
尹先生が一軒予約しておいてくれた。夕ご飯はそこで韓国の精進料理を食べる事となった。
最初にゴマのお粥に始まり、何種類かのチヂミ、野菜を揚げたもの、野菜を茹でたものに数種類のキムチをあわせたもの。
これも本当に美味しい。考えてみれば、昨日から肉ってあまり食べていないんだよね。
マッコルリ酒も初めて飲んだ。美味しい。
シュワシュワと微炭酸で白濁したお酒だ。月のうさぎという日本酒に似ている。それより味も濃く、アルコール度も高そうだ。
これが直系20センチ強のボゥルに入って出てくる。ここからおわんで汲み出して呑むのだ。
この方法だとおわんの外にお酒がついて、机の上にお酒がこぼれてしまう。なんか大陸的だな〜と思った。
味噌汁も出てきたがもちろん唐辛子が入っている。
美味しい。これから味噌汁に七味でもいれようかなと思った。
10時に食事が終了。
歩いてホテルに戻った。途中コンビニでビールやらチヂミの元とかお菓子など買ってホテルに戻った。
元気があればアカスリに行こうと思ったが、気力が無い。
同室のAさんはどうしても韓国のケーキが食べたいとお誘いを受けた。
お腹はいっぱいだったし、さすがにケーキは要らないなと思ったので、お断りした。
1日歩いたので足がパンパンだ。お風呂を沸かして入ってビールを飲んで寝てしまった。 |
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