行政書士試験対策!予想問題とミニコラム2
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◇エッセイ 全国トップの実力者〜その1
さて、やっとこのお話をする日がやってきました。
2月5日発行、第24号の岡元様の話の中で登場しましたが…、
http://blog.mag2.com/m/log/0000192603/108211777.html
私の司法書士試験はどうなったのか?
「不合格でした…はい」(平成18年度)ギャー・・・(>_<)
合格が見えてきたような気がします・・・、といいつつも、
なかなか合格できません。ごめんなさい。
…3回目の司法書士試験まではずっと一緒に勉強してきた人がいました。
その後、その人は勉強をやめ、私は新しい学校に移り、勉強を続けるこ
とになります。前作でお話したとおりです。
おかげで実力は上がったのですが、
新しい学校では、全国トップクラスの2人の実力者、Iさん(女性)
とMさん(男性)に知り合いました。2人とも見事その年の司法書士
試験に合格され、私より若いです。
この2人に出会えたことは、私の受験生活の中では、一番の幸運でした。
今回から、2人から学んだことについて書きたいと思います。
Iさん(女性)は、私と同じ静岡県出身なのですが、
いつもテストでは高得点。超難問ぞろいのテストでこれだけの点数を
とれるのは、いつも感心していました。
私も年内のテストでは、全国の上位陣と同じ位置にいたので、もしか
したらいけるかもしれないと思っていたのですが、年明けの答練が始
まると、グッと差をつけられてしまいました。差をつけられたという
より、もともとあった差が明確になったという表現が正しいです。
成績表をみて気付いたのですが、年明けの答練でもそのまま上位陣に
いるグループと、ギリギリ成績優秀者というグループ。Iさん、Mさ
んは前者のグループだったのですが、私は後者のグループに入りまし
た。
でも、私にはその理由がすぐに分かりました。
年内のテストは1週間で1科目なのに、年明けの答練からは1週間に
2科目以上まわさないといけないのです。しかし、当時の私の力では
1週間に1科目が限界でした。残りの1科目は勉強せず答練に臨まな
ければいけないのです。(1科目のテキストは500ページくらいで
す)この理論でいくと私の年明けの答練の点数は年内のテストの半分
になります。
おそらくですが、全国の上位陣は1週間で2科目でも3科目でもまわ
せる力をもっているのでしょう。科目数が増えても、私みたく大幅に
点数が落ちることはないのです。
厚い基本書をゆっくりしっかり1ヵ月くらいかけて読むよりも、基本
書を読むスピード、つまり500ページ近くある基本書を3日くらい
で読めるようにすることは大切なんだと確信しました。
正直、前の学校にいたころは、ゆっくり読むことに慣れていたので
(授業のペースがゆっくりだったので)、全国レベルでは太刀打ちでき
ないのは当然のことでした。
でもそれだけではありませんでした。
Iさんは会社員です。
仕事もフルに8時間しています。私も知っている忙しい職場で働いて
います。
でも彼女は、勉強時間も8時間確保していたのです。眠い目をこすり
ながら。朝5時に起きて、夜中の1時まで勉強する。そんな生活を2
年以上続けてきたのです。
いいかえれば、そこまでしないと司法書士試験は合格できないのです。
甘えは許されません。
私は、全国トップの実力者というものが、どれくらいのレベルか知っ
ています。
行政書士試験の世界では、「1年で受かった」など短期合格法とうた
ったものが商材としてよく見かけますが、私からみればどうでもいい
ことです。
そんなものは、勉強のレベルが上がれば上がるほど読む価値がなくな
ってきます。
やはり人間、ひたむきに勉強する努力を忘れてはいけません。
Iさんを見ていると、私がなかなか合格できないのは、ただ単に勉強
不足なんだということがハッキリ分かります。
彼女は合格前に「私も(年明けの答練で)匂坂さんと同じ経験をした」
と話していたので、私が今いる位置はかつて彼女が通った道だったと
思います。
彼女の、この言葉にはとても救われました。
年下ながら私なんかよりずっと努力している彼女には、今でも、とて
も尊敬しています。いつか、お会いしたら、お礼をいいたいと思って
ます。
◇エッセイ 全国トップの実力者〜その2
Mさん(男性)は三重県出身で、開業者です。
彼のほうが、実力は遥かに上なのに、私のことをいまでも先生と呼んで
くれます。
彼は6回目で司法書士試験に合格しました。
ここ数年間ずっと全国でも上位にいた実力者です。
私にはMさんに出会えたことも大きかったです。
…私が新しい学校に移り、始めたことの一つに「間違いノート作り」
があります。
司法書士試験の世界では、合格者は必ず、自分なりにまとめた何らかの
ノートを持っている、といわれています。
前の学校にいた頃は、作り方が分からなかったのでできなかったのです
が、ある先生に、コピーをノートに貼り付けるだけでもよい、とアドバ
イスいただいたので、事務所にコピー機があるので、それを使って
「間違いノート」を作ることにしました。
事務所やってて良かったと思った瞬間でした(^^)。
まず、
1.過去に答練等で間違えた部分をコピーします。
2.それを切り取ってA4の紙に貼り付けます。
3.そして、その紙をセットして、ルーズリーフをコピー機の横にある
手差し印刷で流します。
この手順で、間違いノートをつくることにしました。
これはすごく効果がありました。私の中では画期的な発明で、一度間違
えた部分は、これでほとんど間違えることがなくなりました。
私は正直、これで満足していました。
Mさんも、ここ数年、全国の上位にいた実力者。
やはり彼も、間違いノートは自分なりに作っていました。
…が、次の瞬間、私とは決定的な違いがあることに愕然としました。
電話帳なみにぶ厚い、手書きのバインダー式ノート。
どこを読んでも、彼の書いた字や手書きの図でいっぱいなのに、
軽く700〜800ページはあったと思います。
開くとバインダーの根元の輪が何も見えないくらいノート(ルーズリ
ーフ)を詰め込んでいるのです。
間違えた問題文もすべて手で書いてありました。
しかも、それが2冊。
2冊のタイトルが司法書士試験11科目中の2科目のタイトルだったの
で、他の科目のノートも存在するのかもしれません。
「僕は覚えが悪いから、書いて覚えるしかないんです」
まさにその言葉どおりでした。覚えが悪いから…というのは謙遜ですが、
彼のノートはホントに書いて書いて書きまくってます。空白の部分がほ
とんどないくらい、真っ黒です。
誰が見ても、1年では、とても書ける量ではありませんでした。
彼は数年もの間、ずっと書き溜めていたのです。
これは誰にでもできるものではありません。
全国で上位にいく人達には、必ず突出したものがあります。
ここまで相当な努力をされたと思います。
彼は合格前、「僕にもまだ穴はあります」と言っていました。
この謙虚な姿勢が、数年もの間、全国上位に居続けた理由かもしれませ
ん。
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