整備奮戦記U
☆PORSCHE996 4000-4500rpmもたつく
まず、ダイアグOB91を接続フォルトはなし、このあたりの車になるとフォルトが出なくても性能が低下してしまう事があるCJ2で各装置のデーターを取り込んだ。排気ガスの採取、排気圧力の測定。今回、困ったのは996GT3の整備マニュアルがない事だ。仕方なく周辺よりのせめて行く事とをメカニックに命じた。さしあたり吸入より開始。吸入の負圧を見る、どうもデーターストリームをみると吸入温度(62度)がちょっと高すぎるようだ。外気温は12-15度だ。早速エアークリーナーBOXをはずして見るとBOXの組みつけがうまくなく隙間が出来てしまっている。これが吸気温を上げる原因だ。一応中身は・・・、「オー」何だこれは、「マスキングテープが・・・」吸い込んでエヤークリーナーを詰まらせてしまっていた。排気GASを測定するとAFR19.5、ラムダ16.6、CO2が4.6%CO1.3%、HC167ppm、と修理前よりかなり薄くなった。排気温度も50度台に下がり。、この2つが原因と特定、しっかり組み合わせ取り付けTESTをしてみると”OK”だ。故障でないコショウは発見まで時間がかかるものだと痛感した。

☆BENZ300TE H5 4マチックランプが時々点灯 
早速ダイアグを見ると「プレッシャーCバルブフロント」フォルト、次に単品テストをした。Pバルブは2個ついているが
両方とも単品TESTでは合格だ。不明のまま一旦納車した。翌日、「高速のインター出口で止まってしまった」のTEL。JAFが工場まで運んでくれた。何とか始動したので今度はダイアグテスターを付けたまま走行してみる。おっとPバルブが作動した瞬間ECUの電圧がドロッフ(9.5V以下)電力の供給不足゚ダイナモ不良が原因だ。
分解してみるとコンミュテターが不良なのでリビルとした。交換後は13.9V-14.04Vの間で安定しランプも点くことはなく修理は完了した。
☆BENZ300TE H3 4マチックランプがたまに点灯 
下取りの300TEだ、エンジンが冷間じにたまに点灯する。暖かくなると消えていると言うことはOilが関係している。量を見るとほとんどないどこかで洩れている。後日報告
☆BENZ280 H6 ドアーからすきま風が入る。
メルセデスで「すきまかぜ」はウエザーストリップが切れたりして老化していなければ、ほとんどドアー調整で治る。普通の使用でこの年式でドアー下がりはほとんどないほど堅牢なヒンジだ。でもこの車両は下がっているので調整。風きり音と言う事なので特にドアーサッシ上段のシールに注意し調整した。0.5H
☆BENZ C280 エンジン不調
同業者より、フローメーターが良くないので見てくれの電話。診断してくれれば良いとの事。早速、OB91と38ピンを接続これは「マスセンサー不良」「A/F不良」の2個でた。吸入側についているエアーフローセンサー不良と診断、交換後確認のためと記憶の消去に再度くるよう告げた。測定時間約5分

☆ライトエースT H5 シフトロックが解除できない。
この車はシフトロック解除ボタンがないので故障すると厄介である。にっちもさっちもいかない。早速シフトロック部分(ハンドルポスト部)を分解してみる。見ると長年給脂がなく錆びさびで押さえスプリングも上手く作動しない。さびをきれいに取りグリスを給脂し動きを確認し完成とした。ユーザーがガソリンスタンドで5−6年間当社に入庫していないで自分の所で車検をしているので給脂不足は当社の責任ではないと考え有料にした。0.6H
☆タホ H9 ラジエター冷却液がへる

2-3ヶ月ごとにラジエターのタンクが空になる。水が減るでの入庫ではなくホーンが鳴らないで入庫、ユーザーから管理委託は受けていないが、購入後当社で記録管理しているので発見した。テスターをかけ良く見るとシリンダーインテークマニーホールドの間で漏り、わずかなのでそのまま蒸発してしまい車庫には後もつかず減ってしまう。ホーンは修理し、一応ユーザーに話し一旦納車した。いずれ治さないとダメだろう。
☆ハイエースW H8時々CHG(チャジーランプ)がぼんやり点灯する。
ユーザーはこれでもう3ヶ月位乗っているらしい。出力電流を測定すると、何とフルロードで10Aしか出ていない通常は50Aはくだらないのに、これはブラシの磨耗かレギレター、ダイオードの不良だ。波形からダイオードはOKのようだ。オーバーホールしブラシ、レギレター、ベアリングを交換し取り付けた。TESTでは楽に50アンペアをオーバーした。
☆ハイエースWデーゼル H6 最近エンジンのパワーがなくエンジンオイル消費が大。走行は20万キロオーバー。
一般的に20万キロ前後走行しパワーが落ちるとほとんど「寿命です」と判断しがちだが実際原動機がダメなのは極少ない。「新車時よりオイル管理をしっかりやっていれば」の条件付だが診断すると、パワーがないのはターボチャージャーの圧力漏れ2箇所。インテークマニホールドガスケットとスロッツトルバルブシャフトである。オイル消費は吸入と排気バルブのステムシールからと判定。ついでにベルト、ラジエター、クリーナーも交換しても20万でおつり。この車はかなり酷使して使用されているが本当に丈夫だ。
☆ポルシェ911 H5 5Km走行後エンスト
「朝かかり悪いのでバッテリーを交換してくれ」と入庫。「えー、バッテリーは交換後まだ2年はたってないよー」とバッテリーを見ると「すでに他社で交換してある」「それでも換えてくれ!!??」これは原因が他にあるなーとメカニックに点検整備とバッテリーチェックを支持。「バッテリーも充電もOK」と報告、納車。10分もしないうちに電話、出張。レストランの駐車場で止まっている。「充電していないみたいだ、測定したのに・・。」ブースターをつなぎスイッチONんーCHGランプが点いていない「これでは充電しない1度2500rpmに上げればするが」CHGランプ切れということで会社に持ち込んだ。電球を交換してみたが点灯しない。これは配線か基板の故障だ。案の定時計の裏にあるプリント基板とコネクターのハンダが甘く接触不良を起こしていた。
12pすべてのハンダをしなおし組上げスイッチON。「点灯」充電電流も十分でOKとした。
ところで交換前のバッテリーは「何処に」寿命になっていないと思うが。「お金持ちとはいえ、もったいない・・。」
☆ゴルフV H7 ラジオが鳴らない
オーデオを交換したがラジオが鳴らないので見てほしい。と入庫。診ると何のことはない普通のモーターアンテナのラジオだ。ブースターも使用していないのでANTの交換で良しとした。

☆ワゴンR H6 朝、A/Tが変速しない(シフトアップ)30秒位すると良くなりその後は正常。
早速ダイアグを見てみる今は「F12で正常」である。ワゴンRのECUはキーを切るとメモリーが消えてしまう旧型のECUなので症状が出ないとダイアグでの診断はできない。入庫後毎日(4-5日)乗ってはいるが症状は出ない。ユーザーに再度詳しく尋ねると朝一が変速しない「2速か3速か?」の質問に「良くわからない!」と言う事だが一応メカ系か電子関係化2分する事にした。「30秒位すると良くなり」なら油圧(メカ)系だ。ATオイルを交換し再度テストした。1日置いて翌々日試乗、シフトもスムースだ3Kmほど走行して帰ろうと近くの信号で停車後再スタートすると加速が悪い、シフトUPしない!!!そのまま工場にINN、エンジンを止めないでダイアグ測定  「F24の車速センサー」おーこれで診断完了早速部品発注。スズキ自販のメカニックも車速センサーが一番多いと言っていた。
☆BMW E34 525 水漏れオーバーヒートする。
車両を引き取りに行くと、ラジエターの下が濡れているロアーホースを良く見るとA/Cコンプレッサーのプーリーが接触している。多分、他整備工場で整備の際、社外ベルトで長いのだ。過去にも経験がある。社外を使用する整備工場は特に注意が必要である。
☆BMW E30 320 が時々エンストする。
久しぶりにダイアグノーシスでは見れない故障である。まずメカ部と電子部分にわけホースからのエヤーの吸い込み燃圧等を測定OKだ。次に電子関係のテストBMWE30でダイアグに現れずにエンジンストップは主に2箇所である。1つはrpmセンサーとアイドルコントロールバルブである。rpmセンサーは2ヶ月ほど前に交換してありデターストリームもないので、アイドルコントロールバルブに決まりだ。

☆サーブ900 H7 ステアリングギヤーのオイルが洩れてしまいNONパワーステ、エンジンチェックランプ点灯、ギヤーBOXチェックランプ点灯が入庫 ・・あとで報告
特に困難な仕事ではなかったが、報告が遅れてしまった。ステアリングギヤーのオイル洩れだがこれはリングナットのロックが甘く車上でギヤーBOXが分解してしまう直前に発見したものだ。ギヤーBOXを取りだし慎重にに組み車体に組み付けた。パイプが引っ張られ2本ともパンクしてしまっているので発注したら2から3ヶ月かかるというので近くの精密溶接の会社にお願いした。ヘインズダイアグを接続「エンジンのキャニスターバルブフォルト」ギヤーBOXは「インヒビタースイッチ フォルト」。キャニスターVはBMW車から移植。インヒビターSWは分解、清掃し完了とした。
この車から感じたことは、異常を感じたら早期に正しく修理した方が安価にあがることを新たに認識した。
☆BENZ230ワゴン ’97 A/Tがエマージェンシーモードになっている。後日報告の件
お客様にさしあたり乗ってもらう事にしたが1週間後同じ症状が再発。ダイアグを見ると「SPn3」なので、いよいよスピードセンサーN3を交換することした。でも高価(¥33900)なので再度ECUとセンサーのTEST(キーエンス等)を繰り返し確実にN3不良を確認し交換し納品した。交換は2時間もかからないが診断にかなりの時間を費やした。
☆ハイエースW H3 180000Km 10/5にオルタネーターリビルト交換したがまた充電しない。
まずメータ内充電ランプをはじめコントロールランプが点灯している。コネクター、その他接合部をCheck整備ミスのない事を確認、次にローターコイルに励磁されているかTESTこれもOKである。ダイオードのパンクかコイルの損傷と確定、リビルト会社に連絡症状を伝えると「別のを送る」と回答。翌日、交換し正常に回復したが、ハイエースは交換に時間がかかり(3時間位)その工賃は?仕事を受けるときお客様に極力「後に手がかからない様に・・。」の信頼。何よりお客様の貴重な時間、バッテリーが短命になる可能性あり等、ただ「治りました。」で済む問題ではないように感じる。再修理は過大な損失を発生してします。反省したい。

☆ポルシェ911 H3 55000Km エンジン不調
エンジン不調といっても「パワーがない」である。まず、ダイアグ診たいが読める機械が当社にはない。ルーフ浜松の吉田さんの所に行けばあるが・・・。仕方なく経験とデジタルテスター、シンクロスコープ、排気ガスデスターで開始。というとすごく難しく感じるが用はエンジンコントロールがされているかいないかである。エンジンをかけA/CコンプレッサーのスイッチON、これでアイドルUPすればOK。次に1速にしてアクセルを踏まずにクラッチを放し700rpmをホールドできればエンジンコントロールは正常である。そのTESTをするとやはりパワーが少し足りない。走行してみると。時々バックファイアーする。なんだーこれはツインデストリビューター
のベルトがとんでいる。早速工場に帰りタイミングライトで両方のプラグコードを診てみるやはりトレーリングが点火していない。ルーフ浜松にいってベルト¥4500を手に入れ分解交換・・。エンジンをかけると6気筒3.6リッルのエンジンがよみがえった。・・・。普通のコックドベルトなので切れて当たり前だ。強化ベルトとかチェンなど切れにくいもので製作していただきたい。リビルトで買うと6万円は高価すぎる。ちなみにデーラーにはベルトだけは売っていません。こんな事しているとユーザーが少なくなってしまうのでは!!

☆アルト H8 始動しないセルは元気良く回る

まずスパークプラグをみる。いきなり間隙不良(磨耗している)。このエンジンはプラグの間隙が広いと電圧が上がりすぎキャップで放電しプラグコード交換になる。今回はそこまでいっていない。デスキャップとローターコードのレジストを点検。次に自動チョークの開閉を見る。グリス、汚れをウオッシャーできれいにしCRCを吹きつけ防さびした。ついでにバッテリーTESTをし10、5Vあり合格。翌朝完成テスト時。セル一発。完成とした。

☆BMW E36 ベルトがはずれた

入庫時、ファンベルトははずれプーリに巻きついていた。ファンを廻しウオーターポンプの良否を見ると、あまりガタもなく回転した。これはアイドルプーリーかテンションプーリの回転が重たいのでは・・・。あまり重くない
でも廻すとシャー音これが原因とユーザーに話見積もりを伝えた。翌日ローラーを換え、ベルトをはめエンジン始動。ななんとギャーギャー音サイドウオーターポンプ(W/P)をチェックこれはOUT・・・。情けないこんな所で診断ミスだなんて。結局W/Pも交換し完成とした。反省、反省

☆エスティマH8 ディーゼル  メーター内の異常ブレ−キランプが時々点灯し効かなくなる
1回目のブレーキングは良いが2回目はブーストが効かず「ヒヤー」とする。早速場キュームゲージで測定、バキュームがぜんぜん維持しないこれはリークしてる。バキュームラインをChekするとコントロール用の細いホースが破けている。トヨタのホースは耐久力もずいぶんあるのに・・・・。製作者も大変だ

☆ハイエースW ディーゼルH4 燃料が洩れる
これはTOYOTAディーゼル特有の「ポンプアッパーカバー」歪とゴムパッキンの疲労である。ゴムパッキンを交換すればすぐにOKであるがアッパーカバーを直定規で測定すると歪が0.2mmもある。メカニックに面研を0.05mm以内を指示。組み付けて完成検査をし出庫した。以前同じ修理をディーゼルポンプ専門店にやってもらった事があるが¥25000支払った記憶がある。当社メカニック所要時間1.5H-¥11000なのだが多めにみても¥15000程度じゃない・・・。取りすぎ!!!

☆BENZ 600SEL ’92 時々ドアーが4枚とも閉まらない(オートクロザー不良)後日 
トランク内のバキュウムポンプを点検「いつまでも回っているので内部タイマーが作動停止」と確認。各ドアーの気密TESTを指示。右後ろからエアー漏れを確認「多分アクチュエーター?」ドアートリムをはずし単品TEST「アレー悪くなーい」これは配管パイプかー。ポンプ側から圧力をかけ静かにしていればシュウー音するよ・・・。案の定センターピラーの中で音がしている。ジョイントがエアー用と電気コネクターが一緒になっている。
このジョイントか・・・。いや違う・・・。パイプの端についているジョイントとパイプの接合部からである。珍しい故障である。

☆BENZ230ワゴン ’97 A/Tがエマージェンシーモードになっている。後日報告
OB91を接続エンジンは異常なしミッションは「スピードセンサーN3が不良」当然CANの接続も切断されている。まずはコード消去してみる「消えない」。M.BENZマニュアルをみると「交換前にA/T内部のプリント基板に鉄粉はのっている場合もある」早速、内部フラッシングし新しいOIL(純正)を注入。メカニックが「直ったよ」と連絡。再度OB91を接続フォルトコードを消去してみる。おー消えた。試乗走行後OB91を接続フォルトコードも出ず。CANも接続完成TEST後納車した。

☆VOLVO740 ’90 時々エンジンが始動しない
OB91を接続、フォルトコードは311の「ビーグルスピードノーシグナル」232の「燃料A/F・Rの不適当」だ。でもアクティブデーターかどうか判断するため一度クリヤーコードをしてみる。このECUはOB91では古いECUなのでクリヤーできない、車載のコネクターについているボタンでクリヤーした。「Not フォルトコード」になったので実車走行を約20分くらいした後再度OB91を接続「Not フォルトコード」だ。これは他に原因あると確信つづく


☆BENZ S600 ’97  トランクが閉まらない
S600はオートクローズ式なのでトランクリットを軽く置くだけで後は自動的にロックされる。ハイエースWのトランク版である作動はバキュームポンプで開閉をアシストする。ポンプは正常作動しているのでメカニカルが原因と考える。やはりマイクロスイッチのずれだ。開閉に強いショックがあるとずれる事がある。マイクロスイッチを調整しフードスプリングを強くし
完成としたリヤースポイラー付きなので強いスプリングが必要になる。

☆BENZ 600SEL ’91 キーが回らない
キーシリンダーの交換だが工場前で動かなくなったのでさしあたり移動した。キーNoを元のままを希望なので
本国オーダーとなり1.5ヶ月位かかるそうである(ヤナセ)。さしあたりキーを廻し工場に運びヤナセに部品を発注した。

☆パサートワゴン H8 突然のオイル漏れ 

昨日まではなんともなかったが朝乗ったら舗装にオイルでマーキングしてしまう!!とTELあり「これはOIL圧力系」からの漏れその場を動かず、まずOILレベルを見て、多めにOILを入れてこちらに向かうよう指示。
診ると、やはり「OILプレッシャースイッチ」からボトボト洩れている。レベルを見てみるともうLOW以下。ここが悪くなると圧力が1-3K/cm2位かかっているのでエンジンオイルがどんどん出ていってしまう。人間の動脈に相当する個所である。

☆マークUツインターボ 水が減る 

ユーザーから「水が減る、ヘットガスケットがとんでいるので交換してくれ」と入庫、ラジエターを覗いてみると冷却液がないので水をいっぱいまで入れエンジンを始動。ラジエターに吹き返しはないのでヘットガスケットはさしあたりOKとする。しかし、タービン側のシリンダー上部とヘットの間付近から水がたれている。早速ラジエターテスターで診てみる。なんとウオーターポンプリヤーハウジングの目クラ蓋にピンホールの穴があいている。リヤーハウジングだけ交換しても良いが、もう6万以上も走行しているのでポンプAssyで交換。Tベルトもはずしたついでに交換し、ラジエターテスターをかけ完成とした。

☆アウディー80 Sport セルが廻らない  
「ユーザーから買い物して帰ろうと思ったらエンジンがかからない!」と連絡ありまず「ヘットライトを点灯しホーン鳴らしてみて」の質問をした。これをやらないと短にバッテリー上がりの場合が多い。片道12-3Kmあるので近くのJAFにTELした方が経費のセーブになる。出張に行くのは何ら抵抗はないが費用が¥4000ほどかかるのでお客様の出費を考えての事である。話しを戻すと「ライトも明るいし、ホーンもなる」との事、「インヒビターSWかセルモーター関係」と断定一応ブースターケーブルと短絡(バイパス)するコード、一般工具を持参した。「前にもこういった事ありましたか?」の質問に「過去2回ほどセルが廻らない事ありました。」「その時どうしました?」「シフトレバーをガシャガシャ動かすとそのうち始動した」との事「これはほぼインヒビターSWだ」早速バイパス用コードをバッテリーとセルモーターのマグネチックスイッチにつなぐとセルが廻りエンジンが始動した。アウディーはインヒビターSWと言わずマルチファンクションスイッチと呼び名である。交換後は快調に始動するので、セルモーター関係はOKとした。


☆ワゴンR H9 時々パワーステアリングが重くなる! 
後日報告です
ダイアグを診ると「ビーグルスピードセンサーフォルト」と出た。スピードセンサーはどこに。SUZUKI 自販にTELして聞くとT/MからメーターまでワイヤーでメーターからECUまでがデジタルだそうだ。だったらメータ−不良。いやメーターでてるよ-とメカニック。ほんとー。しばらくして「メーターワイヤーが抜けちゃった」そんな事ありー。それはカシメ不良「それが原因!!」メーターのアウターの長さが長くなり時々スリップその時「フォルトがでる」でも走行中はP/Sはほとんど効いていないのでドライバーには解からない。


☆ローバー220GTi H6 
夕方、加速不良で入庫、翌朝早速、ダイアグは17番「スロットル ポテンショメーター サプライ」なのでもう直ったも同然と高をくくり単品TESTに入った。うーんおかしい、スロポジは悪くないし電圧5Vも正常だ。じゃースロッルボデーのつまり。はずし清掃ついでにアイドルコントローラーも分解清掃調整、ついでにMASセンサーの作動も確認したが、一向うに原因はつかめない。相変わらずダイアグは17番「スロットル ポテンショメーター サプライ」だ。最初に戻り排気ガスを測定した。CO0.00、HC2ppm, AFR20.2,CO2 16.8% ,O2 7.8%より混合ガスが薄い、何でだろう????ECU不良・・ほんとー。相変わらず加速時息つき・・・。またまた基本に戻りひとまずダイアグは忘れ点火系のTEST。コート、ローター゙をサーキットテスターで点検異常なし。プラグをとると4本中3本が碍子が折れている。これが原因かなー。交換するとうまく吹き上がる・・。ほんと!!?じゃダイアグはなんで・・・。ダイアグテスターに頼りすぎと技術的未熟さが暴露してしまった1日だった。明日の宿題。
翌日、ユーザーの許可を得、スパークプラグをイリジュウムに換えマフラーも排気洩れしているのではずして溶接修理したその後試乗したが快調だ。「スパークプラグ」が原因・・・・。フォルトコードを消去、排気ガスを測定CO 0.31%、HC 90ppm, CO2 14.84%, AFR 15.8 ,O2 1.98%ほぼ理想的になったが。自身の反省すべき2日間だった。コードリーダーはイギリス製ヘインズ社P FCRを使用した。診断作業時間約1日と3時間

☆BENZ W210 E430 1998年式
SRS(エヤーバック)ランプ点灯、出入庫OB91を接続するも車のSRSのECUと通信が出来ない。エンジンは可能だ。後日報告。11/6 昨日オートランドに頼んだ、OB91のVer PUのソフトウエアーカートリッジが到着。早速OB91にビルトイン。O-u今度はコンタクトもでき、読みこめる
SRSを選択現在フォルトはなく過去に異常があったらしい。これは経験からだが多分「スリップリングの一時的な接触不良」と考え、フォルトを消し完成とした。BENZのダイアグは安全性に関するシステムについては過去と現在フォルトをドライバーや整備士にわかるようにしてあり好感が持てる。日本車も早くこのレベルに達してもらいたいものだ。

☆ブラバス(BENZ)W210 2000年
 左スモール、左ブレーキランプつかず、バルブは切れていない。
まずF左スモールをはずしてみる。電球も切れていない。サーキットテスターで見ると電源がきていないエンジンルーム内ヒューズBoxを見ても切れたヒューズはない。サーキットテスター一本一本Checkしたが異常なし事故暦の様子もない???そう言えばW211は照明関係は独立ヒューズになった記憶。おーあるある、ライとスイッチの横ダッシュの端に。中の7.5Aが切れている。交換後異常は感じないが何で切れたか不明なので完璧ではない。次に左ブレーキランプだちょっと見には切れていないがサーキットテスターでみると切れている純正のバルブが在庫にないが比べるとBMWと一緒のようなので交換した。こちらは電球の寿命と言う事でOKとした。ところがヒューズをはずしたのでABSランプが点灯してしまった。早速OB91を接続フォルト1054をリセット。走行TESTをして完成とした。OB91もこの車のABSについて 「UN Knownを表示」いよいよソフトウエアーをアップロードか・・・。今日はテスタ-類が妙にありがたく感じた。ユザーにお待ちしていただいたのでがんばりました。所要時間35分

☆デリカ スペースギヤ H7 暖房効かない、
(10/31)で入庫。暗くなってからの入庫だが即診断に入る。診断はできる限りその場でしてしまうのが一番良いと考えている。AACなので設定温度のみで全部のシステムが働かなければならない。温度ボタンを上げたり下げたりしても暖房になる気配はない。当社には車両マニュアルを持っていない。書庫に行きエヤコンに関する本を片っ端から見てみると参考資料があった。三菱のAACには「ダイアグがついている」と書いてある。すぐコネクターを探して見る「あるある」私の記憶では三菱のダイアグはフォルトを常時発信しているのもある。きっとこのACも・・。自作のダイアグテスター(10年前のアナログを改造)を持ち出し、ピン5とピン11に接続するとフォルト41と43が出た。換算表を見ると「エアーMIXバルブ 不良、もしくはECU不良」とある。一応診断を終了しお客様にその旨説明しマニュアルがないので今日はここまでしか出来ない事を告げた。診断時間約35分
よく11/1
振興会にエアーMixのローケーションを頼んだが資料がないというので、デーラーから送っていただいた。エアーMIXはAC、BOXの一番下の奥についている。メカニックにACコントローラー(ECU)の出力とAirMixアクチュエーターの単品作動確認を支持約1時間後、「AirMixフラップが貼り付いていた。」と報告。「夏の間暖房は使わないので貼り付いてしまった」と考え。貼り付き防止のスプレーをさし、組み付け。作動確認、フォルトを消しさらに作動確認、再びフォルトが出ない事を確かめ完成とした。ヒーターもよく効く。修理時間1.5時間

☆オペルビータ1.4 H7 (中古車センターより)ABSランプ 点灯不良 で入庫 
今回使用したのはイギリス製 ヘインズ社FCRのABS PODを使用した。早速左側のヒューズBOXにあるダイアグコネクターに接続OBDの共通コネクターだ。しかしOBD2ではない。ABS 2EではアクセスできずABS SH2にすると接続できた。「フォルト41左 ホィールセンサー ノーシグナル 」「フォルト42 左 ホィールセンサーオープン」の2個のコードが出た。工場に持ち込みリフトUP、先回のヴォルヴォの失敗、2度はしたくはない。「ホールセンサーは案の定OK」。やはりECUの疑いがある。車両より取り出しAMP側のふたを開け内部を見る。「やはり水分混入」エヤーで清掃し仮に車に取り付けてみる。フォルトコードをクリヤードし再度フォルトは出ないので、シリコン密閉し実走行した。滑りやすい路面で思い切りブレーキを踏んで見る「ウーン」と音がしてABSが効いた。数回繰り返し再度フォルトが出ない事を確認し完成とした。完成までの所要時間2.5時間

☆8/25の再修理の巻き ボルボV70時々ABSランプ点灯、ダイアグは「リヤー車速センサー不良」。「おーこれはセンサー交換でOK」と考え2日後交換してダイアグを再度チェック、OK、納車!!。すると30分もしないうちに「ランプ点くよー」・・・・・・。ダイアグは必要だが100%ではないことを経験(まあー時々あるが)。検討しメドがついたら再入庫なので後日報告で〜す。検討会9/2 ECUのドライブ電圧5Vがない〜い??じゃーECU不良ジャン・・・。ほんとかなー・・・・。ECUのドライブ電圧5Vかけてみたら?
10/8ボルボV70再入庫、OB91を接続やはりフォルトコード「左後部センサー信号ナシ」が出ている。センサーはすでに新品に交換している。今回は接続配線を再度Checkし不良のない事を確認し、ECU内部と判定場所はエンジンルーム内左バルクヘット付近に密閉された形で油圧バルブBOXに抱っこしている。ECUのみを取り外し無理やり内部をこじ開けた。言うまでもなく中身を壊さない様にしてだが。中を見ると基盤はシリコンつけしてあり防水は良い様に思われるが、日本の気候では空気の通うところから酸素が進入しハンダが酸化している。
一見なんともない様に見えても40倍くらいで見るとかなり酸化してしまっているのが判る。シリコンコートを破り約20ヶ所ほど再ハンダしコートせずに組み付けた。TEST走行でフォルトが出ないので一応お客様に試走してもらう事とした。一週間後毎日点灯したのに今週は1回も点灯しないので「良いではないか!」とユーザーよりTELあり完成とした。ふー。手間取った・・・。トータル所要時間4.5時間




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