整備奮戦記

☆BMW ’92 E36 325 エヤコン1ヶ月くらいで効かなくなる。
この車両はずっとデーラーで整備いたが、A/Cに20万以上もの高額はかけられないということで入庫してきた。
蛍光剤を入れてみるとやはりエバポレーターから数箇所、エキパンよりわずかな漏れあり。この修理はある程度作業は決まっている。レシーバーを交換してUView を注入するだけでOKだ。
☆GOLF3 ’94 突然A/Cの風が出なくなった。
2-3日後に来社。診ると最強の風量(4)なら勢い良く風がでる。通常これは簡単と判断しレジスターを交換しOKとするところだろう。しかし、それだけではだめで、8-10万キロ以上走行車は電動フアンの軸の油切れが多い。交換か分解して(通常分解できない)給脂する必要がある。ブラシの磨耗もあるので今回は交換した。それをしないと交換後6ヶ月から1年で再入庫になる。(自分の車で時間がタップリある方は給脂)
☆VWポロ ’96 左後部に雨が入る。
見たところ、ウエザーストリップ等には異常はない。水圧テストをすると左後部ドアーガラスチャンネルより入っているようだ!
この交換には部品+工賃で3万位かかってしまう

☆BENZ C230ワゴン アイドリング時タペット音がする。時々エンストする。
これは、バルブリフター交換でOKとたかをくくっていたが、交換しても変化なし。ヤナセのメカニックにたずねてみると「カムシャフトの交換」という。ホントー。1本7万円以上もするのを2本だよ・・・。メカニックにカムの磨耗状態を聞くと「磨耗は考えられない」の返事・・・。メカニックが「そういえばフラッシングしたときは静かだった」と気付きOIL濃度に関係あり・・。5W30から0w20に変えたら案の定打音はほとんどなくなった。私の経験(時代)では「打音は濃いオイルを入れたほうが静かになる」のが常識だったが・・・。延べ1ヶ月。これから理論付けしてみたいと考えている。

☆ランチャテーマ ライトがだんだん暗くなる、インジケターCheckランプが点灯している。
ユザーは「ダイナモ不良」らしいので見てくれと入庫、バッテリーは昨年交換してあるとの事。
オルタネーター(ダイナモ)の連続負荷TEST(ベンチテスト)を4-3時間をしてみると異常なし。次に各部の電位差を測定するとオルタネーターとバッテリーの差が0.57ボルト、負荷との差が0.74ボルトもあるこれはどこかターミナルで抵抗を持っている。すると3箇所で大きなR(抵抗)がある。バッテリー+ターミナル、50Aメーンヒューズ、30Aサブメーンヒューズの取り付けビスそれぞれ交換修理し完了とした。
しかし、この車まだインジケーターの他に数箇所修理するべきところがあるが乗るには困らなくなったので後日再入庫してもらうこととした。後日つづく・・・。
1ヵ月後再度入庫。サスペンションのバンプストッパー、ステアリングラックブーツ、フォグランプ、ウインカーランプ
ヘットライトのバルブ、そして、故障表示パネル内のエンジンオイルレベルランプ点灯、スピードメーターの修理にかかる。その部分のマニュアルが必要になるので、販売元のMAZDA本社(広島)にTELしたら「東京の伊太利亜にTELしてくれ、そこにTELしたらサービスにTELしてくれ・・・あげくの果てにうちで販売した車両でないので配線が違う・・・。」おーなんと無責任。「私の胸中でMAZDAの信頼が一変に失墜した」「自分が販売した車両は何で最後まで見ないのー??」仕方なく伊太利亜のサービスにTEL話しているうちに「この人テーマ修理した事あるのー」疑問、疑問、疑問 結局その部分の配線図だけ送って後は質問しないということでTELを切った。翌日、FAXで配線図が送られてきたがほんの一部分で全体像が良くわからない。困った。島田洋書にTELするもなし。名古屋の高原書店にTELすると「ヨーロッパ仕様のがある」という。しかもメーカーで出したものという。だがしかし、税送合計3万円と高価であるが今回のことは職人としてプライドが許さない。3万も出費すると、この修理は確実に赤字になる・・・・。頭の中がぐるぐるまわったが発注した。見ると判り易い、すぐに取り掛かり3-4時間ですべて電装関係は完了した。伊太利亜のは日本語に書き換えるときMAZDA仕様(配線図)にしてしまった事が良くわかり伊太利亜のメカニックが言った「MAZDAのとは仕様が違う・・」は疑わしく感じている。いずれも衰退企業の特徴か・・・。

☆BENZ C230セダン ’96 東名高速で上りに差し掛かるとアクセルを踏んでも加速しない。平坦路にくるとまた加 速する。本人はA/Tの故障といっているが??
こんなときダイアグノーシスの機器が実力を最大に発揮すると”予感”。つまりユーザーが感じて言っているころがどのくらい正しいかどうか!!と誤診なく確実でスピード修理に期待しましょう。
翌日入庫、早速OB91をドッキングまずエンジンをのぞくと「3番ミスファイアー」、次にEGS(A/Tミッション)を見る
「CAN不良」のみ。早い、早い、もう修理完了も同じ。たった10分程度。お客さんも待っている間に結論が出てしまうすばらしい。当社のモットー「早いことは、安いこと」にぴったりだ。

☆Rover220 加速時バックファイアーとアフターファイアーを繰り返しスピードが出ない
 ダイアグでは「スロポジ ボルテージ フォルト。 ノックセンサーフォルト」の2個出ているが。ほんとかなーあてにならない!!
  ダイアグノーシスの機器。たとえ両方同時にいかれて(故障して)も前記の症状になる可能性は少ないぞー。
 さて、私の経験による診断かダイアグ機器の診断かの勝負になるだろう。早速修理に取り掛かる
スロポジの電圧は4.9V、OK 次にノックセンサー故障ではまず「加速時バックファイアーとアフターファイアーを繰り返し」は考えにくいダイアグもいい加減か!!スパークプラグを見るとやや白い、プラグコード、デスキャップ、ローター、イグニッションコイル等点火系からCheck。点火がOKとすると、エンジン3要素から行くと良い混合気と圧縮、アイドリングは安定しているので圧縮は測るまでもないが念のため測定11.5K-12KあるのでOK。残るところA/F異常
つまり「エアーとフェールの混合不適当」が考えられる。
次回続く

☆オペルオメガ 3.0L H7 ABSとトラクション、A/Tのランプも点灯したまま
まず、ヘインズのダイグを取り付けフォルトを診ると「右前センサー不良」とでた。早速センサーの単品TESTをすると700Ωちなみに反対側も710Ω回転させると発電もするので配線をCheckし組み立てセンサーはOKとしたが依然としてランプは異常を示している。そうするとECUに決まりである。ECUのコネクターをはずすとそこは水浸し
ーはずして日陰乾しでまる1日夕方取り付けてみると見事正常だ。水は配線のチュウブが敗れていた。
A/Tのほうを診るとこちらはフォルトも出ない。ECUが同時にいかれるなんて珍しい。こちらは室内なので浸水することはない。他のECUと交換すると正常になる。電源も電圧も正常なのでメーター裏にあるECUをはずし分解すると電源供給部の半田が取れかかっているこれかー。最近電子部品用の半田こてを購入したので半田もスムーズにできた。借りに取り付けて見ると異常ランプも消え変速も正常になった。2箇所同時故障は珍しい。

☆エスティマ ディーゼル H6 燃料が漏れる。

☆BENZ190E2.6 ワイパーが動かない手でアシストすると動く
 ワイパーモーター不良、交換で良いか??

☆BENZ S600 H7 センターロックが効かない。

☆ゴルフV サンルーフが閉まらなくなった。

☆ゴルフV エンジン異音、ハンドルに振動が来る

☆フィガロ エンジン異音 ディーゼルのようになってしまった。
 デーラーではエンジン載せ替えというが!!

☆オペルビータ アイドリング不調
 ダイアグが見れないさて!!

☆アウディA4 ’97 エンジンECUが水没する??

☆ボルボ740TU H4 エンジンマークが点灯している。

☆ボルボ740NA H3 エンジンマークが点灯している

☆ボルボ850TU H7 エンジンマークが点灯している

☆AUDI A4 ’98 車検時の整備

☆三菱デリカ H9 朝の始動、一発で始動するがアイドルUPしない。
 時々片打ちになる。朝5-10秒ぐらいで正常になってしまう