| 暴 力 団 の 現 状 |
| 1 全国の暴力団 |
| 暴力団組織と勢力 |
| 平成22年末現在 |
| 組織別 |
構成員 |
準構成員 |
合計 |
対21年比 |
構成比率 |
| 山口組 |
17,300 |
17,600 |
34,900 |
-1,500 |
44.4% |
| 住吉会 |
5,900 |
6,700 |
12,600 |
-200 |
16.0% |
| 稲川会 |
4,500 |
4,600 |
9,100 |
-300 |
11.6% |
| その他 |
8,300 |
13,700 |
22,000 |
-300 |
28.0% |
| 合計 |
36,000 |
42,600 |
78,600 |
-2,300 |
100% |
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全国の暴力団は、平成4年3月1日、暴力団対策法が施行されて以来、勢力が減少していたが、平成8年以降は逐年、微増の傾向にあった。平成21年末では、平成16年以降減少に転じている。
また、構成員と準構成員の比率が逆転し、特に暴力団構成員数が減少しているが、主要3団体による寡占状態には変化がない。
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| 主要暴力団の動向 |
○ 山口組
山口組は、組長が収監された平成17年12月以降、組織のナンバー2を中心に運営がなされている状況にあり、対内的には徹底した統制を敷く一方、対外的には他団体と有誼関係を構築しながら一極集中を進めて、その勢力を誇示している。
○ 住吉会
住吉会は、山口組に次ぐ勢力を有し、関東を中心に強固な地盤を持つ団体である。また、関東の博徒系暴力団で構成される親睦団体に加入しており、定期的に開催される食事会に参加するなど、関東の他の暴力団とは比較的良好な関係にある。他方、関東進出が進む山口組とは、依然として緊張関係が続いている。
○ 稲川会
稲川会は、四代目会長が死去したことから、ナンバー2の地位にある理事長が五代目会長に就任した。五代目会長は、就任に当たり、山口組組長を後見人に据えるなどして、山口組との関係強化を組織の内外に誇示した。
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| 最近の組織の特徴傾向 |
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○ 寡占化
暴力団勢力にしめる山口組、稲川会、住吉会の3団体の勢力は、暴力団対策法施行時には50%以下であったが、平成21年末では72.4%をしめ、大規模組織への寡占化が著しくなっている。特に、山口組構成員は、全暴力団構成員の50%を占め、一極集中の様相を呈している。組織の肥大化によって、様々な問題を醸し出すことが懸念され、暴力団の動向を注意深く見ていく必要がある。
○ 資金源活動の多様化
暴力団は、暴行、脅迫、恐喝、賭博、覚せい剤の密売などの伝統的な資金源犯罪はもとより、高級自動車の窃盗、強盗等、これまでは[恥」とされていた事件をはじめ、金融業、産業廃棄物処理業、建設業等の各種事業活動に参入、行政対象暴力、債権回収、公的融資制度への介入、あるいは振れこめ詐欺(恐喝)事件などの多発が際立っており、これらの犯罪を支える「リセット屋」、「口座屋」、「秘書センター」などの犯罪インフラを構築されている実態がある。暴力団は、社会のあらゆる仕組みに介入し、ビジネス化された資金源獲得活動を進めている。
○ 組織が不透明化
・ 暴力団対策法による取締りを免れるため、エセ右翼、エセ同和等を仮装して、表社会での活動が顕著になっている。
・ 暴力団事務所から代紋・看板を撤収し、名簿などに組員の氏名を記載しない、あるいは「代紋」や組織名称を入れた名刺を使用しない等、組織実態を明らかにしない傾向が強まった。
・ 暴力団の周辺には、暴力団と何らかの関係を保持しながら、暴力団と共生又は暴力団を支援している個人や組織の存在が認められる。
○ 外国人犯罪組織との連携
外国人犯罪組織との連携が深まり、「凶悪事件」、「集団密航事件」「自動車棟事件」などを敢行し、犯行の際には、暴力団が「道案内」、「犯罪利得の処分」、外国人犯罪組織が「実行行為」と役割分担が生じている。
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2 静岡県の暴力団
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| 暴力団構成員数 |
| 平成22年末現在 |
| 組織別 |
組織数 |
構成員 |
準構成員 |
合計 |
構成率 |
| 山口組系 |
64 |
769 |
608 |
1,377 |
71.9% |
| 稲川会系 |
22 |
231 |
181 |
412 |
21.5% |
| 住吉会系 |
1 |
7 |
2 |
9 |
0.4% |
| 極東系 |
5 |
50 |
32 |
82 |
4.3% |
| 櫻井総家 |
5 |
16 |
14 |
30 |
1.6% |
| その他 |
0 |
3 |
3 |
6 |
0.3% |
| 合計 |
97 |
1,076 |
840 |
1,916 |
100.0% |
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県内暴力団の地域別分布状況 |
| 系列 |
二次団体 |
主な県内での活動地域 |
| 山口組 |
國領屋一家 |
浜松市・沼津市など |
| 七代目一力一家 |
浜松市・浜北市・掛川市など |
| 六代目清水一家 |
静岡市・富士市・掛川市・袋井市など |
| 藤友会 |
富士宮市・富士市・伊豆の国市・三島市・沼津市など |
| 良知組 |
静岡市・牧之原市・吉田町・磐田市・浜松市
など |
| 弘道会 |
浜松市 |
| 二代目小西一家 |
静岡市 |
| 稲川会 |
七代目大場一家 |
沼津市・三島市・伊東市・下田市・御殿場市
など |
| 初代東一家 |
富士市・静岡市など |
| 四代目森田一家 |
静岡市・御殿場市・焼津市・藤枝市など |
| 極東会 |
松山連合会・眞誠会 |
三島市 |
| 住吉会 |
橋達興業 |
富士市 |
| 注) 静岡県に本拠を置いた指定暴力団「極東櫻井総家連合会」は、平成16年後半に、組織の大半が、複数の山口組傘下組織に吸収されたが、一部「桜井總家」として存続している。 |
| 注) この表は、静岡県内に組織された代表的な暴力団を抽出して、主な活動拠点をあらわしたもので、静岡県内に組織された暴力団のすべてではありません。 |
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