11月19日

静岡早苗会より田村会長以下五名、秋田・仙台早苗会さん合同主催の「早苗会全国研修会 in 秋田」に参加してまいりました。今回のテーマは「進化と継承」。研修会場は秋田市中心部にある「秋田キャッスルホテル」で、小雨がぱらつく生憎の天気も影響し、初めての秋田は11月というのに静岡の真冬並みの寒さでした。

 

 

 

自宅から新幹線、飛行機、バスと乗り継ぎ到着まで約6時間。前回の大分研修の時と同様、私たちが到着する頃にはすでに式典が始まっており、来賓のご挨拶、退会会長表彰の後、本部講師・助講師の認証式が行われました。

 

 

 

研修1では秋田県が全国に誇る稲庭うどんの老舗「佐藤養助商店」代表取締役 八代目佐藤養助こと佐藤正明氏による講演が行われ、江戸時代から続く稲庭うどんの製法を継承し、インターネットが普及した現代に沿うように販売方法を進化させていく佐藤社長の取り組みを聞くことができました。

 

 

 

 

お話を聞けば食べてみたくなるのが人情というもの。本間、本田両副会長が登壇し、佐藤社長直々に美味しい稲庭うどんの茹で方を伝授していただけました。

 

 

 

 

 

試食タイムでは行列ができ収集がつかなくなる寸前という一幕も。。。(笑)

 

 

 

 

 

研修2に移り、仙台早苗会さんによる東日本大震災で被災された会員さんのドキュメンタリービデオの上映 、秋田早苗会さんからは秋田県無形民俗文化財に指定されている「原人踊り」の披露と続きました。

 

 

 

 

 

研修の後の懇親会では各地区より地酒が持ち寄られ、普段指導していただいている講師の先生方や他地区の会員の皆さんと楽しいひと時を過ごすことができました。

 

 

 

 

懇親会中でも県重要無形文化財である「西馬音内盆踊り」が披露され秋田県の民族文化に触れることができました。
静岡からだとなかなか訪れる機会がない東北の地でも同じ早苗会のみなさんが「業即信仰」のスローガンの元、日々精進されていることを知ることができました。 今回の研修のテーマである「進化と継承」の通り、先代達が築いてきた理容の技術を継承し、未来に向けて進化させてゆくのが私たち早苗会会員の役目なのだと感じました。
今回の研修にご尽力いただいた本部役員の先生方、秋田早苗会様、仙台早苗会様、素晴らしい全国研修会をありがとうございました。

 

 

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