全理連講師の池田譲治氏の指導のもと、レザーカットによるレディースヘアの実習を行いました。重めのスタイルがトレンドになって以降シザーによるカットが大半を占めるようになってきましたが、毛先の柔らかさや馴染みの良さはレザーの方が勝ります。今回はそんなレザーの長所を活かしたスタイル提案です。

レザーカットとはいえ、従来の「削ぐ」イメージではなく「切る」のが今風のスタイルを作る上でのポイント。ベースカット終了後、そこにシザーの良さを加えクオリティをさらに高めていきます。

ロールブラシ等を用い自然なボリュームの中にも動きを加えれば、レザーの優しさを活かした透け感のある今風ボブの完成です。
固まったイメージではなく、様々なアイテムを使用して理想のスタイルに近づけていくのが重要です。