平成15年10月の公立幼稚園新入園児募集において、
島田教育委員会より幼稚園民営化計画を、願書をとりにきた人だけに文書により知らせされました。

その12月、定例議会にて、公立幼稚園の民営化を
「平成18年4月より実施する」との市長答弁がありました。
教育委員会の「父兄への説明会」と題して話し合いの場を持ちましたが、
議会を通っていないのにも関わらず、
民営化は決定したかのような発言でした。

民営化の理由として、「民でできるものは民で」「経済効率化」「経済的理由」を繰り返し挙げています。

しかし、市の平成15年度予算で見ますと、幼稚園、保育園の運営予算は2億4千万円。
市の歳出245億円の1%にも満たないのです。しかもそのほとんどは人件費です。
もちろん民営化したからといって市職員である先生方を全員解雇できるわけでもありません。
それなのに、こんなに地域に密着した幼稚園・保育園が真っ先に、財政健全化・効率化
の名の下に民営化されなければならないのか、どうしても納得することができません。

私たちの願いは市と市民とで話し合って、存続について検討していきたいのです。
幼稚園の存続の為に保育料改定などの歩み寄りも提案しましたが、相手にしてもらえません。
「民営化は流行」という回答でした。

また市長から、こんな説明もされました。
「公立幼稚園の園児は市内園児全体のたった11%です。少数の人達の為に市のお金は使えない」
しかし、現在の公立幼稚園は「民間幼稚園を守るため」という名目で、入園数を大きく制限されています。
11%は当然の結果でもあるのです。

ここで補足させていただきます。
私たちは決して「公立幼稚園の方が優れている」と言っているわけではありません。
私立の幼稚園のご様子を見ますと、保育時間が長かったり色々な体験をさせていただくサービスがあったり、
とても魅力的で素晴らしいです。
「よいサービス」という面では、公立は遠く及ばないでしょう。
しかし土俵違いと言ってもいいほど、私立と公立ではその運営理念や存在意義は違うものだと思います。


〜 私たちは「子育ての選択肢」を守りたいのです。

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公立幼稚園の民営化について