ソ連 「クルナコフ(Kurnakov)一般及び無機化学研究所設立50年」 1968年発行

切手:Re2−の分子模型とクルナコフ研究所

N.S.Kurnakov(1860-1941)はソ連の化学者(錯体)、鉱物学者。クルナコバイト(ホウ酸マグネシウム)、クルナコフのテスト(トランス効果を利用する、錯体のシス、トランス異性判別法)の研究。

1934−1941研究所長。遷移金属、特に重遷移金属の化学の研究。ReCl2−の合成法はInorganic Syntheses XIII, p.82にある。この化合物はクルナコフ研究所で最初合成されたがReCl2−と誤って報告(1954年)、約10年後MITのF.A.Cottonによって訂正され、両者によるX線結晶解析で確認された。

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