ニュージーンド 「ラザフォード生誕100年」 1971年発行

切手:1c:原子核によるα粒子の散乱(銀色で表示)

7c:14N + He −−> 17O + H (金文字で表示)

Ernest Lord of Nelson Rutherford (1871-1937) はニュージーランド生まれのイギリスの物理学者。原子核物理学の発展の基礎をもたらした。

つまり、放射性物質の研究から元素は不変なものでないこと(原子崩壊説)を明らかにした。ついでα線はヘリウム原子核であることをあきらかにし、金属薄(原子核)によるα粒子の散乱実験から原子核を中心とした原子構造のモデルを提示した。

さらに1919年RaC’(ウラン系列に属する放射性核種で21484Poを指す)から放射されるα線を窒素中に放出すると、わずかに水素原子が生じることが認められ、世界最初の元素(原子核)の人工変換、破壊に成功した。

1908年ノーベル化学賞受賞。「元素の崩壊および放射性物質の化学に関する研究」

戻る