だいごろく

【子供は突然、大人には考え付かないようなことを言う。 ウチの息子も・・・】

 
05年4月、小学校に入学した。かなり楽しいらしく、嬉々として登校する息子。
何が一番楽しいの?の問いに、
「すべりだいとブランコ、休み時間」
まだまだ幼稚園の延長です。
 
2004年11月、アメリカ大統領選挙の時期に、
「ブッシュとケリーはどっちが勝ったの?」
結構世界の情勢に詳しい5歳児だ。
 
アテネ五輪、日本人選手たちの帰国映像を見て、
「なんで日本じゃない人も日本なの?」・・・わけわからん。
「ほら、ハンマー投げの人だよ、あとでメダルもらった人」
なるほど。室伏選手は外国人に見えるんだね。
 
だいごのジイジはもう何度も話したことを、まるで初めて人に聞かせるかのように話し出す。
嫁の私は、(またか・・・)と思って上の空で聞いていると、
「おじいちゃんの話、聞いてるの?人の話はちゃんと聞かなくちゃだめだよ」
まったくその通りでございます。参りました。
 
お盆のお供えに頂いたちょっと高級な夕張メロンゼリー。
「昆虫ゼリーと同じ匂いだ。ふ〜ん、昆虫ゼリーはこんな味なんだ」
ったく!残りは全部私が食べてやる!少しは味わって食べて欲しかった。
 
「おかあさん、逆上がりできる?」
「子供の時は出来たけど、今はどうかわからない」
「それじゃ、おかあさんは子供の見本になれないってこと?」

「ズキッ!」
 
「コウモリは何でスーパーに丸なの?」
「何それ」
「だから〜♪スーパーーに丸コウモリ♪っていう歌あるじゃん」
「それを言うなら
スーパーアニマルこうもり。」

歌を知らないと、この面白さはわかんないね。

 
「ダイゴの反対はゴイダ、電車の反対は?」
「シャンデ」と私。これより長いのは答えるのが大変だぞって思っていたら
「ねむいの反対は?」
よし!「いむね」自信たっぷりの私。
「ちがうよ〜ねむくないに決まってるじゃん」
5歳児に、はめられたって思いました。
 
まだ、しゃべり始めたばかりの頃なのにギャグ(?)を言ったことがある。
「大ちゃんの家は第一小学校うどん。」
「???」
本当は、第一小学校そばって言いたかったのでした。 2歳ごろの話です。
 
紅葉狩りに出かけた先で、見知らぬおじさんとの会話。
「おじさんはどこから来たの?」
「静岡の清水だよ、ぼくはどこから来たの?」
「ちきゅう」
「・・・・」
 
補助なし自転車に乗れるようになった瞬間の一言
「天の神様ありがとう〜〜」
汗だくになって教えた私の立場は何処へ・・・
 
近所のショーゴ君と家で粘土遊びに夢中になっているところを見て
「うわ〜すごいことになってる」と私。
「ぼくたち子供だもん、しょうがないよね〜」と開き直る息子。
「・・・」絶句
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他にも・・
「ぼくたち男の子だもん、これくらいいいじゃんね〜」と言って泥だらけになっている
自分を弁護する。
 
父親と折り紙で遊んでいた。
「おとうさん、よく見てよ!ここがポイントだからね!」
5歳の息子に指導されていました。
 
「朝は、おはようございます。」    「そうだね」
「昼は、こんにちわございます。夜は、こんばんわございます?」 
「それは違う」
「なんでだろ〜♪」
 
「今日の茶碗蒸し、あぶらとおってないじゃん」
「あぶら???」
「だから〜プツプツってなってないってこと」
「あ〜、それを言うなら『巣が通ってない』って言うんだよ」
(油と酢が頭の中でごちゃまぜになっている彼でした)