20101103

テーマについて。
ここでのテーマとは「この作品は命の大切さについて語ってます」という読者向けのものではなくて、
「こういうロボットを出したかった!」などの制作側がやりたいと思っていること、という意味合いです。

今回のメモでは、テーマを軸に作品を作っていく方法を考えていきます。

最初にやりたいことの設定。
自分は眼鏡っ娘が好きなので、ここでは「可愛い眼鏡っ娘を書きたい」というのをテーマと仮定しよう。
これが作品を作るメインの動機とする。
たぶんこの「こういうことをやりたい」という最初の目的は後で確認できるようにするべきなんだろう。
作業が長期間に及ぶと、何がやりたいのかわからなくなってくる。
これへの対策としてあらかじめ最初にやりたかったことを思い出せるようにしておく。
なのでこの場合「可愛い眼鏡っ娘」などとメモを残しておくまでが第一段階の作業。

プロット練る。
ストーリーの内容とか、キャラの設定やら色々な設定やらを作る。
ここで大事なのは根っこの「眼鏡っ娘可愛い」を否定しないこと。
途中で上げたり下げたりするのはともかく、最終的に「眼鏡っ娘可愛い」にならなくてはいけない。
可愛い眼鏡っ娘を実現できなくなるような設定やストーリーは却下するべきだろう。
また、実際には「可愛い眼鏡っ娘」以外にも色々とやりたいことができていると思われる。
それらを実現できるようなものを作っていけば必要量のストーリーや設定はできあがりそうだ。
量が足りないという問題なら、テーマに沿うためにどうしていくべきかを考えていけば自然と増えるだろう。

書く。
文章に気を付ける。
テーマから外れすぎないように制御が必要。
書き終わってしばらくして冷静になった時に、もっとテーマに寄り添った文章にできないか考えるのもよさそうだ。
下げてから上げる的なことをする時は結構注意する必要がありそうだった。
狙っている以上に下げないように。
マイナスを緩和するためのフォローを入れてもいいかもしれない。
まさにやりたい部分を書く時、文章に非常にこだわってしまう場合がある。
こだわってしまうとそれだけ時間がかかる。
なのでテーマとは少し離れている部分ではこだわりすぎないようにした方がいいかもしれない。


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