あかつき園 施設のあらまし

目的:
人間は一生の間には、色々な不幸の出来事で障害を持つことがあります。かつて、心の病にかかり回復しても、社会生活の援護
が適切でないと、再発する可能性があります。 この施設は、安心できる「集団生活」「働く場」で共に生き学びつつ(グループワーク)、柔軟性・自主性・協調性・積極性・創造性等の社会生活適応能力を高め社会復帰訓練をする所です。

設置運営主体:社会福祉法人 山寿会
  運営費は、国・県・富士宮市の補助を受けると共に、各種福祉団体・一般市民からの寄付金その他によって賄われます。

沿革
1、家族会の設立:昭和48年8月、精神障害者の医療と福祉の向上を図る目的で富士宮・芝川地域家族会(かえで会)を設立した。
2、しらゆき友の会発足:昭和52年5月、かえで会を運営主体となり社会復帰者および在宅者を中心とする「友の会」が発足した。
3、しらゆき共同作業所発足:昭和58年12月、静岡県・富士宮市から補助を受け、かえで会が運営主体となって事業を開始した。
4、社会福祉法人 山寿会の認可:平成2年2月1日。
5、あかつき園業務開始:平成2年4月1日、社会福祉法人 山寿会を設置運営主体として発足した。これに伴い、しらゆき共同作業所は閉鎖した。

作業種目及び行事
(1)紙製品の加工作業、その他
(2)その他行事:カラオケ大会、ボーリング大会、料理教室、ミーティング、一泊旅行、クリスマス会、新年会等

工賃:作業量に従って毎月1回支払う。                        


日課:開始 午前9時、終了 午後4時
    朝の会:      9:00〜9:10
    作業:        9:10〜10:30
    ティータイム:   10:30〜10:45
    昼休み:      12:00〜13:00
    作業:        13:00〜14:15
    ティータイム:   14:15〜14:30
    作業:        14:30〜15:45
    掃除・帰りの会: 15:45〜16:00

休暇:土・日曜日、祝祭日、夏休み、年末年始その他当園の行事で休みを必要とする時。

通所の方法:当園の自家用車で送迎します。

方針:あかつき園は、「体を動かして汗をかく」「友達をつくる」「ルールを守る」を基本にした作業訓練、生活指導を運営の目標にしています。
1、自立できる社会適応能力を高め社会復帰に努める。
2、あたり前のことが、あたり前にできる人になる。
3、他の人に思いやりの持てる人になる。
4、苦しいこと、つらいことに耐えられる人になる。

山寿会の目標
地域の中で、ごく当たり前の生活が出来るように支援すること、ひとりでも多くの方が心の健康を保ちながら、生き生きと生活できる社会を作っていくために、次のことに努める。
1、訓練部門としての授産施設の充実をはかる。
2、安心して住める場づくりに努める。
3、安心して働ける場づくりに努める。
4、社会との協力と調和をはかり、地域社会福祉の増進に努める。

入所の手続きその他
1、あかつき園への入所希望者は、あらかじめ電話で利用相談日を決めてから家族同伴で来所していただきます。
2、入所の受理は、あかつき園の受理会議を経て決めさせていただきます。
3、入所者の家族は、あかつき園で行う保護者会に出席すると共に、地域家族会(かえで会)に入会していただきます。
4、入所者には、月額2,000円の負担金をいただきます。