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◆「堪忍箱」 宮部みゆき -1-
新春にふさわしく、ちょっといい本で新年の1冊目。
と、言っても実は昨年を60冊にしようと思って読み始めたのが終わらなかっただけです。
今年は画像付で行きます(訴えられたりして・・。) |
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◆「スタジアム 虹の事件簿」 青井夏海 -2-
創元推理文庫の「The Armchair Detective」シリーズの1冊。
プロ野球球団、東海レインボーズのオーナー未亡人(現オーナー)がスタジアムを中心に、色々な謎を解いていく。若干無理があるが、事件の解決と野球のプレーを結びつけたり、作者のこの作品に対する手のかけ方が良くわかる。
なんといっても、ハッピーなラストが非常に良い。朱村選手を最初と最後に持ってきて、いろいろな意味で全てがハッピーである。
読んで得する1冊です。 |
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◆「猿来たりなば」 エリザベス・フェラーズ -3-
トビーとジョージのコンビはなかなかのもので、また読んでみたいなと思わせるが、あんまり面白くは無い話でした。 |
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◆「ミミズクとオリーブ」 芦原すなお -4-
良いですね。このご夫婦。特にこの奥さんはすごい。
正直昨年は、これはいいと思ったヒロインが「マクリ」であったという収穫の少ない年でしたから、この奥さんは新年早々の大ヒットといえましょう。
2冊目はもう出ているのかしら? |
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「七王国の玉座」 ジョージ・R・R・マーティン -5-
きっちり書き込まれた、ファンタジー。2,800円と値段もそれなりだが、十分堪能できる。
本の雑誌の書評を読んで、PCからYahooのショッピングで注文した。
いままで、近所の本屋では注文しなければ買えなかった本がPCで注文すれば、近くのコンビニに届く。送料も要らないし、早い。便利になったものだが、家計には厳しいことは確かだ。
正直な話、自分の買う本は、文庫や新書が中心で、せいぜい1,000円くらいだったが、ついついこんな本まで頼んでしまう。
いえいえ、内容は十分ペイするものでした。おすすめです。
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「昇竜剣舞2 反逆の代償」 ロバート・ジョーダン -6-
表紙と同じ挿絵があると思ったら、違う絵だった。この絵柄がよほど気に入ったのだろうか?
今回は話はほとんど進みません。
時の車輪シリーズの魅力のひとつは3人揃ってかしまし娘の珍道中記だと思うが(3ばか娘のメンバーは少しずつ変わるが、たいてい3人で動く点が面白い。今回はビルギッテを入れると4人になってしまうが、彼女はこれまでも員数外)この巻では出てこない。
<人名覚>
ドブレイン・タボーウィン ケーリエンの貴族
ハビエン・ヌレル
コラヴェーレ・サイガン ケーリエンの貴族 ケーリエン女王に即位し、アル=ソアに追放刑を受ける
ビアレイン メイエーネの第一公女 アル=ソアよりケーリエンの統治を委任されている
アヌーラ・ラリセン 灰アジャ ビアレインの相談役 タラボン人
ジャハール・ナリシュマ 聖竜士
ファイール (ザリーヌ・バーシア)ペリンの妻
ダブラム・バージア ファイールの父 サルダエアの総大将
レディー・デイラ バーシア公の妻
テノビア女王 サルダエアの女王
ヴェリン・セーダイ 茶アジャ トゥー・リバーズの少女を修練生へ
セバンナ シャイドー・アイールの賢者
ガリーナ・セダーイ 白い党のアエズ・セダーイ アル=ソア拉致の一味
エリアン・セダーイ
カテリン・セダーイ
スリン ファー・ダーライズ・マイ
ヨナン・アドリー アシヤ=マン アルタラ人
エベン・ホップウィル アシヤ=マン
フェドウィン・モル アシヤ=マン
エナイラ 賢者 赤い髪
ソマラ 賢者 亜麻色の髪
ジャラニ ファー・ダーライズ・マイ
コラナ ファー・ダーライズ・マイ
アランナ・セダーイ
バエル ゴシエン・アイールの首長
メライン バエルの妻、賢者 金髪
ドリンダ バエルの妻 スモーク・スプリング砦の族母
シウアン・サンチェ 元アミルリン位 青アジャ
サマエル 闇セダーイ ブレンド卿を名乗りイレイアンを支配
ダイリン・ラタビン アンドールの貴族、摂政
ニーアン・アローン アンドールの貴族、アンドール王位を主張してダイリンに拘束される
エレニア・サランド 同上
セマラドリド公
ウェイラモン大公
シェリアム・バヤナー 小さい塔の記録管理者 赤毛
ガレス卿
ロゲイン 偽の竜王
チェサ エグウェーンの侍女
ロマンダ・セダーイ 小さい塔
ルレーヌ・セダーイ 小さい塔
セラメ エグウェーンの侍女 ティア人
メーリ エグウェーンの侍女
モゲディーン(マリガン) 闇セダーイ、エグウェーンから脱走
ラヴィン・イシャミール・アギノール・バルサメル・ベ=ラル・ランフィア 闇セダーイ 死者
アズモディーン 闇セダーイ
デマンドレッド 闇セダーイ
リアネ 緑アジャ 元記録管理者 アラド・ドマン人
ファオライン
セオドリン
メラナ・アンブレイ・セダーイ 小さい塔のアル=ソアへの使節の責任者
ニコラ・トリーヒル 修練生
ティアナ・ノセル 小さい塔の修練生指南役
アレイナ・ネルマシフ 角笛探索者
アミス 賢者
ベア 賢者
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「七王国の玉座 下」ジョージ・R・R・マーティン -7-
のめり込んで読んでしまいました。長いのに、長いと思わせない。やめられない、とめられない。久しぶりに至福のときをすごせました。
「上」の時も書きましたが、絶対に買って損しない本です。
厚い(高い)本を抱きながら、買ってよかったとこれほど思ったのは、ハイペリオン以来ですね。
ハイペリオンはフルコースを目の前に並べられ、くらくらしてくるような感じでしたが、この本は何と形容すればいいのでしょうか?
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「いちばん初めにあった海」 加納朋子 -8-
いつもの加納朋子さんの作品より1話が少し長いので、その分よく書き込まれています。
このストーリーを成立させるために、「いちばん初めにあった海」も「化石の樹」も少し無理があるんです。そのために、叙述に工夫を凝らしているので、そこですね。
自分は、加納朋子さんが好きなので、素直に良いと思いますし、うまいなぁと思うのですが、そのちょっとした無理をあざといと感じる方も居るかもしれません。
それが無ければ、加納朋子さんのベストかもしれません。
まあ、次に読む作品がきっとベストだと、ファンとして望むだけですね。 |
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「虚空の逆マトリクス」 森博嗣 -9-
S&Mシリーズの短編が1つ入っており、それ以外はちょっとかな?
それにしても、覆面作家シリーズかと思うほどのあつあつぶり。
まあ、いいけどね。 |
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