2003/03読書日記

2003年03月03日
◆「風流冷飯伝」 米村圭伍 -23- P351 \514

 楽しく読ませてもらいました。
 なかなか良いです。
 うらやましい新婚の大崎善雄さんが解説を書いています。
2003年03月06日
◆「沙中の回廊 下」 宮城谷昌光 -24- P418 \667

 恒例の長い引用(多謝)

「士会が晋の正卿になった」
 ということが天下に知れ渡った。とたんに晋国にいた盗賊が逃げ出して秦へ奔った。
それを知った大夫の羊舌職は、
「禹王が善人を称げるや、不善人が遠ざかった、ときいたことがあるが、このたびのことはそれにひとしい。善人が上に在れば、国に僥倖を願う民はいなくなる。諺にあるでなはいか、僥倖を願う民が多いのは国の不幸である、と。それは上に善人がいないことを謂うのである。」
と、士会が正卿の位についたことを祝賀した。

 しかしながら、やはり士会という人がよく見えないまま終わってしまった。
 この時期の晋の人ではやはり趙盾なのではないだろうか・・。物語にはしにくいが、特異であることは確かだ。士会はそれに対するものと考えて良いのだろうが。
 郤缺が一番好きだが・・。楽毅が良すぎたんだろう。
2003年03月06日
◆「だれも猫には気づかない」 アン・マキャフリー -25- P172 \540

 あっっっという間に読めます。

 これで540円はいい値ですね。紙も厚いし、字もでかいような・・。
2003年03月16日
昇竜剣舞4 ロバート・ジョーダン -26- P255 \640


<エバウ・ダー>
マット・コーソン
ティリン女王
ベスラン王子
ジェイチム・キャリディン
エライダ 赤アジャ 白い塔のアミルリン位
コレビン 赤手軍
ヴァニン 赤手軍
ハーナン 赤手軍伍長 ティア人
ナレセアン 赤手軍騎馬隊長
トム・メリリン 吟遊詩人
サンダー親方 盗賊捕縛士
オルバー 赤手軍 マットの従者
アナン 宿屋<流浪の女>女将
リーラル 宿屋<流浪の女>娘
カイラ 宿屋<流浪の女>女給
ナイニーヴ・アル=メアラ
エレイン・トラカンド
ネリム 赤手軍 マットの従僕
ジェスファー・アナン <流浪の女>女将の夫 網元
テスリン・セダーイ 赤アジャ 白い塔 エライダと対立しエバウ・ダーへの使節となる
ジョリネ・セダーイ 緑アジャ 白い塔 エライダと対立しエバウ・ダーへの使節となる
ブレーリック ジョリネの護衛士
フェン ジョリネの護衛士
メライリーリュ・セダーイ
ファリオン 黒アジャ 元白アジャ
イスパン 黒アジャ 元青アジャ
リアナ 黒アジャ 元白アジャ
リアドリン 黒アジャ
テメイル 闇の信徒
アーニン 闇の信徒
ナッド 闇の信徒
モゲディーン 闇セダーイ
ビルギッテ 伝説の銀の弓を持つ勇者 エレインの護衛士
ゲイダル・ケイン ビルギッテの伴侶
ベ=ラル 闇セダーイ ティアで没

<ケーリエン>
ランド・アル=ソア
ジャンウィン アイール人の首長
インディリアン アイール人の首長
マンデライン アイール人の首長 隻眼
メラナ・セダーイ 灰アジャ 小さい塔のアル=ソアへの使節団責任者
ダシーバ 聖竜士
ナリシュマ 聖竜兵
ソレリア アイール人の賢者
アランナ・セダーイ 緑アジャ
ティモラン アイール人 ミアゴマ・アイールの首長
サリンデ コダーラ・アイール<レッド・スプリングス>族の賢者 インディリアンの?
コレウィン アイール人の賢者 マンデラインの妻
ジェア マンデラインの妻
リアリン <槍の乙女>
ビアレイン・スール・ペインドラッグ メイエーネの第一公女
アヌーラ・ラリセン 灰アジャ ビアレインの相談役 タラボン人
ギャレンヌ メイエーネ<有翼隊>総大将
ハビエン・ヌレル メイエーネ<有翼隊>
ドブレイン公
レディ・コラヴォーレ (没)
ファイール
ハリネ 海住民族アサ=アン・ミエレの波母
ウェイラモン大公 イレイアンの大公
ガドスアン・メレードリン 伝説の異能者 緑アジャ
ガリーナ・セダーイ
アイドリエン・ターシン 校長
エダーラ 賢者
リーン 賢者
ラフェラ 異能者
ヴェリン 異能者
セオニード 異能者
マスリ 異能者
フェルドリン 異能者
ベラ 異能者
キルナ 異能者
コイレン 異能者
デイジアン 異能者 白アジャ 小貴族 ハト
ロゲイン・アブラー 偽の竜王
マツリム・テイム 偽の竜王
コレル・ホビアン 黄アジャ 少年のよう 黒髪
アリンド・ディフェル
セブラナ・メソー
メイブリアム・エン・シェリード
ミン
ヘリッド・フェル 哲学者(没)
レディ・アリリーン


<シャイドー・アイール>
セバンナ 賢者
ティオン 賢者 丸顔 灰色の目
モダラ 賢者
アラリス 賢者
マイラ 賢者
リアーレ 賢者 碧眼
ソメリン 賢者
アラリス 賢者 黒髪
ベリンデ 賢者
セラバ 賢者 セバンナと別れ西に向かう
キャダー 湿地帯人 (実は闇セダーイ サマエル)
マイシア (実は闇セダーイ グラエンダル)
メサーナ 闇セダーイ
デマンドレッド 闇セダーイ
セミラーゲ 闇セダーイ

※その他の闇セダーイ
アギノール
アズモディーン
バルサメル
イシャミール
ランフィア
ラヴィン

2003年03月22日
「デルフィニア戦記T 放浪の戦士3」 茅田砂胡  \648 337P -27-

 リィ・シャーミアン・ルカナンはコーラルに潜入し、フェルナン伯爵を救出するが、残念ながらフェルナン伯は亡くなってしまう。
 ウォルは復讐心に燃えるが、ベールゼン伯はウォルの出生について疑義を唱え、ブルクス侍従長の調査もむなしく、正統のデルフィニア王ではないとの結論に達してしまう。
 そのため、ウォルは国王軍の解散を決意する。

<登場人物覚え>

・ウォル・グリーク・ロウ・デルフィン  放浪のデルフィニア王(爆)
・グリンディエタ・ラーデン(リィ) (13)謎の少女(大爆)
・ドラ将軍    ロアの領主
・タルボ ドラ将軍の部下
・シャーミアン  その娘
・ナシアス    ラモナ騎士団長
・ガレンス    同副団長
・ぺールゼン侯爵  改革派の中心者
・フェルナン伯爵  ウォルの養父 コーラルに虜囚 (没)
・アヌア侯爵 (45)国王派の貴族 元近衛騎士団長 コーラルに虜囚
・ヘンドリック伯爵 (55)国王派の貴族  同上
・ブラン  タウの山賊 ツール村代表
・ニモ  同 カジク代表
・イヴン タウの山賊 ベノアの副頭目
・ルカナン  近衛騎士団大隊長
・サング司令官  近衛騎士団長 (没)
・タミュー男爵  改革派
・バルロ  ティレドン騎士団長 前王妹アエラの息子 サヴォア公爵
・ジェナー祭司長  改革派
カリン 女官長
ブルクス  侍従長
レオン王子 前王の長男 (没)
エリアス王子 前王の次男 (没)
ルフィア王女 前王の娘 (没)
エヴェナ王女 前王の娘 (没)
ベレー卿 メディオラ郡の領主 マレバ前哨戦の改革派武将
ジャンセン卿 南部ピオニー郡の大領主 マレバ前哨戦の改革派の先鋒
セリエ卿 ポートナム領主、マレバ前哨戦の国王派武将
ニチェリー卿 ミンス領主、国王派

2003年03月25日
◆「花嫁誘拐記念日」 クリス・ネリ -28- \800 P402

 とにかく、よくしゃべる、自尊心が強い女であんまり好きになれないタイプかと思っていたら、そのうち、その欠点だらけの性格(特に異様なほどの好奇心)が憎めなくなってきて、ぼやき探偵に変わっていくと応援したくなってくる。著者の術中に見事にはまってしまいます。
 思っていることをそのまま書いているような文章に引きずられて、読み飛ばしていると、きちんと後で効いてきたりして、すごく計算して書いているのが読み終わるころにやっとわかります。
(というか、そのころまで気がつかない俺がバカ)
 自分としては、主人公トレイシーに対する共感が弱すぎる(住んでいる世界も考え方も違いすぎる)のがネックですが、たぶん次回作も買ってしまうと思います。
 裏表紙(カバー)の紹介文に少し違和感を感じます。


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