2003/12読書日記

2003年12月06日
アイオーン 高野史緒 389P 北部図書館蔵書 -102-

 しょっぱなから綺麗な文章、綺麗なシーンです。
 あとがきを読んで、著者の人文系に対する知識の高さが良く分かりました。その豊富な知識が基礎となっているのは間違いないですが、それを前面に出さないような配慮がこの本を良くしているのは確かだと思います。
 著者の筆力はたいしたもので、特に印象的なシーンの描写力はすばらしい。
 また、宗教論争の会議をネット上のチャットやBBSにつなげた発想も良い。
 ただ、一番おもしろかったのがアーサー王のお話であったことも書いておきます。
2003年12月06日
「岳飛伝 1 金軍侵攻ノ巻」 田中芳樹 287P 北部図書館蔵書 -103-

2003年12月06日
「傀儡后」 牧野修 334P 北部図書館蔵書 -104-

 いやー、おぞましい話なのに一気に読めました。
 皮フェチですね。
 全然関係ないですが、中学の時人の日焼けの皮をむくのが好きな女の子が居たな・・。
 顔も名前も思い出せないけど、ある日そう宣言して、友達の皮をむかせてもらってた。
 いや、全然いやらしい話じゃなく、ただ単に思い出しただけです。
2003年12月13日
創竜伝 13  噴火列島 田中芳樹 251P 800円 -105-

 12が出たのが2000年の8月だそうで、あんまり間隔が空くのでストーリーをすっかり忘れてしまっています。
 首相の「感動した」発言に対する皮肉や、イラクへの武力侵略批判や公安批判など辛口のユーモアを混ぜながら、話は全然進まず、だらだらと続いていきます。次が3年後だったりしたら、怒るぞ。
2003年12月25日
「バルーン・タウンの手毬唄」 松尾由美 253P 北部図書館蔵書 -106-

 松尾由美さんは始めて読んだが、今ひとつですね。図書館で借りて読むのがちょうどいいくらいかと・・。


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