|
|
梅咲きぬ : 山本一力 : 潮出版社 : 2004年12月 : 340P : 1,680円(税込) :静岡市立図書館蔵書 -94-
|
|
|
|
|
|
家、家にあらず : 松井今朝子 : 集英社 : 2005年04月 : 325P : 1,995円(税込) :静岡市立図書館蔵書 -95-
「非道行ずべからず」の続編。
話は笹岡の父、伊織の時代になる。
非道・・の最後にちゃんと続いていて、まさに続編。
「女」と「家」そして、「血」。テーマも近いところにあるが、今回は「女」にこだわった作品。女性作家の面目躍如という感じ。
何故これが直木賞候補にならないのか・・。
やはり続編だから?
|
|
|
|
|
|
犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 海外SFノヴェルズ : コニー・ウィリス/著 大森望/訳 : 早川書房 : 2004年04月 : 542P : 2,940円(税込) :静岡市立図書館蔵書 -96-
1年以上かかって、やっと読み終わりました。
北部図書館の蔵書分はこれまでほとんどずっと僕が借りていました。すいません。
買っちゃっても良いかな?と思わせるほど愛着を持ってしまいました。
文学刑事でも思いましたが、この手の膨大な基礎知識を必要とするようなSFが英国の流行なのでしょうか?
もちろん、この本も私のようなパープリンでも十分楽しめるようになっていますが知識がある人が読んだら本当に面白いんだろうな・・・とうらやましい気持ちになります。
ミステリィの基礎がないものですから・・やっぱり少しずつ読んでいこうと思います。
|
|
|
|
|
|
雨にぬれても 幻冬舎アウトロー文庫 : 上原隆 : 幻冬舎 : 2005年04月 : 272P : 520円(税込) -97-
北上さんなどが非常にほめている上原さんを初めて読みました。
もともと、この手のノンフィクションは女房の専門で、僕は遠慮していたのですが、
これはとても読みやすく、考えさせられたり、感動したり、とにかく
みんながんばって生きているんだな〜。とつくづく感じさせられました。
そして、コラムといって良いような短さ。手軽に読める点では図抜けています。
こんなに手軽に、コンビニエンスに感動が得られるのです。
みんな携帯電話の画面を見ている無駄な時間に、この本を読めば良いのに。
|
|
|