2006/07読書日記

2006年07月14日
三国志 2の巻 
参旗の星  
著者/訳者名 北方謙三/〔著〕 
出版社名 角川春樹事務所 (ISBN:4-89456-050-X) 
発行年月 1996年12月 
サイズ 318P 20cm 
価格 1,680円(税込)
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 北方さんの三国志は、呂布中心か?と思われるほどです。
 三国志の前半は曹操、後半は諸葛亮というのがふつうですが、
 呂布という孤独な英雄に対する北方さんの愛着が感じられます。 

2006年07月14日
聞き屋与平 江戸夜咄草 
著者/訳者名 宇江佐真理/著 
出版社名 集英社 (ISBN:4-08-774810-3) 
発行年月 2006年05月 
サイズ 271P 20cm 
価格 1,680円(税込) 
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 手慣れています。良いですね。
 宇江佐さんは、読者の「期待を裏切らない」ことを念頭に置きながら著作されていると、対談でお話しされていたようですが、そういう意味では満足できる作品かと思います。
 こうなってほしいという期待を異常なほど満たしてくれる同調感は宇江佐さんの努力があってこそのものなのでしょう。
 しかし、「妻」というカードについては、この同調感が微妙にずれている感じがします。男や女のありるべき姿についての自分の考えは宇江佐さんの思っている読者が望んでいるであろう姿に包含されているが、「妻」「夫」についてはややずれがあるのでしょうか?

2006年07月14日
弥勒の月 
著者/訳者名 あさのあつこ/著 
出版社名 光文社 (ISBN:4-334-92487-5) 
発行年月 2006年02月 
サイズ 292P 20cm 
価格 1,680円(税込) 
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 良い本なのですが、最後にきて、何でこんなにばたばたしなければいけないのか理解できません。
 がーっと盛り上げて、一気に答えを出しちゃおうということだと思いますが・・。
 よく解らんぞ!

 あさのあつこさんの初めての時代物だということです。
 「バッテリー」などで有名なあさのあつこさんですが、たぶん読むのは初めて。
 もうすこし「あさのあつこ流」に慣れないと読みにくいのかもしれません。

2006年07月14日
SOKKI! 人生には役に立たない特技 
著者/訳者名 秦建日子/著 
出版社名 講談社 (ISBN:4-06-213412-8) 
発行年月 2006年04月 
サイズ 296P 20cm 
価格 1,680円(税込) 
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 とても良い本です。
 なにか、ちょっと食い足りない感じもしますが・・。
 恋は切ないですね。自分はこういうところから、ずいぶん遠くにきてしまったと思います。
 「ナラタージュ」や「弥勒の月」、「あやまち」もそうですが、年をとってそういうところから離れるにつれて、自分が何も運命的なことなく今の生活に安住しているのは誤りだったのではないか?と思います。
 タイムマシンに乗って大学生に戻ったときに、やはりAkを選べるかどうかは自信ないです。
 しかし、結果はやっぱりAkを選ぶんでしょうね。それが縁というものです。必然なんですね。

 作者は「はたたけひこ」と読み、男性です。
2006年07月26日
三国志 3の巻 
玄戈の星  
著者/訳者名 北方謙三/〔著〕 
出版社名 角川春樹事務所 (ISBN:4-89456-051-8) 
発行年月 1997年02月 
サイズ 316P 20cm 
価格 1,680円(税込) 
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 呂布が死んでしまいました。
 史実は曲げられませんからね。



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