2006/08読書日記

2006年08月14日
ちぎり屋 
著者/訳者名 蜂谷涼/著 
出版社名 講談社 (ISBN:4-06-211277-9) 
発行年月 2002年08月 
サイズ 281P 20cm 
価格 1,890円(税込) 
-77-

 小樽にこだわる蜂谷さんの本です。
 初めて読みましたが、かなり良い感じで読めました。

2006年08月14日
銀の犬 
著者/訳者名 光原百合/〔著〕 
出版社名 角川春樹事務所 (ISBN:4-7584-1069-0) 
発行年月 2006年07月 
サイズ 354P 20cm 
価格 1,995円(税込) 
-78-

 光原さん、こういう話が書きたかったんですね。
 この本自体はありがちな話だし(北欧神話のエピソードを
 元にしているのであたりまえではありますが・・。)
 登場人物が魅力的なわけでもありません。
 しかし、ファンタじぃとしては良くできているし、
 ミステリィで培ったWhy done it?がきちんとできています。
 めちゃくちゃ良いというわけではありませんが、
 良いファンタジイだとはいえます。
2006年08月21日
配達あかずきん 成風堂書店事件メモ 
ミステリ・フロンティア 23 
著者/訳者名 大崎梢/著 
出版社名 東京創元社 (ISBN:4-488-01726-6) 
発行年月 2006年05月 
サイズ 238P 20cm 
価格 1,575円(税込) 
-79-

「パンダは囁く」
「標野にて。君が袖振る」
「配達あかずきん」
「六冊目のメッセージ」
「ディスプレイ・リプレイ」の5編を収録。
嬉しいことに、後半になるほど良くなっていく。
これもシリーズ化してほしい本ですね。

書店という舞台では、発展は難しいと思いますが、
なんとかがんばって続編を書いてもらいたいものです。
「坂木司」さんは女性だと思い、
「大崎梢」さんは男性だと思ってしまいました。
だめですね。

このためにミステリィフロンティアの各本の
表紙を作り直した岩合重力さんにも拍手。

2006年08月24日
きいろいゾウ 
著者/訳者名 西加奈子/著 
出版社名 小学館 (ISBN:4-09-386162-5) 
発行年月 2006年03月 
サイズ 426P 20cm 
価格 1,575円(税込)
-80-

 今年のマイベストは「アイの物語」で決まりだと思っていましたが、
 やられてしまいました。
 図書館の本だったため、読了後、Akにアマゾンに注文してもらいました。
 ほんとに愛しい本です。
 この本より気に入る本が今年出てくるようなら、
 本当にラッキーな年だと思います。


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