本文へスキップ

静岡市清水区にある高野整形外科医院です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.054-371-1322
054-371-1333(予約専用)

〒424-0114 静岡市清水区庵原町121-1

院長のひとりごと 2018




富士山マラソンに出場
(2018/11/25)
第7回富士山マラソンに出場しフルマラソンを走ってきました。マラソン大会出場は、春のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン以来で、約7か月ぶりです。7月上旬にまた左下腿の肉離れを起こし、しばらく満足に走れない状況が続き、本格的に練習を開始したのが、10月後半でした。走れない間はエアロバイクをひたすら漕ぐ辛い日々でした。
 

 

 
今年も昨年同様に天候に恵まれ、適度に寒く、絶好のマラソン日和でした。富士山も、紅葉も大変美しく参加して良かったと思える大会でした。サブフォーを目標に頑張りましたが、タイムは4時間0分27秒と、僅かに4時間に及びませんでした。夏の間の練習できず、本格的に走り始めて約1ヶ月という事を考えると、結果的には満足できるタイムでしたが、4時間切れなかったのは残念でした。
30km過ぎて走っている時、サブフォーが達成できるか、ぎりぎりのタイミングで、ずっとキロ5分30秒くらいで走っていました。ゴールまで残り1kmの表示があり、この時、時計を見たら4時間まで残り6分少しあったので、これはサブフォー達成間違いない、と思いそのままのペースで最後まで走っていたのに、ゴールは結局4時間過ぎてしましました。恐らく、残り1kmの表示の場所からゴールまで1km以上あったのではないかと思います。油断大敵でした。サブフォーは次回の静岡マラソンで達成したいと思います。

熱傷の患者さんの8年後
(2018/11/26)
2010年に熱傷で当院で加療した患者さんが、別の疾患で来院しました。折角ですので写真を撮影させて頂きました。やけどの跡は全くわかりませんでした。
  

  

熱傷受傷後、2週間程で上皮化しました。右下の写真が8年後の状態です。

高齢の患者さんの表皮剥離(2018/08/09)
高齢の方が、体の一部を物にぶつけて、表皮剥離を起こし来院される事がよくあります。
剥離した皮膚をもとの位置に戻し、圧迫すると、早く綺麗になおります。
81歳の患者さん。祭りの帰り道に転倒しパイプいすに左上腕をぶつけて受傷し、当日当院に受診されました。
初診時です。
 
めくれた皮膚をなるべく元の位置に丁寧に戻します。

テーピングで固定し、上から被覆材で圧迫します。

翌日来院して頂きました。感染兆候ないため、再度圧迫し1週間は、そのままとしました。

1週間後です。皮膚はとても綺麗についていました。
抗生物質の内服もせず、勿論消毒は一切していません。
第30回日本整形外科超音波学会に出席
(2018/07/08)
山形市で開催された日本整形外科超音波学会に出席してきました。
超音波検査機器を使用する事により、レントゲンに写らなかった、筋肉、神経等の、今まで見えなかったものが見えるようになり、また、診断だけでなく、超音波検査下の注射等、治療にも十分に活用が出来る時代が来ました。現在、整形外科の診療に超音波検査機器は無くてはならない物になっています。そして、医学は日進月歩で進んでいます。医学の進歩に遅れないように、出来るだけ学会等に出席し勉強していかねば、と思っています。
学会最終日の日曜日、朝5時ころから山形市内を2時間ほどジョギングしました。市街を少し離れると、緑が多くとても気持ちよく走れました。最後は、雨に濡れましたが、少しも気になりませんでした。
5:00AM頃だけあり、山形駅前のメインストリートと思うけれど、車が通らず一人道路を独占状態。
馬見ヶ埼川の川沿いを走りました。

下肢熱傷の患者さん(2018/05/11)
熱湯をかけてしまい、受傷後2週間くらい経過してから来院されました。それまでは他の医院で加療していました。ご主人の運転の車で遠方より来院されました。治療はプラスモイストを使用。軟膏はプロべトのみ。勿論消毒は一切していません。当初足痛が強く歩行も困難でしたが、徐々に痛みは軽減しました。

初診時
 



最終診察時(受傷後約2ヶ月半)
 

大腿、下腿は2度熱傷ですので、比較的綺麗になりました。時間の経過で傷跡はほとんど消えると思われます。足背は一部3度熱傷でしたので、跡は多少残ると思いますが、初診時の予想より綺麗になりました。遠方(静岡県東部)からの通院でしたので、治療方法を説明し自宅で入浴時にプラスモイストを替えて頂き、通院は当初週2回くらい、その後週1回位で経過を見させて頂きました。
第28回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンに出場
(2018/04/22)
第28回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンに出場し完走しました。
今年で5回目の参加ですが、例年になく暑い気候で大変でした。(詳しくはこちら)
 

 

 

後半は両下肢の疲れ感が半端なく、何度も心折れそうになりましたが、何とか完走出来ました。
今年は1日快晴の天気で、富士山、桜、新緑を堪能出来ました。
静岡マラソンにランニングドクターとして参加
(2018/03/04)
第5回静岡マラソンにランニングドクターとして参加しました。昨年の静岡マラソンで初めてランニングドクターとして参加したので、今回は2回目です。ランニングドクターとは日医ジョガーズという、特定非営利活動法人に登録した、ランニング好きの医師、歯科医師が医療支援をしながらマラソンを走るものです。また、「ランニングドクター」は商標登録されているようです。
今年の静岡マラソンは、例年になく好天で、天気予報でも日中の気温上昇が発表されていましたが、予想通りの天気となってしまい、多くのランナーが熱中症、脱水、足の痙攣等で救護所に運ばれ、心肺停止のランナーも出たようです。

 

 

 

私も今回サブフォー狙いでスタートし、途中まで余裕のサブフォーペースでしたが、38km過ぎに道路脇に倒れ介助されているランナーに遭遇、当初意識消失があったため救急車を要請しましたが、救急車が出払い、すぐに来れないと連絡あり、仕方なく直近の救護所まで救護用のタクシーで運び、そんなこんなで50分以上ロスタイムがあり、ゴールしたのがぎりぎりサブファイブくらいのタイムでした。
サブフォーが出せなかったのは残念でしたが、ランニングドクターとして救護にかかわることが出来、具合の悪かったランナーの役に立てたのは嬉しい事でした。また、走っている時も「医師」のビブスを着ているため、多くのランナーや沿道の人たちから声をかけて頂きモチベーションが上がりました。
静岡マラソンは大会運営がしっかりしているため、ランナーの評判も良いようです。また来年も参加しようと思っています。
受傷後8年の熱傷の患者さん(2018/02/14)
8年前に前腕にやけどを受傷し、当院で湿潤治療を施行した患者さんが、別の病気で来院しました。せっかくなので写真を撮らせて頂きました。

   

患者さんはやけどの跡をまったく気にしておらず、写真を撮る前に「あれ、どちらの手でしたっけ」と仰っていました。
 確かに、やけどの跡は全く分かりませんでした。
 
コミューン購入
(2018/02/14)
整形外科の患者さんは高齢の方が多く、外来で難聴の患者さんを診察することがよくあります。
難聴の患者さんは、補聴器を使用している方も多いのですが、補聴器は万全ではなく、結構聞こえにくいようです。某TV番組でユニバーサルサウンドデザイン社のコミューンという製品が難聴の方のツールとして優れものである事を知り、ネットで調べたところ、お試しの使用が出来たので、早速申し込み、外来で試用してみたところ、患者さんの評判が良かったので、購入してみました。

向かって右側がマイク、左側がスピーカーとなっています。
スピーカーは指向性が高く、患者さんに向けてマイクから話しかけると、スピーカーの向いているところに、マイクで拾った声が大きく聞こえるようになっています。単純な拡声器のような構造ではなく、音声がより聞こえ易い仕組みとなっているようです。ある患者さんは「補聴器と違って低音の声が聴きとりやすい」と仰っていました。
難聴の患者さんは意外と多く、コミュニケーションが取りづらいため、外来で困ることがありましたが、少しでも解消され、患者さんに喜んでもらえればと思います。