ご家庭でのお茶の取り扱い

お茶の保管に、最適なの
場合によっていろいろです。
・真空パックの場合→ 袋が空いてない場合は、温度変化が少ないほうがいいので、床下収納庫、などがベスト
長期保存の場合(3ヶ月以上)家庭用冷蔵庫は、扉の開閉でかえって温度変化が結構あるため、扉や入り口ではなく、奥のほうが温度変化がなく良いです。その場合は、冷蔵庫からでして、5分から10分冷たさを取り除いてから開封してください。
・袋の口をあけた場合など→ 缶に入れたり、簡単なのは袋の口をクルクルっとクリップなどで留めて、湿気ないように保管してください。口をあけた物を冷蔵庫に入れると、出したときに外気に触れて、温度差で湿気てしまうので冷蔵庫に入れないようにしてください。
お茶を美味しく入れるコツ 使用する水(お湯)について お湯はよく沸騰させてカルキを抜いておきましょう。ミネラルウオーターなどは、水に含まれる成分によって味が変わります。たとえば炭酸カルシュームなどが多い場合は、ややにごる場合があるようです。鉄分が多い場合は、水色が緑でなく、暗い色になってしまうようです。
使用する急須の大きさ 急須の大きさは人数によりますが、急須が350ccの大きさで2〜3人分の大きさです。茶葉は急須の底に薄く広げてゆすり、底が隠れるぐらいが目安です。約4〜5gです。
急須を使う前に(毎日使用する急須も) 急須の中にお湯を入れて、網をお湯で洗うようにお湯を通しましょう。網についている茶渋や、酸化した成分を洗い流します。急須のお湯を白い入れ物に注いで見れば、色が茶色くなったお湯が出るのがわかると思います。これは味にダイレクトに影響します。
お湯の温度 そこにお湯を、普通のポットなどから注ぐのであればすでに90度ぐらいにはなっていますので、そのまま注いでも大丈夫です。勿論お時間があれば、使う湯のみで湯冷ましを行ってください。使う湯飲みで湯冷ましをするのでないと、温度が冷め過ぎてしまいぬるくなってしまいます。
また、冬場や夏場(熱いときは熱い物をが健康の秘訣。また、現在は空調設備で体が冷えてしまう方が多いため。)は熱いお茶が、春秋口はやや湯冷ましした方が美味しいですね。
現在当店で販売しているような、普通のお茶であれば、熱湯でなくポットからなら十分な温度かと思います。
使用するお湯の量 お湯の量は急須の6分目〜7分目が最適です。それより多くお湯を入れると、注ぐときにこぼしたり、注ぐときに茶葉が詰まってしまいます。急須が詰まる原因の一番多いのがこれ。お茶が細かいとか、急須が悪いのではありません。
お茶を注ぐとき 注ぐときには2〜3度軽く急須をゆすって、茶葉を開かせてください。そのゆすり方でお茶の濃さが決まります。(茶葉が開いた方が濃く出る)よく、美味しい入れ方などにはゆすらないでとあります。それは昔の、黄色く出るお茶を対照にした物です。今のお茶はゆすっても苦くは出ません。手軽に美味しく入れるなら、ゆすっていただいて結構です。2分も茶葉が開くまで待つのは時間の無駄。また、2分もお湯を入れた場合、現在の緑に出るような中蒸し以上のお茶では、急須の中で酸化してしまい、逆にせっかくの緑のお茶が黄色になってしまいます。入れ方は濃さが一定になるように、人数分の湯飲みに2〜3回に分けて注いでください。

お茶の夏用 コールドドリンクの造り方。
この記事のようにお茶にはたくさんのストレス軽減物質が含まれています。まさに夏場などには最適な飲み物です。
ところが、ドリンクなどは飲みやすさを追求するため、いわば薄く抽出しています。(ペットボトル1本に約2gといわれています。標準的な急須1回分の約半分です。)
また、夏場ではわざわざ暑いお茶を飲む気にはなかなかなれません。かといってお茶を冷やして飲んでもあまり美味しくはありません。(入れたお茶はおけばおくほど酸化する為、旨味と成分が消えてしまいます。)
そこで、今回はちょっとしたお時間のある方が、御家庭にある普通のお茶の葉で、特殊な道具を使わず入れて、美味しく入れれる入れ方を御紹介します。
用意する物 お茶(普段使いのお茶。出来れば一番茶使用の物。当店でいえば500円の物まで。但し美味しいお茶はやはり葉が柔らかい物が良いため、出来れば600円以上の物がお勧め。)
急須(普段使っている物で十分)
お湯(ポットのお湯で十分)
水(冷水で飲めれる水であれば十分)
氷(ご家庭で普通に使う物で十分)
出来ればタオル、布巾など
もちろん湯のみ(人数分、もしくは急須に合わせた物)
入れ方。 1.まず、急須に一度お湯を通しましょう。網に残っている茶渋を流します。(僕などは味で気になるので、毎回使う直前にお湯を流します。)
2.急須に茶葉を1回分、適量入れます。適量はティースプーン一杯、もしくは急須をゆすって、そこが隠れる程度。多くても美味しくありません。
3.お湯を湿らせる程度急須に注ぐ。ほんの少しがポイント。茶葉を開きやすく、成分や味が出やすくなります。
4.水を急須半分ぐらい入れる。入れすぎない事。氷をお好みで、2〜3個入れる。氷を入れて8分目が理想。あまり多すぎると、注ぎにくく、味が出にくいです。
5.2〜3分まって、茶葉が開くのをまつ。待てない方は急須を回すように動かして、茶葉を開きやすいようにゆする。(そのために8分め)
6.湯のみに注ぎお好みの濃さになるように急須をゆすりながら調節。ゆすればゆするほど濃くなる。
7.ゆっくりと味わいながらお飲みください
ポイント このポイントは水で出すこと、濃く出すことになります。水で出すことにより、苦味成分は出ず、ミネラルと、ストレス軽減物質を多く抽出します。また、時間をかけないことによって、酸化させずに、味と成分を確保します。
また、水で出すためにカフェイン類などは抽出されず、寝る前に飲むにもリラックス効果を生かせます。

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