お茶についての記事
昨日の夕刊で乗っていた記事です。
お昼の全国ニュースでも取り上げられています。
しかし、すでにイタリアでは5年も雨に同じ記事が出ていたようです。
ということで、
がん予防に急須お茶
  一日五杯は飲みましょう。
あさ、ひる、ばん。


当店の契約農家の方が、2件入賞しました。
?源間さん、?黒田さんが両方とも入賞です

やはり今年のお茶の出来は良いようです。
自分の下で見る味と、鼻で嗅ぐ香りとを科学が証明してくれたようです。

さてお茶に含まれている、カフェインなどが記憶力を高める効果があるという事は知られています。
今回は認知症にカテキンが効くということです。
と言うことは、記憶を残す効果があるということです。
つまり僕自身も思うのですが、お茶屋さんは記憶力がいいですよね。
お爺さんのような人が驚くほど覚えてらっしゃることが多々あります。
と言うことで、勉強前と勉強後にお茶を一杯。
御老人にもお茶を一杯。
みんなでお茶を一杯。
ですよね。

緑茶でストレス軽減
急須で入れたお茶は、精神的身体的にストレスを減らす効果があります。この新聞記事によると、お茶の旨味成分のテアニンは脳内物質のドパーミンを放出させる効果があり、副交感神経の活性度があがり、脳波にはα波が放出されます。(α波は、熟睡したときに出る脳波で、疲れを取ったり、記憶力を上げたり、仕事の能率を上げる上でも大切な波です)つまり急須で入れたお茶は、イライラするとき、感情が不安定なとき、の生体調整飲料といて最適なわけです。付随効果として、胃を守り、髪の毛を守り、肌を守ります。(そういえば私はよく出張に行くと、ビジネスホテルのマッサージに行くのですが、そこのおばちゃんがツヤツヤした肌をしているとうらやましがられますね。)
また、いま売れているペットボトルのお茶については、まず使用しているお茶が、2番茶〜終番茶までのいわゆる安い茶が主体です。緑茶専門店でも常備していないような安いお茶もそれには含まれます。そしてテアニンは美味しいお茶、一番茶に多く含まれています。さらに抽出技術の発達で、ボトル1本に対する使用茶葉の量は半減以下となっています。(約10年前に館ドリンクの出始めに250mlに付き、茶葉2gと伊藤園さんが言っていました。現在は数分の一になっているようです。)つまり、ペットボトルのお茶では、ストレスを軽減する効果はあまり期待出来ないといわざるを得ません。
緑茶の場合は特に、急須で入れるという間(時間)、急須で入れるときの香り、そして注いだお茶の味という昔ながらのある意味パターンの部分がストレスを軽減していると思います。
さて、具体的には、一番茶のお茶(当店でいえば100g500円以上の物)で、急須で飲むことです。もちろん高いお茶ほどテアニンが多く効果が高いと思われますが、100g1000円前後の物でしたら十分でしょう。逆に、高いお茶を一日一回飲むよりも、そこそこのお茶を回数をたくさん飲むの方が効果があります(1度に吸収する量があるため)。お湯の温度は、確かに低い温度の方が良いですが、いまのお茶はある程度の熱いお茶でも美味しくいただけるようになっています。そこで、沸かしたばかりの熱湯でなければ十分です。肝心なのは忙しいときでもお茶を急須で入れる時間を作ることです。その時間はほんの3分もあればリラックスする時間を取れる。逆に忙しい現代にぴったりな飲み物ではないでしょうか?
お茶で胃がんを防ぐ。
お茶は昔からがんに効くと言われていましたが、今回は厚生労働省が科学的に実証しました。
さて、今まではいわゆる経験則と、川根町などの茶産地のがん発生率などのデーターでしたが、
今回は7年もの膨大なデーターを統計的に調査した物です。1日5杯は食事をしながらでも飲める量ですので、無理して量を増やす必要もありません。日常的にお茶を飲む方の方ががん発生率が低いのが実証されました。ところで、このデーターにはドリンクは含まれていません。7年前ではその量がまだ小量なため、データーに影響を与えるまでにはなっていないからです。


静岡新聞16年8月4日

お茶がC型肝炎に行く実証試験がありました。完治率50%というのはなかなかすごいと思います。つまり下手な薬よりも効くようですね。

茶審査技術競技大会とは、お茶の感応検査の大会です。以下に多くのお茶を見分けることが出来るのかの能力の大会です。現在私は初段を認定されていて、全国大会は3回出場しています。(実はもう1回予選突破したのですが、やむおえない事情でふ参加しました。)なにしろ予選と言っても県内の茶業者、しかも問屋さんが140名も参加する中ですから、レベルが大変高いです。トップと私はほんの5点差、。例年よりも難しかったと感じましたが、その割に平均点が高かったですね。今年は東京で全国大会が開かれるそうですので、がんばりたいです。
さて、なにをおこなうかというと、予選では5種類の産地の煎茶を(狭山、菊川、宇治、大和、鹿児島)を30CCほどの小ぶりの湯のみ(感応審査用の専用湯のみ。写真参照)で、香りと味、色だけで、25煎あてる競技を行ないます。小さな湯のみでの香りと味だけで、1回ずつの記入で、書き間違いなどは認めてもらえない大変厳しい審査です、。ただ漠然と飲んでいると、なにを飲んでいるか悩みだして、めちゃくちゃになってしまいます。また、産地といってもたとえば菊川でも広いですし、深蒸し若蒸し、作る農家によってちがいます。それを飲みあてであてるのは大変です。
全国大会ではさらに、品種あて(お茶はやぶ北だけではないですよ。)茶期別(1茶、2茶、3茶をあてる競技。硬ーいおおきい葉の1茶と、柔らかーい2茶では、なかなか見分けが付きにくいですね。)欠点茶(いわゆる製造の失敗をあてる。試験場でわざわざ失敗を作るんですよ)外観による産地当て(全国15種のお茶を、製品で見ただけで当てる。これが一番難しい。飲むことも、水色を見ることも出来ない。まさに外から見るだけ)が追加されます。
来週はその県の代表として、練習会があるそうなので、勉強と思って参加します。全国大会ではぜひがんばって良い成績を取りたいですね。


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