腰痛

腰の痛み

一口に腰の痛みと言っても原因は様々で、単純な腰の筋肉の疲れ、腰の骨や関節の異常、腰部の怪我、腰の筋肉や靱帯などの病気、風邪、冷え性、婦人病、神経痛、泌尿器病や胃腸病までもが腰の痛みに関係していると言われています。ここでは、病気が原因では無い腰痛について述べることにします。

腰痛症

 特に朝起きたとき痛みが強く、少し動いていると楽になって、夕方から夜にかけて一日の疲れが出てきた頃、また痛み出すといった症状は、レントゲン検査などに変化が現れにくく、捕らえ所のない腰痛です。放っておくと骨盤や腰椎などに歪みを作りやすくなり、痛みが増して動けなくなる可能性も出てきます。自分で出来る改善方法は疲れはできるだけ早く解消し疲労を蓄積させない事と、腰に負担をかけることは極力避けること、ストレッチで筋肉や骨格の偏りを取り、かかる負担に負けない筋力づくりや、体力づくりを心掛けると良いでしょう。

ギックリ腰(急性腰筋痛)

 重いものを持ち上げたり、急に体を曲げたりした時に突発的に起きる激しい腰痛のことで、俗にギックリ腰などと呼ばれているものです。腰の筋炎、筋膜炎や腰部の椎間板ヘルニアによるものが多いのですが、中には検査をしても患部には特別の異常が認められない場合もあります。腰の痛みが激しいため、体を動かす事が出来ないような例が少なくありませんが、ときには比較的軽度のものもあって、症状の程度はまちまちです。まず何よりも腰の安静が第一です。冷シップをしてもっとも痛みの少ない姿勢で寝て静かにしていれば、たいてい5、6日から2週間位で改善します。この時期に痛みをこらえて体を動かすと、慢性的な腰痛症になったり、あるいはギックリ腰が再発し易くなります。

整体 ←戻る。  サイトマップ