HARD 更新日:02/03/08 ■ SCSI ID の見方 (hard での) キャップが付いていると電気が流れている → ON → 1 キャップが付いてないと電気が流れていない → OFF → 0 SCSI ID 表 ------------------------------------------------------------ SCSI ID BIT 2 BIT 1 BIT 0 ------------------------------------------------------------ 0 0 0 0 1 0 0 1 2 0 1 0 3 0 1 1 4 1 0 0 5 1 0 1 6 1 1 0 ------------------------------------------------------------ SCSI IDはただの2進数表記を10進数表記で言っているだけである。 SCSCI ID 7 は使われている可能性がある(by COMPAQ) ■ ホットスタンバイ(ホットスペア) ホットスペアとは、電気機器の故障に備えて、あらかじめ予備の代替機器を通電状態で 待機させておくことを意味する。あるいは、待機状態にある予備の機器のことを指す。 ホット・スタンバイあるいはオンライン・スタンバイとも呼ばれる。ホットスペアを 用意しておけば、ある機器が故障したとき、その代わりに予備の機器を稼働させ、故障 発生前の状態に修復する、という作業を自動化することができる。 RAIDにより耐障害性を高めているディスク・サブシステムでは、ホットスペアがよく実 装される。ホットスペア用として設定されたディスクは、通電された待機状態にある。 もし、1台のハードディスクが故障した場合、ディスク・サブシステムを管理している RAIDコントローラは故障したディスクを論理的に切り離し、ホットスペア用ディスクを 起動する。そして、残っているデータとパリティ情報などからホットスペアのディスク に必要なデータを書き込み、元の正常な状態に復旧させる。以上の処理がすべて自動的 に実行されるのが、ホットスペアのメリットである。 ■ SCSI ・ SCSI-1 5M/s ・ SCSI-2 Fast SCSI 10M/s バス幅8bit 転送サイクルを短縮 Wide SCSI バス幅16bit(16bit WIDE)32bit(32bit WIDE) Ultra(Fast20) SCSI 20M/s バス幅8bit さらに転送サイクルを短縮 ・ SCSI-3 FireWireなどの高速シリアルインターフェースまでも盛り込まれている ■ 10BASE-T カテゴリ5 [10]とは、伝送速度10Mbps。 [T]とは、ケーブルの差し口が T っぽい形をしている。(ツイストペアケーブル) [カテゴリ]とはケーブルの品質を示している。ケーブルの横にカテゴリいくつと書いて ある。カテゴリ5でギガビット出る。 UTP:シールドが付いている。 規格名の読み方 例 100 BASE - TX ~~~ ~~~~ ~~ 通信速度 信号伝送方式 詳細な区分[主な例] 100Mビット/秒 BASE (ベースバンド方式) T (より対線ケーブルを使う) BROAD(ブロードバンド方式) X (FDDIなどの技術を使う) F (光ファイバを使う) S (短波長を使う) L (長波長を使う) 数字 (接続距離や心線の数) など ・ ブロードバンド方式 パソコンなどが出すデジタル・データを変調し、アナログ信号に変換してから通信を 行う方式 ・ ベースバンド方式 パソコンなどが出すデジタル・データを符号化し、その信号をパルスとして伝える通 信方式 ■ RAID ハードディスクを複数使って、より高速で大容量で信頼性の高いハードディスクとして 使う技術。データを複数のドライブに分散させて同時に読み書きして、より高速なアク セスを実現するストライピングや同じデータを複数のハードディスクに保存しておいて お互いにバックアップをとっておくミラーリングなどのさまざまな技術を組み合わせ、 低価格なハードディスクで業務用などの高価格なハードディスクの代わりをさせること ができる。 ■ ブリッジ (bridge) LANのセグメント間を相互接続する機器で OSI参照モデルのデータリンク層で動作する。 LANの普及とトラフィックの増大により、リピータハブで構成された既存のネットワーク ではパケットの衝突(コリジョン)が増え、パフォーマンスが低下するという事態が起こ ってきた。このためコリジョンドメインを制限して、ネットワークを効率化するために 作られたネットワーク機器がブリッジである。 ブリッジでは、受信したパケットの宛先とMACアドレスが登録されたアドレステーブルと を照らし合わせ、該当する端末が存在しているポートにパケットを中継する。受信した ポートと同じポートに宛先の端末があればパケットを破棄するので、ブリッジを超えた セグメントに不要なパケットは中継されない。ただ、アドレステーブルに存在しない送 信先を持つパケットが来た場合は、受信ポート以外の全ポートにブロードキャストされ てしまう。 ■ スイッチ (Switch) ブリッジと同じくデータリンク層で動作するネットワーク機器。各ポートがブリッジ機 能を持つ「マルチポートブリッジ」を指し、「スイッチングハブ」とも呼ばれる。1990 年にカルパナ(Kalpana)によって開発された。 スイッチでは接続されたノードから受信したパケットの送信先アドレスを内部のアドレ ステーブルと照らし合わせ、送信先の端末がつながっているポートにのみパケットを送 出するという仕組みを持っている。そのため、受信したパケットを他のすべてのポート にブロードキャストするリピータハブと異なり、媒体を占有し、1対1の通信を行なえる 。そのため、ある1組が通信している最中でも、他のポートは自由に通信できる。また、 Ethernetで用いられる2対4線ケーブルを使用し、スイッチと接続ノード間の双方向同時 通信(全二重通信)が実現している。こうした仕組みにより、コリジョンを抑え、ネット ワークのパフォーマンスを向上することができる。 ■ ハブ LANなどのネットワーク上で、ケーブルを分岐、中継するために使用される機器。ハブを 使用することで、より多くの機器をネットワークに接続できる。ネットワークの中心の サーバからハブを接続して、さらに複数台のパソコンやプリンタなどのネットワークを 構成する機器を接続する。 ■ カスケード接続 (cascade connection) 複数のハブのポートを互いにケーブルで結線し、階層状に接続すること。多くのハブに は、カスケードポート(UpLinkポート、MDIポート)と呼ばれる専用ポートがあるので、 このポートと通常のポート(MDI-Xポート)をUTPケーブル(ストレートケーブル)で結線す ることで、ポートの増設が行なえる。ただし、カスケードの段数が増えることにより、 遅延時間が大きくなり、コリジョンを認識できなくなるため、10BASE-Tで4段、100BASE- TXで2段というカスケード接続の段数制限がある。 ■ LAN の組み方 ◇ 基本 イーサネットのポート(ケーブルの差し口)にはピンが8つあり、その内4つが使用されて います(残りは未使用)。このポートをMDI(media depend interface)と言います。 ピン1 : 送信(+) ピン2 : 送信(-) ピン3 : 受信(+) ピン4 : 未使用 ピン5 : 未使用 ピン6 : 受信(-) ピン7 : 未使用 ピン8 : 未使用 送信側はピン1,2を使用してデータを送信し、受信側はピン3,6を使用してデータを受信 します。 ◇ PC同士の接続 PC同士の接続はMDIポート同士の接続なので、上記のように接続する為には、ケーブル 内の線が交差、つまりクロスしている必要があります。 よって、PC同士の接続にはクロスケーブルを使用します。 ピン1<--->ピン3 ピン2<--->ピン6 ピン3<--->ピン1 ピン6<--->ピン2 ◇ PCとハブの接続 ハブのポートの多くは内部で送信と受信を交差させたMDI-Xポートです。 このMDI-XポートとPCのMDIポートを接続するには、ストレートケーブルを使用します。 ピン1<--->ピン1(-->受信+へ) ピン2<--->ピン2(-->受信−へ) ピン3<--->ピン3(-->送信+へ) ピン6<--->ピン6(-->送信−へ) ◇ ハブ同士 多くのハブは、MDI-XポートとMDIポートのどちらかにスイッチで切り替えることのでき るポートを持っています(たいてい1つ)。これは、ハブ同士の接続の為です。 どちらか一方のハブをMDIポートに切り替え、もう一方のハブのMDI-Xポートへストレー トケーブルで接続します。 MDI-Xポート同士を接続するためには、クロスケーブルが必要です。 ◇ まとめ (ストレートケーブル使用) MDI<--->MDI-X (クロスケーブル使用) MDI<--->MDI MDI-X<--->MDI-X 基本的にPC同士の接続以外MDI<--->MDI-X接続になる為、ストレートケーブルが使用さ れるケースが多いと思います。 ※ 単にケーブルをひっくり返してもクロスケーブルにはならない。 ■ メモリのPC100/PC133 ? このPC100とかPC133というのはメモリの動作クロックを表している。