VineLinux_memo 更新日 : 02/01/30 ■ Winで作成されたフロッピーを認識 MToolsというツールを使う。 例) # mtools # mdir a: # mcopy /etc/hosts a: # mmove a:hosts a:hosts.txt ↑ mtools で使えるコマンドはMS-DOS でのコマンドに m をつけたもの。 ■ CD-ROM のマウント # mount ([/]以下にマウントされているデバイス名とアクセス権が表示される) # mount /mnt/cdrom # cd /dev # ls -laF cdrom ← cdrom が何て名前で認識されているかわかる (cdrom → hdc) # df (CD-ROM がマウントされているか確認できる) # umount /dev/cdrom ← CD-ROM の取り外し ■ 圧縮・解凍 拡張子 種別 コマンド指定方法 tar 圧縮 tar cvf xxxx.tar ./xxxx 解凍 tar xvf xxxx.tar gz 圧縮 gzip xxxx.tar 解凍 gunzip xxxx.tar.gz Z 圧縮 compress -vf ./xxxx 解凍 compress -d xxxx.Z uncompress xxxx.Z zcat aaa.Z > ./xxxx tar.gz 圧縮 gtar cvzf xxxx.tar.gz ./xxxx 解凍 gtar xvzf xxxx.tar.gz ■ ブートディスク作成 # mkbootdisk --device /dev/fd0 2.2.18* ※ fd0の後ろにはkernel(カーネル)のバージョンが入る。Vine2.1.5ではkernelのバー ジョンは2.2.18-0v14.2である。 この様に打つと何故か失敗するので、ワイルドカードを使った。 ■ システム情報を調べる カーネルのバージョンなどの情報は、unameコマンドによって調べることができる。 unameコマンドで指定できるオプションは -m CPUのタイプを表示する -n PCのホスト名を表示する -r カーネルのバージョンを表示する -s OS名を表示する -v OSのリリース日を表示する -a すべての情報を表示する ■ Xウィンドウを起動する コンソール画面からログインした場合、startxコマンドを入力するとX Window System が起動されます。GNOMEがインストールされている場合には、はじめはGNOMEが起動され ます。 # startx Window Makerやディスクトップ環境KDEを起動したい場合は、startxを実行する前に setwmコマンドでウィンドウマネージャを選択します。 # setwm wmaker ← Window Makerを選択する場合 # startx ← startxで起動すると Window Makerが使えます 現在、設定されているウィンドウマネージャは、次ぎのようにして知ることができ ます。 # setwm status Current Window Manager is gnome また、どのようなウィンドウマネージャを選択できるかは、引数なしで単に setwmと 入力すれば得られます。ただし、インストールされていないものを選択すると、設定さ れません。 # setwm kde ← kdeを選択する Not found startkde ← 見つからない場合は設定されません システムを起動したときからXウィンドウを使用したい場合は次に解説するディス プレイマネージャを用います。 ■ ネットワークカードについて また、初めてネットワークカードを使うなら、 # /etc/rc.d/init.d/network start を実行する必要があります。これで、ネットワークカードが使えるようになります。 モジュールのロードの方法にはいくつかあるようで、 # depmod -a # modprobe 3c90x ( ← モジュールのロードで、insmod を含みます ) # lsmod ( ← 確認 ) としても、ロードできるようです。 モジュールをアンロードするには、'rmmod 3c90x' とします。もし、削除時に ビジー です といわれたら、 # /etc/rc.d/init.d/network stop でサービスを止めてから削除します。 ■ ipconfig /sbin/ifconfig ─────────────────────────────────────── MultiBoot ■ Linux の削除 Linux に含まれる Fdisk ツールを使って、パーティションを削除することができます。 ( 1)の削除方法は、この他にもいろいろな方法があります。) 1) Linux で使用されているネイティブ、スワップ、およびブート パーティションを削 除します。 a. Linux セットアップ フロッピー ディスク(または、インストールしたCD)を使っ てコンピュータを起動し、コマンド プロンプトに "fdisk" (引用符は不要) を 入力し、ENTER を押します。 注意: Fdisk ツールの使い方のヘルプを参照するには、コマンド プロンプトに "m" (引用符は不要) を入力し、ENTER を押します。 b. コマンド プロンプトに "p" (引用符は不要) を入力し、ENTER を押して、パーテ ィション情報を表示します。 一覧表示される最初の項目は、ハード ディスク 1、パーティション 1 の情報で 2 番目の項目は、ハード ディスク 1、パーティション 2 の情報です。 c. コマンド プロンプトに "d" (引用符は不要) を入力し、ENTER を押します。 削除するパーティション番号を尋ねるプロンプトが表示されます。 "1" (引用符は不要) を入力し、ENTER を押して、パーティション番号 1 を削除 します。すべてのパーティションが削除されるまで、この手順を繰り返します。 d. "w" (引用符は不要) を入力し、ENTER を押してこの情報をパーティション テー ブルに書き込みます。情報がパーティション テーブルに書き込まれる際に、いく つかのエラーが生成される場合がありますが、次の手順でコンピュータを再起動 してから、新しいオペレーティング システムをインストールするため、問題はあ りません。 e. コマンド プロンプトに "q" (引用符は不要) を入力し、ENTER を押して、Fdisk ツールを終了します。 f. Linux オペレーティングシステムのブート可能フロッピー ディスクまたはブート 可能 CD-ROM をコンピュータに挿入し、CTRL+ALT+DELETE を押して、コンピュータ を再起動します。 ※ 領域番号は、パーティション表の一番左にある、/tmp/hda2 のような項目を参照し ます。単純に、最後の数字が領域番号だと思ってください。/tmp/hda2 の場合は2 、 /tmp/hda6 の場合は 6 です。   1つずつ、順に入力していきます。このとき、リストの後ろから順に消去するように してください。 2) LILO を削除します。LILO を削除するためには、コマンドプロンプトに > fdisk /mbr (引用符は不要) を入力し、ENTER を押します。 3) フロッピーなどからDOSを立ち上げFDISKで Windows が使えるようにフォーマットし 直す ■ MBR からliloを削除 マルチブートをしていて、MBRからliloを削除しWindowsに戻す場合 ・ Windows9x との場合 1. Windows9x の起動ディスクで PC を起動します。 2. コマンドプロンプトから次のコマンドを実行します。 > FDISK /MBR ・ Windows 2000 を使っている場合 1. Windows 2000 の回復コンソールを起動します。 2. コマンドプロンプトから次のコマンドを実行します。※1 > FIXMBR ・Linux で削除する方法 1. コンソール上で次のコマンドをroot権限で実行します。※2 # /sbin/lilo -U ※1 Window NT/2000 を起動する場合でも、FDISK /MBR コマンドで MBR を復旧できます ※2 LILOのインストール場所がMBRでもブートパーティションの最初のセクタでも有効 な方法です。 また linux の /usr/doc/lilo* にある LILO の文書を読めば LILO を削除する他の方 法がわかる。 WindowsME/Windows2000/Vine2.15 のマルチブートで、MEの起動ディスクよりMS-DOSを 立ち上げ > FDISK /MBR で、liloを削除したら WindowsME/Windows2000 のディアルブートは残った。 (インストール順: WinME → Win2000 → Vine2.1.5 関係あるかわからないが) ■ デュアルブートの設定 1) ブートセクタのファイル化 まずLinuxのブートディスクを使ってLinuxを起動する。そして、ブートセクタに書 き込んだLILOを、ddコマンドでファイル化する。ddコマンド自体は汎用的なものだ が、以下のように使うと通常ではアクセスできないブートセクタも操作できる。 # dd if=/dev/hda2 of=bootsect.lnx bs=512 count=1 ・ [if=]は、ブートセクタの位置の指定。(/etc/lilo.conf の boot= の場所) ・ [of=]は、ファイル化したブートセクタを書き込む場所とファイル名を決定。 ・ [bs=512]は、ファイル化するサイズ。1セクタ=512バイトなので、ブートセクタのみ を切り出してくることになる。 2) bootsect.lnxをCドライブのルートにコピーする。 3) 次はWindows 2000を起動して NT Loaderへの登録 OS Loaderにbootsect.lnxを登録するには、Cドライブのルートにあるboot.iniを編 集する。ただし、boot.iniはデフォルトでは不可視になっているので、エクスプロ ーラの[ツール]-[フォルダオプション] の[表示]タブで[すべてのファイルとフォル ダを表示する]にし、さらに[保護されたオペレーティングシステムファイルを表示 する]をオフにする。警告が出るが無視する。心配ならboot.iniの編集後に再びオン にしておけばよい。 boot.iniは以下のようになっている。 ------------------------------------------------------------ [boot loader] timeout=30 default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT [operating systems] multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Microsoft Windows 2000 Professional" /fastdetect c:\="Microsoft Windows" ------------------------------------------------------------ このファイルの最後に、 c:\bootsect.lnx="Vine Linux 2.1.5" の1行を追加すればよい。これで、OS LoaderからLinuxが起動できるようになった。 ■ liloをブートパーティションに変更 今から仮に変更するとすると、 1. Linux で起動する。 2. lilo.conf の [boot =]ってとこを[/dev/hda] ではなく[/dev/hda2] とかのように root partition に変更 (/dev/hda は MBR のことらしい。) 3. command line から # lilo を一度実行 4. reboot し、DOS または Win95 command prompt で起動 5. command line から > fdisk /mbr を実行 6. もう一度、今度は no option で fdisk を起動し、アクティブパーティションの変 更で Linux の root partition を指定 これでliloをMBRからブートパーティションに変更完了。 ただし、この設定は root partition が基本 partition にある必要があります。 ■ マルチブート環境でWindowsを優先起動させたい Linuxのインストール時にLILOを使用する設定にしている場合、標準ではLinuxパーティ ションが優先されて起動するだろう。LILOプロンプトが表示されて設定時間が経過する と、Linuxが自動的に起動するはずだ。 ただし、前述の設定時間内以下の例では50秒)に、LILOプロンプト上でインストール時に 設定したWindowsパーティションのラベル名(ここでは便宜上winとする)を入力すると、 Windowsが起動する。 ここで[win]と入力しなくても、普段はWindowsが起動するようにしたい人も多いはずだ。 この場合には、次のように設定すればよい。 1) viエディタでLILOの設定ファイル[lilo.conf]を編集する # vi lilo.conf 2) lilo.confの中で次の個所を編集しよう ------------------------------------------------------------ boot=/dev/hda2 map=/boot/map install=/boot/boot.b prompt timeout=50 default=win ← この行を付け加える image=/boot/vmlinuz-2.0.36-3 label=linux root=/dev/hda2 read-only other=/dev/hda1 label=winNT table=/dev/hda ------------------------------------------------------------ 3) 編集後は、liloコマンドを実行する。 # /sbin/lilo -v ─────────────────────────────────────── ref ■ 基本パーティションと論理パーティション Linux は、基本パーティションをドライブ名として、1 から 4 の数字をつけて表しま す。例えば、第1 IDEドライブの第1 基本パーティションは、/dev/hda1 となります。 論理パーティションは、5 という数字から始められ、同じドライブの第 1論理パーティ ションは、 /dev/hda5 になります。 また、拡張パーティションとは、論理パーティションを含む基本パーティションのこと ですが、これを単独で使用することができないことは覚えておいてください。 ■ ブートパーティション 知っておくべき PC BIOS に関する最期の問題が、ブートパーティションに関するもの です。ブートパーティションとは、カーネルイメージが収められるパーティションのこ とですが、このパーティションはドライブの先頭 1024シリンダ内に収まっている必要 があるのです。通常はルートパーティションがブートパーティションでしょうから、自 分のルートパーティションがディスクの先頭 1024 シリンダ内に確実に収まるようにす る必要があります。 ■ Lilo をアンインストールするに関して Lilo がブートセクタを上書きする際には、/boot/boot.xxyy としてバックアップを作 成します。xxyy はデバイスのメジャー/マイナー番号を 16 進数で表したものです。 ディスク/パーティションのメジャー/マイナー番号は # ls -l /dev/device を実行することで見られます。例えば、/dev/hda (メジャー 3 番、マイナー 0 番)の 最初のセクタは /boot/boot.0300 に保存され /dev/fd0 の場合は /boot/boot.0200、 /dev/sdb3 (メジャー 8 番、マイナー 19 番)は /boot/boot.0813 を作成します。 (訳注: 16 進数ですから、10 進数の 19 は 16 進数の 13 になります) すでにファイルが存在していた場合 Lilo はファイルを作成しようとはしません。です から Lilo を再インストールする際に(例えばカーネルの再コンパイル後)、ファイルの バックアップを取ることを気にする必要はありません。/boot/ に存在するブートセク タのバックアップファイルは、常に Lilo のインストール前のスナップショットです。 Lilo をアンインストールする必要がある場合(例えば不幸にも Linux をアンインスト ールしなければならない時)、必要な作業は単にオリジナルのブートセクターをリスト アすることだけです。Lilo が /dev/hda にインストールされているなら単に # dd if=/boot/boot.0300 of=/dev/hda bs=446 count=1 を実行するだけです。 (または # cat /boot/boot.0300 > /dev/hda を実行する。しかし、これは安全ではありません。オリジナルのパーティションテーブ ルを(その後に変更したかもしれないのに)リストアしてしまうからです) このコマンドは DOS のコマンドプロンプトから"fdisk /mbr"を実行することよりも簡 単です。この操作によって、Linux 以外の OS をまったく使わずに(起動さえすること なく) ディスクからLinux をきれいさっぱり消してしまうことができますLilo を取り 除いたあとに Linux の fdisk を実行して、すべての Linux パーティションを削除す ることを忘れないでください(DOS のfdisk は DOS 以外のパーティションを消すことは できません) 。 Lilo を(訳注:MBR にではなく)ルートパーティションにインストールしていた場合 (例えば /dev/hda2)は、Lilo をアンインストールするために必要なことは特にありま せん。単に Linux の fdisk を実行し、Linux パーティションをパーティションテーブ ルから取り除くだけです。また DOS パーティションをブート可能(bootable)にする必 要もあるでしょう。 ■ lilo.conf LILOの設定を保存しているのが/etcディレクトリにあるlilo.confである。 lilo.confの内容は環境によって異なるが、一例を紹介する。 ------------------------------------------------------------ boot=/dev/hda2 map=/boot/map install=/boot/boot.b prompt timeout=50 linear default=linux image=/boot/vmlinuz-2.2.14-5.0 label=linux read-only root=/dev/hda2 other=/dev/hda1 label=dos ------------------------------------------------------------ 最初の[boot=/dev/hda2]は2番目の基本パーティションから起動する指定。これを [boot=/dev/hda]にしてLILOを更新すると、LILOがMBRに書き込まれる。[timeout] や[default]はboot.iniの場合と同じ。 OS Loaderから起動する場合、LILOでOSを選択する必要はないのでtimeoutはゼロにして もいいだろう。 [image=]はLinux用の指定。これを増やせば複数のカーネルを共存させることもでき る。 [other=]はLinux以外のOSに使う。上記の例では/dev/hda1(Cドライブ)が指定され ている。 必要なければ削除してもよい。 なお、lilo.confを編集した後は、必ず # /sbin/lilo を実行してLILOの更新を行うこと。また、OS Loaderを使う場合は、LILOを更新した後に ddコマンドでbootsect.lnxを作り直さなければならない。多少面倒ではあるが、頻繁に 発生する作業ではないので問題ないだろう。 ■ XFree86 のバージョンを知る方法 Xwindowが起動している状態でコンソールで # xdpyinfo | grep release 起動していない状態では多分 /usr/doc/X11/README みたいな(バージョンによって異なる)ファイルがあるはずなので、それを見る。