vi_edit ■ vi エディタとは? vi エディタは UNIX(Linux)における基本的なエディタです。どんな UNIX でも大抵 vi は用意されているため、知っておく価値があります。 ■ 基本操作 1) vi エディタの起動 # vi [編集したいファイル名] 2) 入力モードへの切換え (vi 起動後はコマンドモード) i キーを押す 3) 書き込み (通常のテキストと同じだが、文字を消したりはできない。消すにはコマ ンドモードへ切換える) 4) コマンドモードへの切換え (コマンドのみで、書き込みはできない) Esc キーを押す 5) ファイルの保存 :w と押す 6) vi エディタの終了 :q と押す ■ コマンドモードで使えるコマンド カーソル移動 上,下,左,右 → k,j,h,l 行頭 → 0 行末 → $ ファイル先頭 → 1を押してからG ファイル最後 → G 1ページずつ進む → Ctrl+f 1ページずつ戻る → Ctrl+b 編集作業 (Escでコマンドモードに戻る) カーソル前に文字列挿入 → i カーソル後に文字列挿入 → a カーソル位置の一文字を上書き → r カーソル位置から文字列を上書き → R 次行を行末に連結 → J カット & ペースト カーソル位置から位置文字ずつ削除 → x カーソル位置から行末まで削除 → dを押してから$ カーソル位置から行末までコピー → yを押してから$ カーソル位置の行を削除 → dd カーソル位置の行をコピー → yy カーソル位置からの * 行を削除 → *dd カーソル位置からの * 行をコピー → *yy カーソル位置の上(または前)にペースト → P カーソル位置の下(または後)にペースト → p 検索 前方検索 → /[検索したい言葉] 後方検索 → ?[検索したい言葉] 検索繰返し(同方向) → n 検索繰返し(逆方向) → N 一つ前の操作のやり直し(undo) u 保存して終了する ZZ (大文字に注意) :wq 保存せずに終了する 終了 → :q 強制終了 → :q! ファイル名を変更して保存 保存 → :w 強制保存 → :w! ファイル名を変更して保存 → :w [別のファイル名]