Win2ooo_memo 更新日: 02/01/30 ■ 管理ツール導入 ツールバーのプロパティ → [スタート]メニューの設定 で管理ツールの表示ができる。 Win2000 ServerとドメインをWin2000 Professional から管理するにはW2kの管理ツール を導入する。W2kの管理ツールを導入するにはW2kSのCD-ROM 内の \i386\adminpak.msi をダブルクリックしてインストールする。 ■ ネットワークからコンピュータを隠す プロンプトで以下のコマンドを実行します。(Win2000 & WinNT) net config server /hidden:yes すぐに反映されません。 ■ ネットワークコメント ・ winNT & win2ooo プロンプトで net config server /srvcomment:"コメント" ・ win2ooo [マイ コンピュータ]を右クリックして[管理ツール]を起動する。 そして、ツリーのルートにある[コンピュータの管理(ローカル)]を右クリックして、 [プロパティ]を選択する ■ デュアルブートシステムにおけるWindows 9x/Meの削除方法 Windows 9x/Meを削除して、Windows 2000を残す方法について説明する。 1) Windows 2000側でログオンして、デフォルトOSをWindows 2000にする 2) 次に、デフォルトの起動OSがWindows 2000になっていることを確認する。 もしWindows 9x/Me側が起動するようになっている場合は、「起動/回復」ダイアログ ・ボックスでWindows 2000を選択しておく。なおこのドロップダウンリストの下に 時間を指定するフィールドがある。OSが1つしかない場合は、待ち時間は「0」秒でよ い。OSを選択後、これを押すとC:\boot.iniファイルが更新される。 3) c:\boot.iniファイルから不要なエントリを削除する 2) の操作により、C:ドライブのルートにあるブート選択用ファイル“boot.ini”は 例えば以下のような内容になっているはずである(メモ帳などで確認する)。 ただしこのファイルはデフォルトでは隠し属性などが付いているので、エクスプロ ーラなどでこのファイルを調べる場合は、[ツール]−[フォルダオプション]の[表示] で、[すべてのファイルとフォルダを表示する]を選択し、[保護されたオペレーティ ング システム ファイルを表示しない(推奨)]を外しておく必要がある。 ------------------------------------------------------------ [boot loader] timeout=30 default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT [operating systems] C:\="Windows 98 Second Edition" multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows 2000 Professional (Japanese Edition)" /fastdetect ------------------------------------------------------------ boot.iniファイルの内容がこのようになっている場合、システム起動時にブートメ ニューを30秒間表示してから、Windows 2000を起動する、というふうに動作する。 これは無駄なので、まずタイムアウト値(timeout)を「0」にして、メニューを表示せ ずにすぐにWindows 2000が起動するようにする。このためには先ほどの「起動/回復」 ダイアログで「オペレーティング システムの一覧を表示する」の値を「0」秒にするか、 メモ帳などで直接「timeout=0」に書き換えてもよいだろう。さらに、[operating systems]フィールドにある「C:\="Windows 98 Second Edition"」の行も不要なので削 除してしまおう。なおboot.iniファイルにはシステムや読み出しのみの属性が付い ていることもあるので、その場合は、それらの属性を外してから、メモ帳で開いて 編集し、上書きする。編集が終わると、以下のようになっているはずである。 ------------------------------------------------------------ [boot loader] timeout=0 default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT [operating systems] multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows 2000 Professional (Japanese Edition)" /fastdetect ------------------------------------------------------------ 内容が正しいかどうかを確認の上、システムを実際に再起動してみて正しくWindows 2000が立ち上がるかどうかを確認しておこう。 4) Windows 9x/Me関連のファイルやフォルダを削除する 例えばWindows 9x/MeシステムがC:ドライブにインストールされているとすると、 C:\WindowsやC:\Program Files、C:\My Documentsなどのフォルダをすべて削除し、 さらにC:のルートにあるWindows 9x/Me関連ファイルを削除すればよい。ただし Windows 2000が同じC:ドライブにインストールされているとすると、 C:\Program Filesフォルダの内容は消してはいけない。 Windows 2000で使用・作成されるファイル以外を、手動で削除する。 Windows 2000で使用するファイル \ARCLDR.EXE \ARCSETUP.EXE \BOOT.--- \BOOT.INI \BOOTFONT.BIN \BOOTSECT.DOS \NTDETECT.COM \NTLDR \NTBOOTDD.SYS \PAGEFILE.SYS Windows 2000で使用するフォルダ \WINNT \Program Files \Documents and Settings \RECYCLER \System Volume Information ■ bootsect.dosとは? bootsect.dosは、Windows 2000のインストール以前にDOSあるいはWindows 9x/Meが存在 する場合に作られるファイルである。これらのOSが存在しない場合は作成されない。 bootsect.dosの正体は、「Cドライブのブートセクタをファイル化したもの」だ。Cドライ ブのブートセクタにOS Loaderを書き込む際に、従来のブートセクタをファイル化して バックアップしているのである。OS LoaderでDOSやWindows 9x/Meを選択すると、この ファイルを利用してそれらのOSを起動する。 つまりブートセクタをファイル化できればOS Loaderから起動できるということである。 ■ boot.ini ここで簡単にboot.iniとlilo.confについて説明しておこう。boot.iniは、[マイコンピ ュータ]-[プロパティ]にある[詳細]タブの[起動/回復]ボタンを押すと表示される以下 の画面でも設定できる。 ここで、デフォルトOSとタイムアウトまでの時間、OS Loader画面の表示/非表示を指定 できる。しかし、OSの追加などはboot.iniを手動で編集するしかない。 boot.iniの timeout=30 がタイムアウトまでの時間。デフォルトは30秒だが、もっと短くてもよいだろう。 default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT はデフォルトOS、つまり何も指定しなかった場合に起動されるOSの指定だ。[operating systems]セクションのWindows 2000のパスと同じく、ここはARC(Advanced RISC Computing)デバイス名で記述する。説明は割愛させていただくが、DOSのパス記述法と は異なるということは知っておいた方がいいだろう。 「Microsoft Windows」にファイル名がない(本来ならbootsect.dosの指定があるはず) ことに気付いただろうか? OS Loaderでは、ファイル名が省略された場合はCドライブ のルートにあるbootsect.dos が使われることになっているのだ。 ■ IPアドレス設定 マイネットワークのプロパティ → ローカルエリア接続のプロパティ → インターネッ トプロトコル (TCP/IP)でIPアドレスとサブネットマスクを設定する。 ※ 一台(LANで接続されてない)では、IPアドレスは認識されない (ping or ipconfig)