クワカブ飼育部屋


 私の飼育部屋と言ってもクワカブ専用の部屋を持っていないので、正確に
は飼育コーナーといったところでしょうか。並べているのは主にメタルラック
で、幅66×奥36×高さ180p(写真1の左側)と、幅66×奥36×高さ9
0pを自作水槽台の上に乗せたもの(写真1の右側)、それに幅65×奥4
8×高さ160pの自作温室内に幅60×奥35×高さ120pのラックを設
置したもの(写真2)の3箇所です。                       
               
 この部屋は海水魚の水槽が設置してあり、その廃熱のせいか真冬でも1
5℃以下にはならないみたいです。3令中期までの国産オオクワや中国ホ
ーぺは室温(16〜18℃)飼育となっています。温室は自分で角材に化粧
合板を張って更に内側に断熱材を張って扉を付けたもの。B級品の材料ば
かり集めて来たので殆どお金がかかっていません。ただ、温室用の200W
サーモ付きヒーターと安全のため取り付けた2つ目のサーモスタットで約1
万円かかりました。温度は22〜23℃にセットしてあります。ここに外国産
カブトの幼虫と3令後期のクワガタ幼虫を収容してます。カブトはヘラクレス
系が育ってきているので、もう一杯です。今後は室温で飼育しかないでしょ
う。あともう一つ、とっておきの温室?があります。1500水槽の濾過層の
上は扉を閉めておくと冬場でも27〜28℃になるのです。小型コンテナ2つ
くらいのスペースしかありませんが、冬場のホーぺの産卵に使っています。
 逆に夏場になると発熱の固まりの水槽があるため室温もウナギ登りで、
簡単に30℃を越えます。エアコンを多用し、何とか28℃くらいに抑えてい
ます。外産カブトにとっても菌糸ビンにとっても多分ギリギリの温度でしょう
ね。アンテの飼育にはチョット厳しいかと思います。ホーぺならOKですね。
 クワガタの幼虫飼育には主に菌糸ビンを使用しています。発酵マットも使
いますが、ついつい餌替えが遅れ幼虫達の不満が多いみたいなので・・・。
またカブトの幼虫には自家製の二次発酵マットを使います。結構調子がい
いみたいですが、夏の間に作り貯めしておかないと冬場不足します。夏場
はブリードにマット作り、お魚の採集と兎に角大変忙しいです。なかなかキ
リギリス的な生活は送らせてもらえません。

 この部屋は9畳ありますが、先に書いた様に虫の専用部屋ではありませ
ん。
海水魚の水槽がド〜ンと構えていますし、昼間は小学生の息子達のゲー
ム部屋となります。また、来客があると、この部屋に通します。(ゲゲッ)
夏場は特にコバエが多く、結構気になります。色々試した結果、電撃殺虫
灯が一番効果がありました。また、電撃ラケットはコバエ以外にも「蚊」に
対して絶大な武器となるので愛用してます。




写真1.メタルラック(左側が高さ180p、右側が水槽台に乗せた90pのもの)



写真2.自家製温室(扉を開けたところ)       写真3.電撃殺虫灯       
180pラックの後ろに設置してます          コバエがよく取れます       
  

     
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