* 満願成就者・感想文 *   伊豆八十八ヶ所霊場
 伊豆八十八ヶ所霊場・遍路を満願して(平成十六〜十七年)

 弘法大師(空海)が修禅寺での修業時代に伊豆半島を行脚された、  その足跡を辿る、伊豆八十八ヶ所霊場を、遍路して満願された方々の感想文です、 生まれて始めての三十`近い距離の歩き、真冬の大雪の中の益山寺、冬桜満開の河津、お花畑の中を歩いた松崎、汗だくになって田方平野を南から北まで歩いた初夏、台風でがけ崩れの多かった西伊豆、等など思い出をいっぱい残して遍路を満願された方々の紀行、感想文です。(満願時の年齢、個人で巡礼をした方も含む、満願認定証を発行された方です)
☆何も考えずに参加した遍路「み仏とは どなたのことか、どこにおわすか」その 答え求めて、すこし解りかけてきました。
                      (伊東市・田中康男・六十五歳)
☆一回だけ、お付き合いのつもりで参加したしたのが、何故か最後まで  楽しく巡礼できました。    (伊東市・田中いさ子・六十三歳)
☆先年四国を満願、伊豆の八十八ヶ所霊場の方が落ち着いて遍路できました  多数の方に教えてあげたいです。
                      (函南町・松永 優・五十八歳)
☆主人に付き合い最後までお参り出来ました、般若心経は心が休まります、  今回で二度目のお遍路を満願です。
                      (函南町・松永たず子・五十一歳)
☆多数の住職と対話が出来感無量です。
                       (伊東市・堀崎龍夫・五十七歳)
☆楽しかったです、再度挑戦します。(伊東市・石田公一・六十歳)
☆ただお付き合いのつもり遍路が心境の変化で積極的に参拝をするようになりました。          (伊東市・小峰 郁・六十六歳)
☆伊豆だけでなく各地の霊場を巡拝したいです。
                       (伊東市・落合俊江・六十四歳)
☆妻を亡くし、遺された者の、供養の一環として、何かないかと考え四国八十八箇所遍路参りに参加、挫折しながら、二年越しに結願、高野山奥の院参拝。 又、伊豆八十八箇所を新聞で知り第八十五番大聖寺さんで納経帳を求め皆さんの御協力により、十六年十一月二十七日に満願、過去何回となく一人で巡拝、やっと妻の七回忌前に達成し、安堵しました。伊豆霊場振興会と田中様に感謝とお礼を申し上げます。    (西伊豆安良里・松永佐喜雄・七十六歳)
☆第一回、二回は大変でした、これから先、皆さんと同行できるかと、とても不安  な気持でしたが、何とか全行程を巡る事が出来ました。寒い雪の中の遍路、春の菜の花、桜の花の中の遍路、初夏のさわやかな遍路、秋のもみじの中の遍路  みんな楽しい思い出になります、沢山のお友達にも巡り合う事も出来ました、 無事ここに満願出来ました事に自分でも、びっくりしております、これも皆様のお陰と感謝しております。        (伊東市・大森りつ子・六十一歳)
☆二十年来の念願でありました、八十八ヶ寺の遍路を満願出来ました事は、この上ないよろこびであり感無量です、振り返ってみますと、厳しい時もありましたが、春、夏、秋、冬、それぞれに、お心ずかいを頂き、伊豆の風景を楽しみながら、巡拝させて頂き、只ただ感謝の気持でいっぱいです、本当に有難う御座いました。
                       (伊東市・西崎智子・七十三歳)
  ☆伊豆新聞で伊豆霊場振興会の遍路を知り友人と一緒に参加、一回目の湯ヶ島・ 一番札所・嶺松院から国士峠を越えて三番札所・最勝院までの、長い距離の歩きを始めて経験、それぞれの時期の花や紅葉、各地のお寺さん、今は思い出いっぱいです、結願寺の修禅寺まで一度も休まず参加できました、数年前に大病を患い身も心も、ぼろぼろで生きる気力を、失いかけていましたが、この遍路を通して、人の優しさ、心の温かさに触れる事が出来、生への気力が湧いて来ました、一緒に巡った一人一人に、感謝の気持ちでいっぱいです、本当に有難うございました。       (伊東市・日吉菊枝・六十五歳)
☆ウオーキングのつもりで参加したのがきっかけでした、真冬の寒さの中長い道程  を寒さも感じずに歩いた爽快さ、雪の降る中一歩一歩昇った石段、帽子が飛ばされた強風の中、異状に暑かった夏、台風の爪あとが残る秋、それぞれの思い出を残しいよいよ最後の「修禅寺」その瞬間は何ともいえぬ気分でした、今は亡き義母の遺した[御朱印帳]を見つめなおし「私もあなたと同じことが出来ました」と遺影に報告をしました、 満願できて思い出が又一つ、増えました、 心から感謝いたします。        (伊東市・石田律子・五十八歳)
☆長く苦しい坂道をやっとたどり着いた時の達成感、樹齢千数百年の樹木、長い 歴史を感じさせる益山寺、年老いた住職さんが笑顔で出迎えてくれた泉龍寺、 すばらしい雪化粧を見ながら、金剛寺で頂いた、暖かいお茶と漬物、等など 思いでは数え切れないほどです、心の休まるお話や拝み方を教えて下さった 住職さん、よい勉強になりました、時間があったらまたお話を聞きたいです、 とても楽しかったです、心に残る数々のお寺さんもう一度行ってみたいです、 ありがとうございました。            (伊東市・稲葉喜代枝・五十四歳)
☆伊豆で初めて見た雪景色のお寺さん、数々のおもてなしに驚きと感動、大師の歩んだ足跡、伊豆半島でも北と南では変化に富んだ土地、その中を人々の幸せを願って歩かれた、先人様に感謝しました、私の先祖は大正から昭和にかけて伊豆の道路整備をしていました、旧道の年老いた桜並木を見ると、先祖 に出合った様な気がしました、これからも皆さんと一緒に和気あいあいと、歩きたいです。
                      (東伊豆町・村田澄子・六十九歳)
☆夫と喧嘩道中ではあったが、長年のつきあいで、何事もクリアできた。感謝・感謝でいっぱいです。   (裾野市・羽切広枝・五十六才)
☆各寺院はそれぞれの地域に合った、特徴を持ち一期一会とはいえ親しみをもって会話が出来ました、述べ十二日間、寺院の方々、土地の人達の親切な好意に甘え助けられ無事に満願出来ました事を深く感謝いたします。        (静岡市・曽根稔三郎・七十六才)
☆巡り終え特別な達成感はありませんが、その地に向かい仏に手を合せられる事へ感謝し、そこでお会い出来た方々のお気持ちを素直に汲取り合掌してお礼申し上げる事の八十八回でした。 仏は何時も同じ心で私を迎えてくれます、人は様々でしたね「ご苦労さまです,お気をつけて・・・」の一言が何よりでした。 (川崎市・ 碓井 勇)
☆始発電車に乗るためには、3時半に起きなくてはならない。一電車乗り遅れれば集合時刻に間に合わない。朝、起きる事ができるだろうか?それだけが心配だった。いつもは寝坊スケなくせに、自分の好きな事となると自然に目が覚め。目覚ましの鳴る10分前には起きる事ができた。  1回目は1月。家を出るときは真っ暗。ほとんど人の乗っていない電車に乗る。リュックを足元に置きあくびをかみ殺す姿は、夜汽車で移動する行商人のおやじのようだ。4本の電車に乗り換えて伊東に着いた。他の参加者は昨年から続けている方が多かったのだが、すぐにお仲間に入れていただけた。他の方々は、私以外は静岡県内からの参加者で、地元の伊東からの参加者が多かった。  伊豆には何回か来た事があるが、こうして伊豆半島を隅から隅まで回るのは初めてだ。バスの中から見る風景は、旅に出た気分を十分に味わうことができるものだった。2月には天城に雪が積もり、チェーンを巻いての移動にもなった。ちなみに、海の近くは雪はない。伊豆半島の奥の深さを実感した。伊豆八十八ヶ所は、無住の寺や小さな寺が多い。観光地化はされておらず、もしかすると四国の霊場も昔はこうだったのではないかと思わせた。山深い道を歩き、札所が見えたときの安堵感。昔のお遍路さんの心の中を想像させられる霊場だと思う。各霊場のご朱印帖は極楽へのチケットだと思っている。心を入れ替え、今後も霊場巡りに励もうと思う。 (三浦市・大沢 栄・五十才) 

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