ATF(オートマオイル)交換の必要性
オートマチックは、トルクコンバーターとプラネタリーギア(遊星歯車)と呼ばれるギアケースを組み合わせて変速する装置
一般にはATオイルという事も多いがAT用のオイルはATフルードと呼びATFと省略して表していることはすでに知っていると思います。
ATFはトルクコンバーターにおける動力伝達媒体であると同時に、油圧制御装置の作動油としての働きをします。
加えて、冷却する為の熱の移動媒体となり、ギアクラッチの潤滑油の役も担います。要求性能は、粘度が適正で流動性が良いこと。
トルコンオイルとしては10Wくらいの低粘度が望ましいですが、ミッション部ではギアやベアリングの潤滑に適した粘度が要求されます。
低温流動性が良くないとクラッチ板が加熱して損傷を招きます。ATFは各部を高速循環しているので高温での安定性も過大だ。
その他、極圧性、消泡性、せん断安定性、防錆性、オイルシールとの適合性など、ギアオイルに要求されるすべての性能を兼ね備えていることが必要なのです。
下の写真は走行3万キロのW203のATFオイルパンになります。ちなみに私の車です。
基本的にATFの交換はチェンジャーによってオイルを交換する場合が多いです。
当社にもチャンジャーがありますがオイルパンを外して交換したほうがオイルパンも掃除できてフィルターも交換できて
車もリフレッシュできていいかなと勝手に思い込んだ結果がこのとおりです。


オイルパンの底を指でこすると1枚目の写真のように鉄粉が付着
2枚目の写真にうつっているように底一面に鉄粉が付着していました。
自分でも驚くほど鉄粉がでていてビックリしました。当然、オートマの調子もよかったしね。

ATF交換の際にはフィルターも一緒に交換します。
上の写真の円盤がATFフィルターになります。
現在、オートマオイルに関しては2万キロ、3万キロ、10万キロ中には無交換でいいとゆう車も多数あります。
無交換はオートマチックの性能、ATFの質が格段に上がった結果かな?
たしかにエンジンオイルみたいに熱にさらせれる事もなく燃焼ガスにさらされるわけでもないため
エンジンオイルほど劣化の進行は遅いが徐々に油質は低下してしまう。
ATFがオートマチックのなかで重要な働きをしているだけに油質の低下は様々な悪影響を及ぼすのは確かだと思う。
油質の低下は粘度不良を起こす。これにより加速のもたつき、変速のショック、燃費の低下、AT内部の損傷
これらを考えた上でやはりATFの交換は長く車を維持していく上では必要な事ではないでしょうか?