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キリンカップ 2005 〜VS UAE

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 '05 5/27
国立霞ヶ丘競技場  観衆 53123人  主審 ミシェル
日本

0

0

前 半

0

1
UAE

0

後 半

1
 

得点者
 後半23分 アロ
 

警告
 
 

退場
 

0

 川口能活

GK

 ラビー

0

1

 田中誠

システム

 

システム

 モハメド

0

0

 宮本恒靖

 

 ナシーブ

0

0

 坪井慶介

 

 ハミス

0

0

 加地亮

 

 S.アブドラ

0

3

 小笠原満男

 

 アバス

0

1

 三都主アレサンドロ

3

 

3

 アロ

1

1

 福西崇史

 

 アブドルアジズ

0

5

 小野伸二

5

 

5

 ムバラク

2

0

 鈴木隆行

 

 マタル

4

4

 大黒将志

2

 

2

 ハリル

2

1
0
1
0

 後19 玉田圭司(鈴木)
 後27 本山雅志(坪井)
 後31 茶野隆行(田中)
 後37 稲本潤一(福西)

交代

後36 アブドルハディ(アブドルアジ
後42 ジャシム(ムバラク)

0
0
日本

 

UAE

17

12

5

シュート

5

4

9

13

8

5

C K

1

1

2

16

6

10

直接FK

9

3

12

0

0

0

間接FK

0

0

0

0

0

0

P K

0

0

0

前半戦を終え、解った事。小野はやはり素晴らしい選手で、チーム全体を引き締めるテンポを持っている事。大黒は、誰よりもFWらしくゴールへの嗅覚を働かせている事。チーム全体としても、初顔合わせが見られる中、それでも今日はよくまとまっている事。

しかし、それでも得点できない事。得点できずに30分辺りから、雑なプレーが目立ち始めた事。

結果として、相手のボールをカットして事なきを得ている部分も多々見られましたが、過程が大事なのではないかと。たまたま相手に決定力が無かっただけで、世界的ストライカーなら、前半で3点は失点してたかもしれない致命的なミスがありましたね。

確かにUAEは弱くないです。かつての強豪国な訳ですし。でも、現在のUAEは、まだそれほど強くもない。その相手に前半で得点差を付けられないのは、大きな不安なのではないでしょうか。

高原については、今日は大事をとって休みもOK、また俯瞰での観戦は、全体が見渡せて新たな発見もあります。今日の観戦は、来週以降のW杯予選の彼の活躍に大いに役立ってくれるものと期待しています。

ふと思ったことです。東アジアはのんびり牧歌的なリズム。中東は飄々としつつもチャンスには力強く押し寄せる砂漠の風のリズム。南米はラテン系の陽気で、かつ魂を揺るがすようなサンバのリズム。アフリカは太陽の日差しにも負けない気力、肉体の強さを表すボンゴ(?)の音のリズム。欧州は路地に沿って吹き進む乾いた風のリズム。なんとなく感じた印象です。東南アジアは多少ラテン系が混じってるかな。

日本は、波ではどうでしょうかね?ラテン系のノリは馴染まないのでは^^A 穏やかに見えるさざ波も、気付くと力強くどんどん沖に体を押し戻してしまいますよね。守備のイメージです。攻撃のイメージは、押し寄せる津波のような怒涛のイメージ。こんな波状攻撃ができたらなぁ。

なんか意味解らない事を書いてしまいましたが、要は一発で試合を引っくり返せる力強いFWがいれば、何の問題もないんですが^^A

さて、後半はどうでしょうか。

ほぉらぁ(つД;`) 「あ、綺麗なパスが!(・・ )!」って、一瞬攻守忘れて感嘆しちゃいましたよ。結果が出ないのは、過程が悪いから。今の失点なんてムバラクにパスが通った時点で失点ですよ。前半途中から、動きが悪いなぁ。もう疲労しちゃったのでしょうかね?

ボ〜(;゚ ゚)〜ゼン……。結果、負けてしまいました。物凄く不安の残る結果ですね。日本って、つくづく接待大国なんですね。招待した2国に仲良く同時優勝をプレゼントするなんて^^A(違いますか。そうですか。

相手の様子を伺いつつ後半への体力を残す、という戦略か。前半、思考錯誤してるかのようなぎこちなさをたまに感じつつ、丁寧に狙って相手の取り易いシュートでお茶濁し。もしくは思いっきりホームラン。
⇒前半30分辺りで打つ手が無くなり一本調子に。この辺りから、残しておいたはずの体力切れ始め。
⇒後半戦で、失点。この辺りで今までとは違った見違えるような動き。ただし、焦りまくりでドタバタ。
⇒結局、土壇場で追いつければ御の字。追いつけなければ敗戦。

こんなイメージがあって仕方ありません。こうなると、今までの勝ち試合も上記と大して違わないように僕には思えてしまいます。勝ちゲームとの違いは、前半戦に運良くゴールを決めた時か、後半がむしゃらになった時に相手も浮き足立って、ドタバタになった隙に連続得点した時くらいか。。

そんな戦法になってしまうのも、安定して勝てるパターンが解らなくなってしまってるからなのではないでしょうか。こんな状態で、選手も勝てる自信を失ってしまうのが怖いです。

『日本は無条件に強いヽ( ^∀^)ノ』←こんな事を能天気に思っている訳ではありません。でも、決して弱くはない。チームとしての得意技が無い状態でどうすればいいのか。

ここ数戦、失点が目立つので忘れがちですが、元々日本は守備と中盤は良いんです。せっかく前線にボールを運んでも、最後に誰に出せばいいのか。結局ここです。

放り込んでも、高さで負けるので得点決定できない。下から出しても脅威のキープ力を誇って決めてくれる程のFWがいない。高原が近いですが、世界的に見ると見劣りしてしまいます。凄い選手だという事は解っているんですけどね。

中澤、福西がいないだけで、高さの得点が望めないのなら、(元々この2人はFWじゃないですしね)思い切って平山を招集してみてはどうでしょうかね^^b 数戦慣らせば、ヘディング要員としているだけでも、今よりはマシかもしれないですよ。(そうかな?^^A

何にせよ、早くリズムを取り戻して欲しいですね。FIFAランキングが純粋に強さを表している訳ではない事は承知してますが、今回のUAEもペルーもバーレーンよりずっと下にランクインしてる国なんですから。。。

さて、1週間でどう修正するのか?次回の試合はW杯予選なんですから、気が抜けません。立ち直る事を信じて、ひたすら応援するしかできないのですが…、弱気にならずに信じて応援しましょう(`・ω・´)9(弱気なのは、Gonだけですか?^^A