BMW F650(1994)

欧州混血BMWはレプリカキラー!

  1994年に発売されたBMW社製のビッグオフローダーです。BMWとしては30数年振りのシングル、そして初のチェーンドライブ車として話題になりました。BMWとは言ってもエンジンはオーストリアのロータックス社、フレームその他の車体はイタリアのアプリリア社という欧州混血児です。ブレーキはブレンボ、ミラーはヴィタローニ、マフラーはラフランコーニとブランド心もくすぐります。おっと、サスペンションは前後とも日本のショーワです。

  座面が広く、絶妙な固さのシートは下半身との接触面積が広く疲れ知らずです。3時間以上ノンストップで走ってもお尻が痛くなることは皆無。オフロードユースを基本としたアップハンドルは高さ、幅ともにオンロードユースには大きすぎるので、F650ST用のハンドルバーに交換しようと思っています。

  水冷650ccDOHCシングルのパワーユニットはツインキャブ、ツインプラグ、ツインエキゾーストというまるで2気筒が溶けてひとつになってしまったような形式です。このエンジンに「ビッグシングルらしさ」を期待してはいけません。3000rpm以下はスムースでなく、本領発揮は4000rpmから。そこからはレッドラインの7000rpmまで一気に吹け上がります。3速50km/hからスロットルを全開にすればあっという間に100km/hオーバーの世界です。この実にパワフルなエンジンと共にF650の大きな魅力となっているのがハンドリング。60-80km/hで回る中低速コーナーが実に楽しいんです。切り返しも軽く、高速コーナーでない限り250ccレプリカと対等に勝負できます。

  現在、タイヤをオンロード用(F:Dunlop Jegla 100/90-19 R:Dunlop D204 140/80-17)に換えていますが、リアサスがストロークするとマフラーのチャンバー部とリアタイヤのサイドが干渉してしまいます(ノーマルのリアタイヤサイズは130/80-17、たった10mm広いだけなのに)。タイヤを換えるかマフラーを換えるか迷った挙げ句に Super Trappサイレンサーを装着して対策しました。ユーザー車検も問題なくパスしましたよ。

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