ERROR.TYPE エラー情報を求める
 
 
 ERROR.TYPE(エラー値

( )内にエラーがあるときはエラーの種類を表す値を求める関数です。




エラーの種類と使用例です。


#NULL! 参照先にNULLがあるときにエラーになる。
=ERROR.TYPE(#NULL!) → 1

#DIV/0! 0で割ったときにエラーになる。
=ERROR.TYPE(123/0) → 2

#VALUE! 数値と文字列を計算したときにエラーになる。
=ERROR.TYPE(12+"ABC") → 3

#REF! セル番地を使った計算式で、計算式内のセル番地が存在しなくなったときエラーになる。
(計算式で使っているセル番地が削除されたり、ほかのセルを移動してきてしまい、元のセルが消されてしまうとエラーになる)
=ERROR.TYPE(SUM(#REF!) → 4
SUM関数で利用していたセル範囲が削除されてしまった。

#NAME? 計算式の中で定義されていない名前や関数を使った時エラーになる。
=ERROR.TYPE(SAM(A1:A6) → 5
SUM関数をSAMと間違えてしまった。

#NUM! 計算式や関数で求めた値が、エクセルで扱える桁を超えたときにエラーになる。
=ERROR.TYPE(10000^100) → 6
10000の100乗は計算できない。

#N/A VLOOKUP関数やINDEX関数などで、検索する値がないときにエラーになる。
=ERROR.TYPE(VLOOKUP(-1,A1:B5,2)) → 7
VLOOKUPの詳しい説明はVLOOKUP関数を参照してください。

その他 ( )内に指定した内容がエラーでないときはERROR.TYPE関数がエラーになる。
=ERROR.TYPE(120+63) → #N/A