RAND 乱数発生
 
 
 RAND()

乱数(適当な値)を求める関数です。また、( )内には何も指定しません。
乱数は0以上1以下の小数第16位までの値が求まります。

この関数は、再計算するごとに値が常に変化します。
再計算とはエクセルが計算する機能のことです。
また、再計算には自動(セル内に値を入力すると自動的に計算しなおす働き)と
手動(キーボードのF9キーを押す)の2種類があります。




次のような値で計算するものとします。
ただし、ここで求まる結果は、あくまで乱数なので、そのつど値が変わるので注意してください。


RAND() 0.9730369505733750 少数第16位までの乱数が求まる。
この値はF9キーを押すごとに変化するので、子の値とまったく同じ結果はでません。

RAND()*10 5.65073123432607 乱数を10倍することによって、整数の部分を求めることができる。

INTRAND()*10) INT関数によって整数部分が取り出される。
したがってこの式を利用すると0から9の乱数を発生させることができる。

INTRAND()*100) 43 上記と同様の働き。
また、この式を利用すると0から99の乱数を発生させることができる。

この関数はテストデータを自動的に作成するのに役立ちます。