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サーキット・ラン-DC2R 故郷へ帰る

● 走ってみよう

1. サーキットに行く前に
2. サーキットに着いたら
3. コースイン〜走行
4. 走行終了〜撤収
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1. サーキットに行く前に     ↑Topへ戻る
サーキット走行では、車内にはできるだけ要らないものを置かない、入れておかないのが原則です。
街乗りでは問題なくとも、サーキット走行の高G下では外れたり転がったりして、思わぬアクシデントにつながる場合があります。フロアマット、音楽CD/MD、ティッシュ箱、クッション/ぬいぐるみ類、傘、飲み物の缶、瓶、カーナビのリモコン等々・・・で、走行の際にはそれらの要らないものを下ろす訳ですが、現場で下ろしてパドックやピットに置いてみると意外とかさばったり、まとまりが良くなかったりします(^^;。できれば、サーキットまでの行き帰りの公道走行に必要最低限のものを残して、他は家に置いていく方が良いと思います。

また、サーキット走行を始めるための準備って、意外と時間がかかります。走行会等で走行開始時間が指定されている様な場合は、遅くとも1時間半前、できれば2時間前位には現着できる様に時間を見て、余裕を持って準備をして下さい。
実経験から・・・時間の無い中でタイヤを交換し、走行の準備をして走ったのですが、1本走り終わって戻ってきた時に確認したら、全てのホイールナットが緩んでいました・・・と言うか、焦って仮締めだけの状態で走り出していました(^^;。こんな事が無い様にしたいものです。

スポーツ走行の場合は、サーキットに問い合わせたり、或いはそのサイトのインターネットサイトで走行枠の設定があるかを確認します。日によってはイベント等で貸切の場合があり、一般走行ができなかったりするので注意しましょう。
2. サーキットに着いたら     ↑Topへ戻る
テーピング 走行会等に参加する場合は、パドック内の主催者が指定する場所に車を止め、受付を済ませます。スポーツ走行の場合は、パドックに車を止めます。空きがある様ならピットに乗り入れても良いのですが、最初はパドックに止めて様子を見た方がいいかも(^^;。

場所が決まったらそこで更に、サーキットを走るのに不要なもの、スペアタイヤ、ジャッキ、車載工具等を下ろし、「テーピング」に入ります。
一般にライトのレンズ類(ヘッドライト、テールライト、ウィンカーなど)にはテーピングが必要です。ビニールテープ(ガムテープは不可です・・・レンズが割れた時に一緒に切れてしまう為)を使い、X状に交差させて、両端はボディ等、レンズの外側まで延ばしておきます(でないと、破損した時にテープごと落ちてしまいます(^^;)。ウィンカーやブレーキランプが見える様に、細めのもの(=普通に売られている15mm幅くらいのもの)、或いは透明なビニールテープが良いと思います。
ライト類と共に、エンジンルーム内のブレーキ/クラッチ/パワーステアリング/クーラント等の各リザーバタンクキャップ、バッテリーの+側ターミナル、また場合によってはオイルフィラーキャップ、ラジエターキャップ、ウィンドウウォッシャー液タンクキャップ等にもテーピングが必要な場合があります。走行会への参加の場合には、案内書に方法、注意が記載されていると思いますので、それに従います。

あと、ゼッケンの貼り付けが必要な場合がありますので、位置(大抵は、車体の左右どちらかの側面とボンネット)を確認して貼り付けます。夏場のボンネットへの貼り付けには、糊が残りにくい電工用の絶縁テープが良いと思います(暑さでビニテの糊が溶けた様になって残ると、結構厄介です(^^;)。
大抵の走行会ではタイム計測をしてくれます。受付の際に車載計測器が渡されると思いますので、指示に従って取り付けます。特に車外(屋根の上やナンバープレート等が多い)に取り付けるセンサー類は、走行中に落ちない様にがっちり取り付けます。

走行会によっては、車両の準備ができた所で「車検」を受け、指摘事項があったら修正します。

走行開始前には、ドライバーズ・ミーティングがあります。その際、初心者向けには、コースイン/コースアウトの仕方、抜かれ方(^^;、あとこれは非常に大事なのですが、走行中に出される旗の説明等がされます。

 --> 「旗」についての説明

これらを理解して従わないと、場合によっては走行停止を指示されたり、またそれ以前に非常に危険ですので、とても大事なところです。

スポーツ走行の場合は、ライセンス取得が必要なサーキットではその講習会でこれらに関して一通りの説明があります。また、ライセンス不要のサーキットの場合は、すみません、経験がないのでわかりませんが(^^;、現地でサーキットの管理者に確認すれば教えてくれると思います。

あと、スポーツ走行の場合は自分が走りたい枠のチケットを購入するんですが、これは面倒でも1枠ずつにしておきましょう。一旦買ってしまうと、自分の都合(=マシントラブル、クラッシュ、急用(笑))等で走れなくなった場合でも払い戻しをしてくれない事が殆どです。富士スピードウェイのショートコースの場合には、各枠の現在の台数が掲示されていますので、店主はその様なものも参考にして、どの枠を走るか決めています。
3. コースイン〜走行     ↑Topへ戻る
コースイン 走行会であれば、自分の走る組の番になったら、いよいよコースインです(^^)。パドックからピットロードへ入り、整列して待機し、シグナル・グリーンで走り出しますが、一般にその日の1回目の走行の最初には、ペースカーがついての、1〜2ラップの慣熟走行が行われます。で、ペースカーがピットロードへ退避すると、フリー走行に入ります。さぁ、ガンガン行きましょう・・・と言いたい所ですが(^^;、最初は様子見、少し余裕をもって走ってみてください。走り出して暫くは自分の周りに他の車もいますし、その人たちがどの様に走るのか、自分より速いのか、遅いのか、どんなラインを通るのか、をある程度見て把握しておいた方が良いと思います。でないと、思わぬところで思わぬ動きをされて、初のサーキット走行で車をヒット(T0T)、ってな事になりかねません。

また、何周かする内に、速い車に追い越される場面も出てきます。追い越される時は、コーナーならアウト側に寄る(=速い車にイン側から抜かせる)事が原則ですが、その時いる位置がイン側に近ければ、そのままイン側に寄っても良いと思います。要は、速い車の前を横切らない様に、状況に応じて判断して下さい。あと、「お先にどうぞ」の意思表示で、自分が寄る側のウィンカーを点けるとより安全です。

スポーツ走行では、いきなり本番です(笑)。チケットのチェックを受けてピットロードからシグナル・グリーンでコースに出れば、そこはフルスロットルの世界・・・今日は、自分の周りをどんな車が走っているのか・・・気をつけながら、徐々にスピードに慣れていきましょう。尚、ピットロードからコースに出るにあたっては、ピットが第1コーナーでイン側になる側にあれば、第1コーナー終りまで(サーキットによっては、第2コーナーくらいまで)イン側を走ります。ピットアウト〜いきなりコースを横切ってアウト側に出る事は、決してしてはイケマセン(^^;。

という事で、サーキット走行では前と同じ位、横や後ろを良く見て走る事が必要になります(^^;。で、横を見て、後ろを見て、自分しかいない、大丈夫そうだと思えたら・・・コースを一杯に使って、スロットルペダルもブレーキペダルも思い切り踏んでいきましょう(^^v・・・って、すみません、ドライビングのテクニックについては、これ以上の事は書けない店主でした(爆)。

あと、クールダウンラップ(タイヤ、ブレーキ、冷却水、オイル、人間(笑)がオーバーヒートした場合にゆっくり走って冷やしてやる)の場合には、ハザード・ウォーニングランプを点滅させながら、他車の障害にならない様に周回しましょう。

それと・・・走行会、スポーツ走行は、基本的には「レース」ではありません。中にはレース的な性格付けをされた走行会もあると思いますが、そうではない場合は、故意のブロック、幅寄せ、あおり、等はしてはいけません。他車に対して熱くならず、相手は自分(とそのタイム)だという事を忘れないで下さい。
4. 走行終了〜撤収     ↑Topへ戻る
走行終了 「チェッカーフラッグ」が振られると走行終了です。1周ゆっくりと走ってからパドックに帰ります。で、チェッカーフラッグが振られているのが見えたら、どこからスピードを落とすのか・・・スポーツ走行の場合は、基本的には「見えた所から」の様です。最終コーナーを立上がってコントロールライン手前でも、見えたら減速に入る、少なくとも加速は止めた方が良さそうです。また、チェッカーフラッグ後は追い越しは禁止です。

尚、減速は周囲の状況を見て行って下さい。真後ろに他車が迫っている様な場合、急に減速すると追突される危険がありますし、後続車が離れている様な場合でも、もしかしたらその車のドライバーはチェッカーフラッグを見落としていて、フルスロットルで走ってくるかもしれません。

パドックに戻ったら、まだ走行予定があるのであれば、ホイールナットの締め付け(^^;や各部点検などを行って、次の走行に備えます。

尚、走行、並びに撤収の際に出たゴミは基本的に持ち帰るべきだと思っていますが、止む無くその場で捨てる場合は、自治体の定めた分別収集方法に従いましょう(笑)。

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