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2002年1月12日-パワーウィンドウ

遅めのスタートですが、2002年、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
ってな事で新年なんですが、以前からちょっと動きの良くなかった運転席側のパワーウィンドウがいよいよ怪しくなり、特に寒い朝などは手で押してやらないと下がらなくなってきました。上がる方は問題ないのと、下がる時の動きが鈍くなっている時に何やら「ぎりぎりぎりぎり・・・・」という音が出るんで、どこかがかじっているのかな、と思いつつも放っておいたらいよいよヤバそう(^^;になり、ちょっと慌てていつも行くホンダ・ベルノに持込んで症状を説明し、ついでに左のAピラー辺りから出ていた、カンカン/コンコンという音についても診てもらう事にしました。

ショールームで作業の終わりを待ちながら、以前にFC3S/RX7に乗っていた時にやはり運転席側のパワーウィンドウが動かなくなった時の修理代(確か、25,000円位した様な・・・)を思い出してちょっと暗くなり、でもきっとまだ保証の範囲内だよねーと思って立ち直ります(笑)。FC3Sの時は、モーターとウォームギアの組み込まれた駆動モジュールのケースのOリングがきちんと定位置にはまっていなくて、そこから水が入って鉄製のウォームギアが錆び、その錆びたウォームギアが樹脂製のウォームホィールの歯を削り取ってしまって動かなくなっていました。

で、結果、今回はウィンドウまわりの調整だけでOKとなりました。またAピラーからの音はピラー近辺に通されていたカーナビのGPSアンテナケーブルが車体に当って出ていた音であり、途中のクリップの増し締めとパッド追加をしたとの事で、これで音は消えました。

しかし、内装バラシまで入ったと思うのですが、この間約15分・・・ディーラーのメカニックさん、仕事が早いっすねー。

2002年1月13日-ブレーキ・マスターシリンダー・ストッパー

マスターシリンダーストッパーその1 マスターシリンダーストッパーその2 DC2Rにはかなり効くらしいブレーキマスターシリンダーストッパー(以下、ストッパー)を自作してみました。お手ごろなものとしてはCUSCOから実売価格4,600〜4,800円前後で出てはいるのですがABS付き車不対応である事(:後ほど取り付け可であるらしい事が判明)、また他社(SPOON、FEEL'Sなど)のものは何となく高価そう(笑)である事(FEEL'SのS2000用は17,000円だそうです)、アルミ製の物が欲しかった事などから自作する事にしました。

DC2R用のストッパーは大抵、マスターシリンダー直近のハーネスブラケットの移動を伴う設計になっている様ですが、このハーネスブラケットはコネクタ類を幾つかとスロットルケーブルを抱えていて、別の場所に動かしてうまく固定する事はそう簡単にはできそうにない為、これは移動させない事にして形状を考えます。またCUSCOのものの写真を見た時にはサスペンションのアッパーアームブラケットの取り付けボルトに共締めの様でしたが、1つのボルトに2つの大きな力を受けさせるのは何となくやだなぁ、と思った為、ストラットタワー上面に2個ある、使われていないM6ネジ穴を取り付け穴とする構造にしました。ステー類の採寸は、作りながらの現物合わせです

できあがったストッパーですが、上下方向には結構低剛性で、手で押すとぺなぺなと動きます。しかし前後方向はかなり強くなりました。ただスペースが無くて中間に筋交いが入らない為、ネジの締め付け強さに頼っての前後方向の剛性確保、になります。あと「押し」の強さをどれ位にして良いのかわからないので、こんなもんだろう(^^;、で調整します。

で、走り出してブレーキをかけてみると、効いている様です。ごく初期のタッチは変らない感じですが、少し踏み込んだあたり以降の柔らかさがかなり減少しています。同じ制動力を得る為の踏み代、踏力が減っていて、街乗りレベル+αに限って言えば、今までの感覚でブレーキングすると思ったよりかなり手前で止まります。

実際にどれ程の「抑制効果」があるのか測ってみました。方法は、少し開いたデジタルノギス(1/100mm単位で測定可能)をマスターシリンダーに当てておいてテスター(店主の奥さん(^^;)がブレーキを力一杯踏み込んだ時にノギスがどれ位閉じたかを読む、というものです。結果は、ストッパーなしの時の動き量=0.78mm、ストッパー有りの時の動き量=0.11mm、となりました。これは、例えばブレーキペダルのレバー比が1:5(=ブレーキペダルを5mm踏み込むとマスターシリンダーのピストンロッドが1mm動く)とすると、踏み切ったときのペダル位置が3.35mm違う事になり、その分の柔らかく感じていた、踏力を吸収してしまっていた分が削ぎ落とされてソリッドな感じになる事になります。

正直なところここまで体感できる効果があるとは期待していなかったので、店主的には満足しています。

2002年2月10日-マフラー出口位置出し

マフラー出口位置出し後 Arrow-LtoR マフラー出口位置出し前 ディーラーにお願いしての店主号への無限のマフラー取り付け時からなのですが、これの出口が右に寄っていて、何かがうまく取り付いていないのかな、とか何とかしなきゃ、と思いつつも1年半(^^;が経っていました。で、こないだどこかの会社のOEM製品紹介で球面排気管ジョイントというのを見たんですが、それが無限マフラーの中間パイプ部と最終サイレンサーの接合部と同じだ→球面だから、角度に融通が効くんじゃないかな?→ここを調整すればマフラーの寄りも直るのでは?、と思い、試してみる事にしました。
ジャッキアップしてウマをかませて潜り込み、ナットを緩めようとすると、錆びてはいないものの例によって固く、レンチがナットの角をなめそうになる感触が(汗)・・・慌ててCRC 5-56をかけて暫く置く事にし、その間にどうせCRC 5-56を出してきたから、とスロットルワイヤーへこれを給油します。
20分ほどして今度はソケットを当てて反対側もレンチで支えて回してやると、するっと回りました。2個のナットを緩めてマフラーをくいくいと押して位置出しし、でも継ぎ部分があまり斜めにならずに済む妥協点あたり、で再び締め付けます。この作業自体は数分で終了しました。バンパーのえぐりに対してど真ん中、にはなりませんでしたが、ちょっとだけ真ん中寄りになりました。

カムレンチにて作業中 で、この時にソケット側ハンドルとして使ったのが「カムレンチ」なんですが、これは特に、狭い所、例えばメガネレンチの1面分までボルト/ナットを回せないでレンチの掛け替えができない、更にラチェット1山分も動かせないでラチェットレンチが効かない、といった所でもネジを回転させる事ができます。詳しくはこの辺りを見て頂くとして、実際に現物を手にして使ってみるまではバックラッシュがほぼ0°というのがどういう事なのかピンと来なかったのですが、実に便利なもので、これはおすすめです。
ただこのレンチにも難点はあります。回転方向の切替えはラチェットレンチの様にレバーで切り替えるのではなく、レンチ自体を表/裏で使い分けます(ソケットを差し込む四角の部分は可動式で、回す方向に応じてそれを出す面を変えます)。この為、レンチ(ソケット)がネジの頭についたままの状態で回転方向を変える事ができません。で、レンチの後ろ側に何かがあってネジの軸沿い、上下方向に比較的狭い所でネジを緩める作業をする場合、気を付けないとネジが緩んできてレンチの背後と干渉物の間にスペースがなくなると、レンチを抜く事ができなくなります・・・レンチかその物を壊して外すか、着けたままにしておくかしかなくなってしまいます(^^;。でもこれさえ気を付ければとても重宝する道具です。

(註 : 店主はこのレンチの製造元/販売会社の関係者ではありません(^^;)

2002年2月23日-タイヤ・ローテーション(POTENZA RE01/1回目)

空気圧ゲージ 昨年12月始めにポテンザ・RE01に交換してから約1,700kmを走り、この辺りでローテーションをする事にしました。っても(御存知の様にこの手のタイヤは)ユニディレクショナル・タイヤで左右の位置は換えられない為、前後の入れ換えを行います。
が、決心した所で問題が・・・店主、タイヤの空気圧ゲージを持っていない(^^;。今まではガソリンスタンド等のものを拝借してきたのですが、高価なタイヤのコンディション管理ももっとマメに行わねばということで一つ購入しようと近所のオートバックスに出向いたんですが、うーむ、思っていたより高価です(笑)。で、選んだのは画像のもので、税別2,780円でした。表示単位がkpa(キロパスカル)なのですが、1kgf/cm2=98.1kpaという事で、表示値を1/100にしてちょっとだけ足してやればおおよそでkg/cm2に換算できます。でも世界的にSI単位系への移行が進んでいるのでkpa表示にも慣れなければいけないんですけども(汗)。

フロント側のジャッキアップ・ポイントを大きく持ち上げて前後を同時に浮かせてホィールを外し、空気圧を調整してから入れ換えます。ついでに各タイヤの残溝の深さも測ってみました。
これだけの距離、しかも殆どが街乗りでも、前後の磨耗量に差が出ています。フロントは、それぞれやや差はあるもののほぼ均一に磨耗していると見て良いと思います (アライメント調整の効果かな?)。リアは中央部->外側->内側、と磨耗が多くなっていますが、磨耗の点だけで見れば空気圧をやや上げた方が良さそうです。

  • 新品時よりの走行距離 : 1,700km
  • 前回ローテーションよりの走行距離 : - km
  • 溝深さ単位 : mm
  • 計測器具 : デプスゲージ(デジタル・ノギス)
  • 無負荷時空気圧 : F=240kpa / R=215kpa
  • 外側 中央 内側
    6.69 6.58 6.33
    外側 中央 内側
    7.34 7.78 6.87
    内側 中央 外側
    6.51 6.71 6.40
    内側 中央 外側
    6.76 7.84 7.10

    2002年3月30日その1-PIAA シリコート・ワイパーブレード

    2日間降っていた雨が止んで晴れたのを機にフロント・ウィンドウに撥水剤を塗り直したのですが、ふと思ってワイパー・ブレードを見てみると端の方が切れてきていてどうやら寿命っぽいです。で、交換品を買う為に近くのオートバックスでみてみたんですが、最近は実にいろんな種類のワイパー・ブレードがあって迷う程でした。で、一応撥水剤を使い続けると前提してそのコーティングにダメージを与えにくそうな物という事で、PIAAのシリコート・ワイパーブレードを購入しました。左右2本で税別2,160円でした。

    撥水コートにダメージを与えにくいだけでなく、このワイパー・ブレードで拭くと撥水コーティングが施されるとの事なんですが、撥水効果を早く得る為に装着後30分間、フロント・ウィンドウが乾いた状態でワイパーを作動させて下さい、とあります。へぇぇそうなのか、と思いましたが、でも考えてみたら乾いた状態で30分間ワイパーを動作させるって、結構決心が要る事なのでは・・・ACCで動作させる気にならないし、その間アイドリングさせているのもちょっとやだし、かといって晴れた日中/夜間に走りながら、ってのも何ですよねぇ。

    という事で結局、雨のたびに使いながらぼちぼちコートしていくことにしました(笑)。

    2002年3月30日その2-クラッチペダル調整

    何か急にクラッチのミートポイントが手前になった様な気がして、普段履く靴を変えたからかなぁ、と思っていたんですが、あまりにも手前に感じて気持ち悪いのでペダルの位置を調整する事にしました。DC2Rのクラッチペダルはクレビスの裏側にロッドがナット固定されていて、これを緩めてロッドを出し入れする事でミートポイントが、戻りのストッパーボルトを調整する事でペダル面の高さがそれぞれ変えられます。もちろん、ちゃんと切れる/繋がる範囲でですけど(^^;。

    ミートポイント調整時にはクレビス側の6角部分とロッド側ナットにそれぞれレンチをかけて回しますが、クレビス側の6角部の有効なかかり部は短くて、薄目のレンチを使わないとロッド側のナットに当ってしまってうまくかからず、場合によってはロッド側ナットの6角部の角をなめてしまうので要注意です。これが緩んだらロッドを回して調整し、ミートポイントが好みの所になる様にします。やや坂になった所にクルマを止めてギアを1速に入れてパーキングブレーキを戻し、ゆっくりクラッチペダルを踏んでいってクルマが動き出した所を切れる所の目安として「切れ具合」を調整し、ペダルの戻り位置はペダルの踏み始めに数mmの遊びがある感じとなる位置に調整してみます。その後、近くの短い山道を数往復してみて感触を確認します。

    で、ミートポイントが奥目になる様に調整してみたのですが、何かあんまり変わりません(^^;。おかしいなぁ、といろいろいじっていたら、ある時「かたん」という感じで何か引っかかっていたのが外れたかの様にペダルに遊びができました(汗)。その状態だと、踏み切れば一応切れてはいる様ですが、ペダルを床から持ち上げた瞬間に繋がる感じです。以前に、余裕を詰めすぎてしまって温度が上がった時にクラッチが切れなくなった時の記憶が甦ります。うーむと思いつつも気を取り直して再調整、です。しかし走っている最中にこれが起きたら、と思うと、あんまり良い気持ちはしませんでした。

    マスター・シリンダーのピストン(:ロッド)が戻ってこない感じでペダルがぶらぶらになってしまう事も過去数回ありましたし、DC2Rのクラッチオペレーティング機構ってあんまり「良くない」んでしょうか(^^???

    2002年4月29日-12箇月点検(2回目)

    2回目になる12箇月点検をいつも行くホンダ・ベルノにお願いしました。走行距離は18,013kmで、点検と同時にエンジンオイルとオイルエレメント、並びにトランスミッションオイルの交換を行いました。

    特に点検をお願いしたのは、左リアサスペンション周りからの音(走り出す時に、ぱきん、という感じの音がする)と左Aピラーからのカンカンという音の2点です。まずリアからの音は、スプリング(kg/mm DR Racing)の低レート側の圧着音かスタビライザーの作動時の音だと思われるとの事で、関係する所にグリスを塗布して対処したので様子を見て下さい、との事でした。圧着音はこの手のバリアブルレートのスプリングでは出がちなのですが、ホンダ・アクセス製のスプリングではこの部分にラバーコーティングが施されていました。とりあえず乗った感じでは、音は消えている様です。Aピラーからの音は、以前一回カーナビのアンテナ線を対策してもらって良くなった様に感じたのですがその後再発したもので、原因の特定のやり直しって事になったのですが、リア周りの診断、対策の方で時間がかかって今回は見送りとなりました。

    エンジンオイルは、銘柄指定をしなかったんですが、ディーラーで入れてくれたのがホンダ純正
    ウルトラ・ゴールド SLでした。お値段は4リッターで9,200円となかなかです。適合表ではTYPE R/S2000/NSXのところが二重丸になっていてその気にさせます(笑)。トランスミッションオイルは純正のMTFです。
    今回点検の費用は、
    項目 数量 費用、代金
    法定12箇月点検 1式 9,000円+ショートパーツ交換工賃300円
    エンジンオイル(ホンダ・ウルトラゴールド SL 5W-40) 4.0リットル 9,200円+工賃2,100円+ドレンプラグ・ワッシャ35円
    エンジンオイルフィルタ 1個 1,200円
    マニュアルトランスミッションオイル 2.2リットル 2,420円+工賃2,100円+ドレンプラグ・ワッシャ35円
    法定点検/車検フェアって事で、値引き   -7,342円
    消費税 5% 952円
      20,000円

    となりました。

    2002年5月16日-スーパーレインX GT FUSSO

    今まで使っていたウィンドウ撥水剤、タイホー工業の「クリンビューガラスコート塗り耐久」を使い切り、次には元祖たる「レインX」系を試してみようと思ってスーパーレインX GT FUSSOを選びました。シリコン、フッ素が配合されていて、1回塗ると6箇月間効果が持続する、との事です。因みに日誌の題、「FUSSO」は商品名がそうなってるんで、「フッ素」への変換忘れ等ではありません(笑)。
    で、窓を乾いたタオルでごしごしと拭いてきれいにしてスーパーレインX GTフッ素を塗ります。容器の頭にフェルトがついていますんで、そのフェルト面をガラスに押し付けて塗っていきます。今まで店主が使ってきた撥水剤の殆どは、塗布後に乾燥させてから固く絞った濡れタオルで拭く、っていう手順だったんですが、このスーパーレインX GT FUSSOは塗布後すぐに乾いた布で拭き取る様に、となっていて更に「濡れタオル厳禁」だそうです。この辺りは何となく、長い名前が伊達じゃないのかもしれないなー、という期待を抱かせます。通常この手の撥水剤は塗ってから乾くまで暫くかかるのと異なって、こいつは塗ったそばから乾いていってる様なのも、「只者ではないのかも感」をあおります(笑)。
    前後左右のガラス6面とドアミラー面に塗布して終了・・・で、翌17日は雨でした。で、さぁ期待の雨中走行。時速20、30、40、50・・・あれ、水玉が飛ばない(^^???・・・60キロ近辺でやっとこ水玉が払われました。うーむ・・・追い風だったのかな、と思ってその後暫く注意して速度計と飛び具合を見比べてみましたがあまり変わらず、以前の撥水剤が、塗った直後はとりあえず時速45キロ前後で水玉を飛ばしていたよりは、この点での性能は落ちる様です。それとも前の撥水剤に上塗りしちゃったから、でしょうか?
    幸い(?)じきに梅雨入りみたいなんで、性能の持続性もあわせて観察してみようと思います。
    その後・・・
    上の状態にもう一回重ね塗りしてみましたがあまり変化がありませんでした。が、「フッ素系のコート剤は別種のものの上にそのまま塗ると性能が出にくい」という事を聞き、ガラス全面をイソプロピル・アルコールで2回拭き(=今までのコーティングを除去するつもり)してからGT FUSSOを2回塗りしてみたところ、50km/h位で水玉が払われる様になりました。店主の扱い方が良くなかった様だという事で、初期性能面での評価を訂正します<(_ _)>。

    2002年6月1日-T.R.I.C. オフライン・ミーティング

    勢揃い 師匠、遊子郎さんからT.R.I.C.(Type R Internet Connection)のオフライン・ミーティングがあるとの情報を頂き、前から大変興味があった為、今回初めて参加させて頂きました。店主はメンバーではないのですが、メンバー以外に対してもとてもオープンなミーティングだと聞いていた事と、何より同じTypeRというクルマ(のコンセプト)に共感している方達だという事から、安心して臨みました。
    朝7時に芦ノ湖スカイラインの箱根山頂側ゲートで遊子郎さんと待ち合わせ(・・・遅刻しました、スミマセン(^^;)、薄い霧の中を通称「山羊さんコーナー」へと向かいました。多分、何台かはもう着いていると思うのですが、という遊子郎さんの言葉通り、既に3台のType R達が停まっていました。それぞれ自己紹介すると、内一人のメンバーの方は何と店主と同じ町の方でした。それから話している間にも次々とメンバーの方が到着します。最終的にはType R他各車種(含バイク)計12台/16人のミーティングとなりました。尚最遠は大阪+鈴鹿から、でした。

    クルマ談義♪ 皆さん(やっぱり?)それぞれクルマに手を入れていて、ボンネットを開けたり乗り込んでみたり時折試乗してみたり、あとはプラモデル談義(笑)など、止まる事なく何かが進んでいきます。店主の 奥さん(クルマの事は皆目わからず(^^;)も一緒にお邪魔したのですが、他の女性参加者の方始め皆さんに良く遊んで頂きました。彼女にとって何で「わざわざ買ってまで、ボディと色の違うものを」着けるのかずっと謎だった「黒ボン」についても、実物を見、また塗装して普通に見せる事もできる、軽い事は良い事だ、等を教えてもらったりして、かなりの知識を得た様で、お気に入りの部品になった様です・・・ウチも買おう、とは言ってくれませんでしたが(笑)。
    そうこうしている内に10時近くなり、箱根でのミーティングでは「恒例」となっているらしい寿司屋さんへの移動、となりました。店主は所用で一緒できないのですが、寿司屋さんまではついて走る事にし、列に加えてもらいました。

    また誘って頂ける事があったら、是非参加したいと思います。奥さんも「次回は椅子持参で話し込む♪」、と、大層お気に入りの様です。

    2002年6月8日-純正ブレーキ・システム

    朝方早めに目が覚めてしまったので、良く行く峠道に行ってみました。いつもだと何となく、頂上まで上って一休みして反対側に下る、という感じで走るのですが、今日は頂上で止まらずにそのまま下りに入ってみました・・・そうしたら感覚がうまく切替らなかったのか、下り1つ目の右コーナーでオーバーランしかかって一瞬にして怯み、で、ブレーキ頼みの「守りの走り」に入りました(^^;。更に4つ、5つとブレーキング・グリップ走法(意味不明)でコーナーを抜けていくと何となくペダルを通しての反応が頼りなくなって制動力が落ち始め、パッドの焼ける匂いが車内に入ってきた所でクールダウンなスピードレンジに落としました。
    店主のDC2Rのブレーキ・システムは、自作のマスターシリンダーストッパー以外は全て純正品です(マスターシリンダーストッパーが直接耐フェード性能に関わる訳ではありませんが・・・)。上りでももちろんブレーキを使ってきたのですが、2、3速多用の曲率の道で、この間約12〜13分ほどです。店主のブレーキの扱い方も未熟なのだろうなとは思うのですが、もう少しブレーキ・システムに持久力が欲しいなぁ、と思いました。
    ただ、タイヤ(ポテンザ RE010)もそうでしたけど、純正部品ってやっぱり、コストを含んでトータルで性能を設定していて、例えばブレーキに関してならば、TypeRと言えども「フェードする様な場面」がクルマを運用する中でどれ位の頻度、延べ時間で出てくるのか(=多分、一般には非常に少なくて短い)を考えると、そうそうそこにコストや性能は配分できないのだろうな、と思います。
    あと、フェードするまでは効き、タッチ共に店主には充分満足できるもので、特に温まり始めたあたりでは良い感じがします。そうして考えてみると、DC2Rの純正ブレーキ・システムは、自分がどの様な性格、性能のブレーキ・システムが欲しいのかを教えてくれる良きインストラクター、なのかもしれません。

    2002年6月17日-動弁系

    とある自動車メーカーの設計者からバルブ駆動システムについて話を聞く機会があったのですが、(一般に認識されている事と合致しますが)エンジンの部品の中でオーバーレブに対して一番余裕がない設計がされている部分がバルブスプリングなんだそうです。バルブの駆動力、カムとバルブ/ロッカーアームの摺動抵抗は燃費と良く関係していて、それを減らす為にスプリングは(大抵の場合)想定される最高回転数でバルブが追従するぎりぎりの強さで設定されるそうです。次に動弁系で余裕がないのはベルト、チェーンといった「カムのドライブトレーン」で、回転を上げるつもりの時にはここも強化が必要です、と言われました。尚、設計に余裕が持てるスペース、寸法的な余裕がある「大物」は大抵、市販エンジンの場合ならば最高回転数の2倍くらいまでOKな設定をするそうです(回るかどうかは別として、と、モノやエンジンの位置付け、或いはメーカーにもよると思いますが)。

    逆を返せば、高回転域に対応してる強さのバルブスプリングは、そこまでいかない領域では燃費その他に関しては相対的にハンディになる訳ですが、VTECのLo-Hiのカム山の切替りと同時にスプリング強度も低-高と切り換わる様な機構があると良いかもしれません・・・VTEC-SR=Variable Valve Timing & Lift Electronic Control System with Valve Spring Rate Control、なんちゃって(^^;。

    2002年6月30日-ウェーブ・ハンディワイパー

    店主は割と、クルマの掃除は(自分の、に限りますが(^^;)まめにする方ではないかと思っているのですが、内装の掃除の際には雑巾やら掃除機やらを持ち出して埃をとったりしていて、得られる成果の割には大掛かりになっちゃうなぁ、と思っていました。というところにウェーブ・ハンディワイパーというものを手に入れました。謳い文句では「ふきにくかったスキマや、こまごました所のホコリも簡単にキレイにできます!」って事ですが、御存知の様にクルマの内装、ダッシュパネル周りには拭きにくい隙間や細々した所が多々あり、ちょっと期待しながら使ってみました。
    2分割のハンドルを組み立ててシートを取り付け、ちょっと振ってやってボリュームを出してから、一拭きしてみます・・・をを、思った以上に埃を良く吸い付ける♪エアアウトレットやスピーカーのガード、各種ボタンまわりなどは比較的掃除の手が入りにくい所で通常の「布」だと手間取る所ですが、このハンディワイパーだと少し縦目に、「吸着フィットファイバー」を押し込んでから動かしてやると、かなり奥の方とか細かな所までキレイになります。シートとフロアトンネルの間とかの手も掃除機も入らない様な所でもOKで、便利度と満足度はかなり大、です。
    構造上と使い方から、何かをこぼした汚れ等、力や水気を加えてこすらなければならない物は拭き取れませんが、埃レベルのものはほぼ全てこれ1本で掃除できます。ただ濡れた所、また毛羽立った様な所には使えず、また油等が付いたまま使うとそれを塗り広げる事になるので注意が必要です。


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