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2005年3月14日-タイヤ・ローテーション(POTENZA RE-01R/2回目)

寒くて、外での作業を先延ばしにてしている内に前回ローテーション時から2,790kmを走ってしまい、俄かに焦って(^^;2回目のローテーションを行いました。
グリップは、気温のせいか立ち上がりが遅くなった様に思いますが、少し暖まれば依然強力だと感じます。あと、ロードノイズは格段に大きくなってきました。
1,000kmあたりの磨耗量は、最初のローテーション時(1,300km走行時)に対しておおよそ半分ほどになっています。フロントが0.5mm/1,000km、リアが0.2mm/1,000kmくらいです。
この調子で行くと、殆どを街乗り+たまに山道、な店主の使い方での寿命は、恐らく10,000km前後かと思われます。

  • 新品時よりの走行距離 : 4,140km
  • 前回ローテーションよりの走行距離 : 2,790km
  • 溝深さ単位 : mm
  • 新品時溝深さ : 外側=6.08mm / 中央=7.33mm / 内側=6.08mm
  • 計測器具 : デプスゲージ(デジタル・ノギス)
  • 荷重時空気圧 : F=220kpa / R=200kpa (標準より10kpa高め)
  • 外側 中央 内側
    5.23 5.65 4.64
     
    5.59 6.80 5.39
    0.36 1.15 0.75
    外側 中央 内側
    5.26 5.82 4.81
     
    5.77 6.37 5.11
    0.51 0.55 0.30
    内側 中央 外側
    3.87 6.43 4.79
     
    5.21 6.89 5.65
    1.34 0.46 0.86
    内側 中央 外側
    4.79 5.88 4.89
     
    5.01 6.23 5.53
    0.22 0.35 0.65

    2005年4月2日-タカタ MPH-340R レーシング・ハーネス

    TAKATA MPH-340R 店主がフルハーネスを締める事は実は殆どないのですが、逆にたまにしか使わないからいい物を、とも思います。

    WILLANS CLUB 4X4も良いハーネスなのですが、2インチ幅のストラップを選んだ事もあってか、しっかりホールドする位に締め上げるとちょっと痛いな、と思う部分がある事、あと扱い方や取り付け状態によるのかもしれませんが、締めても暫く経つと緩んでくる様な気がする事から交換を検討しました。
    ストラップ幅は3インチで検討し、価格と、あと実際に締めてみた感じが力強かった事、WILLANSから移行した弟氏が絶賛する事、などから、
    タカタのMPH-340Rを選びました。

    で、取り付けはアイボルト3箇所をMPH-340Rに同封されてきたものに交換し(ドア側は既にタカタのオプション部品であるロング・アイボルトを使っていました)、ストラップの金具をかけてシートの各穴に通せば完了です。ショルダー・ストラップは左右の別があるので注意します。あと、MPH-340Rに限らず、DC2Rで4点式ハーネスの後部取り付け点を後席シートベルトのものと共用する場合は、ドア側は、リアシートクッションで隠れるくらいの範囲ですが内装のカットが必要となります。小間物屋号はWILLANSの取り付けの時に行ってあったので、そのままアイボルトを入れ替えるだけでOK♪

    で、長さ調整の為に締め込んでみると、以前体験してはいたものの、やっぱり良い感じがします。締めるというより包まれるという感じです。実際店主の体格では、上半身の殆どがストラップで覆われた様な状態になります(笑)。あと、見慣れていないせいもあるかもしれませんが、3インチのストラップがシートの後ろで交差する様はなかなか迫力があると感じました。

    個人的には、OEM製のアフターマーケット向け部品というのは信頼しています、というか、もっともっと出てきてほしい。自動車メーカーを相手に研究、開発を行ってきたノウハウや品質基準の活用、逆に言うと自動車メーカー側でのものまで含めて、その開発には非常に多くの費用と時間がかかっている筈で、恐らく価格以上の価値がある、と思っています。タカタは、市販部品ではチャイルドシートが有名ですが、製造の主体は純正シートベルトやエアバッグ・システムであり、それらの延長線上で作られるレーシング・ハーネスの性能、品質には期待していいのだと思います(^^)。

    2005年4月9日-タカタ CS-360 クロッチ・ストラップ
    TAKATA CS-360R MPH-340Rと同時に購入してあった、クロッチ・ストラップ CS-360を取り付けました。いわゆる「股ベルト」で、締め込んだ時の腰の部分のストラップのずり上がりを防止するものです。バックル側1点/アンカー側2点で、これの装着によって6点式の、文字通りのフルハーネスとなります。

    で、はたと困ったのが「どの辺りにアンカーを打つのか」? 感覚的にドライビング・ポジションを取った状態で真下〜やや後ろよりなのかと思うのですが、web内で調べてみたものの、これだ、という解は得られず、唯一、シートレールのフロント側止めボルトにL字型のアングル材を共締めし、それにアイボルトを取り付けた状態で使っているが問題はない様だ、という記述を見つけました。そして、シートレールの取り付けボルトの長さと取り付け状態からして、数mmの板を間に挟んでも引き続き車体側ナットを貫通する長さがあると見込まれた事、車体に穴を開けたくなかった事などから、同じ方法を取る事にしました。

    万が一の時に応力を受けるのは肩と腰のストラップ/アンカーで、本来設定のないクロッチ・ストラップは補助的なものであり、またその際にシートの取り付け部にあまり大きな応力がかかるのは良くないのではないか、と考え、取り付け用のアングル材はアルミ製にする事にし、寸法取りをして、近所のDIY店で25mm×25mmのアルミのアングル材を購入しました。これに4箇所(共締め用9mm穴×2、アイボルト用12mm穴×2)を明けます。で、シートの取り付けボルトと共締めし、アイボルトを取り付ければ完成♪尚、シートベルトのアンカー用ネジ(レーシングハーネス用のアイボルトのネジサイズも同じ)は「UNF16/7-20」というサイズで、これは一般のメートルネジの規格ではない為、アイボルトの取り付けにナットを使う際にはDIY店等での取り寄せか、オプションのナット付きストレス・プレートの購入が必要かと思われます。

    で、早速クロッチ・ストラップを装着して調整・・・ちょっと太ももに当たってきますが、痛いというほどではありません。効果の程ですが、元々非常に良好な締め付け性を感じていたMPH-340R、腰ストラップのずり上がりも殆ど感じられず(短時間の)ドライビングでは腰(お尻)のずれも殆どなかったのですが、このクロッチ・ストラップの装着で、更に腰が安定し、各操作に専念できる様になりました。感覚としては、腰のまわり全体に圧力がかけられてシートに「格納」されている感じです。

    2005年4月23日その1-車検<(2回目)

    2回目の車検に出しました。いくつか気になるところがあったので、2週間前に「予備確認」をしてもらったところ、マフラー(無限製)の中間サイレンサー部で地上高90mmを満たしていなかった為、車高を上げました。GTウィングはそのままOKでした。依頼先は、いつもお世話になっているホンダ・ベルノです。今回の費用は、

    車検関連 同時に実施した整備 その他
    品目 金額
    保安確認検査料 9,450円
    24箇月点検ベーシックコース 16,800円
    検査代行手続き料 7,350円
    重量税 37,800円
    自賠責保険料 29,730円
    自動車リサイクル料 10,510円
    資金管理料金 480円
    品目 金額
    ブレーキオーバーホール 33,914円(シール類、フルード/7,874円+工賃/26,040円)
    リアブレーキ 社外部品 30,040円(Dixcel SDローター、Endless SSMパッド)
    クラッチオーバーホール 57,292円(純正部品代24,952円+工賃32,340円)
    ORC軽量フライホイール 27,300円
    ブレーキランプ(切れてました(^^;) 231円
    ショートパーツ 1,050円
    品目 金額
    持ち込み、って事で、値引き(^^; -1,757円
    印紙代 1,100円
    車検+部品+整備料計 261,290円
    任意保険 56,470円
    総計 317,760円

    となりました。

    うーむ・・・「ついでだから♪」とやってしまったブレーキとクラッチのオーバーホールと、それへの社外部品組み込みが効いています(汗)。でも、ブレーキはタッチのしっかり感が戻ってきたし、クラッチは踏力が半分くらいになった感じに軽くなったので、良しとします(^^)。

    2005年4月23日その2-ORC 軽量フライホイール

    車検の時にクラッチをオーバーホールしたついでに、フライホイールを交換しました。DC2Rに4.2kgを入れた弟氏が、もっと軽くても良さそうだ、というので、見つけられた中で最軽量のオグラ・レーシング・クラッチ(ORC)のフライホイールを選択。重量は、
       DC2R純正 : 7.1kg(外したものの実測値)
       OCR : 3.8kg
    となりました。尚、交換時のフリクション、プレッシャーの各プレートとベアリング類は純正の新品を使いました。

    トランスミッションをニュートラルにしてクラッチを継いだままでのレスポンスは、そう鋭くなった感じはしませんでしたが、クラッチを切ってトランスミッションと切り離した場合のレスポンスは、はっきりとわかる位に純正より素早くなります。特に高回転域ではレスポンスの変化が顕著で、回転を合わせてのシフトダウンがとても楽になりました。尚、懸念していたアイドリングの乱れはありません。
    発進の時には気を遣います。半クラッチで継いだ時に回転が落ち始めてからのマージンが小さく、なんと言うか、2速とまではいきませんが、「1.5速」で発進しようとしている感じで、標準のフライホイールでは粘ってクルマを動かしてくれていたものがそのまますとん、と止まりたがり、慌ててクラッチを切って継いでという事を繰り返してぎくしゃくしたり、或いは「ぶおんぶおんぶおんぶおん」と回転を上げ気味のいやーんな状態になります(^^;。
    ただ一旦走り出してしまえば欠点の多くは隠れてしまい、良い点を多く感じます。店主の様に渋滞が殆どない様な地域に住んでいる場合は、なかなか良い買い物なのではないかと思います。

    2005年5月7日-アルファ(リジッド)強化マフラーリング

    マフラーリング 中間部マフラーの後端が(車検前には)地上高の規制(90mm)に引っ掛かっていたのですが、改めて見てみると、前->後の傾きがかなりある様に思え、規制もさる事ながら、段差や突起で時折ここが当たる事もあって、強化マフラーリングを組む事にしました。

    最もポピュラーなのはジュランの物かと思いますが、近所の実店舗と、あと通販幾つかで当たってみたものの在庫がなかった事、DC2の場合5個使いとなるのですが、売られているのが2個パックで、3パックを買うと1個があまってしまうのが気に入らなかった事等から、
    アルファ(「リジッド」ブランド)の1個売りのマフラーリングを通販で購入。1個800円(ジュランの1個当たりより若干安い)と代引き手数料、税、合計で5,302円、となりました。色は青と黒があるんですが、折角なので(笑)青にしました。
    取り付けは、リア側にリジッドラックをかませて行いました。で、噂には聞いていたんですけど、マフラーリング、外し難い(^^;・・・CRC5-56を大量にかけ、引っ張ったり叩いたりしながら外しました。因みに一番有効だと感じたのは、プラスチックハンマーによる打撃、です(笑)。あと、DC2+無限マフラーの場合、中間部とリアのタイコ部との接続を一旦外す必要があります。
    アルファに限らずジュランでもそうだったのですが、社外品のマフラーリングは同じものを5個使う様になっています。実際に外してみると、純正のマフラーリングは中間パイプの前部、 中間-リアのジョイント付近、リアのタイコ部でそれぞれ形状や取り付け穴間の距離が異なる3種が使われていました。アルファの物の形状は、中間パイプ前部のもののコピーの様です。また硬度ですが、ひねってみるとアルファのものの方がかなり硬い事が感じられます。

    中間部マフラー比較 入れる時も基本的には同じ感じで、CRC5-56+力技、です(^^;。ただ、「強化品」って事で取り付けに力がいるのかな、と思っていたんですが、思ったよりは楽でした。

    右の画像の上が交換前、下が交換後です。撮影位置が若干異なりますが、中間部タイコ部の傾きがかなり減って、水平に近くなりました(^^)。
    その他の変化ですが、アイドリング時に今までなかった車両後部からのびびり音(バンパー、或いは内装材?)が出てきました。これを含めてアイドリング時、走行時共に、音と振動が全体に少し増えた様に思います。ただ、交換前は、やや負荷をかけての2,500〜3,000rpmあたりで車内で会話できない位のかなり大きな共鳴音の様なものが出ていたのですが、これが無くなりました。

    強化マフラーリングは寿命が短めらしいので、注意して見ていこうと思います。

    2009年4月25日-マフラーリング交換
    4年近く切れずにもってくれたのですが、各部にクラックが入った為、念の為に交換しました。

    2005年5月29日-日光対策

    ボンネット&内装保護 ・・・と言っても、この名を冠したサーキットやいろは坂の走り方ではなくて、小間物屋号も45歳(某T.R.I.C内の内輪換算基準による(笑))を超えるクルマであり、またカーボン・ボンネットを装着している事もあって、日光に対してちょっと気を遣ってみています。
    フロント・ウィンドウにはお約束のサンシェード。これは元々クロームシルバーだったんですが、会社の駐車場のご近所から「反射して眩しい」とのクレームがついたため(^^;、オクサンに布張りをしてもらったものです。グレーっぽくなっていますがこれは黒色の布が退色したもので、紫外線の威力実感、というところです。でも確か、合せガラス(=フロント・ウィンドウ)ってほぼ100%のUVカット機能を備えている筈で、それを通してもこの状態だとすると、素で日光を浴びるというのはなかなかチャレンジングな事の様です(汗)。

    ボンネットですが、それ用のカバーはあるんですが、近所のカーショップで見つけた「寒冷地用フロントウィンドウカバー」(ミニバン用)が安くて手頃だったので流用しました。ポリエステル100%でそのまま使うと塗面に傷を付けそうだったので裏地に古シーツを合わせています。あと、猫が時折車の上を通っていくんですが、この猫からの保護も兼ねています(^^;。

    2005年6月19日-テールランプ・ユニット浸水(^^;

    テールランプ浸水 ふと気が付いたら、右側テールランプ・ユニット(以下、ランプユニット)の内側に水滴がついていて、更に良く見たら水位約10mm、で水が溜まっていました(^^;。ランプユニットに水が入るのはDC2Rの持病とも言えるもので報告例も多く、ある意味仕方ない様なんですが、そのまま放って置くとランプユニット内のバルブやソケットを傷めたり、またトランク内に水が流れ出てスペアタイヤ・ホイールやジャッキ、果てはフロアパネルを錆びさせたり、季節によってはカビを誘引したりしてしまいますので、対処が必要です。

    画像では、向かって左が正常なランプユニットのリバースランプレンズ、右が浸水したもので、右ではレンズ部表面に水滴がついているのが見えるかと思います。

    浸水は、殆どの場合、ランプユニットとボディの間に挟まれているパッキン(フォームラバー製で、シート状)の経年劣化などで起こる様です。小間物屋号のシールを見てみたところ、外に晒されている部分が全体に割れていて、ここから水が浸入したものと思われます。いつものホンダ・ベルノに頼んでパッキンを発注してもらいましたが、手元に来る前にとりあえずは水抜きをしようとランプユニットを外しました。

    ランプユニットは、リア後端中央の内装材を外し、その左右のテールランプのサービス・ハッチを開け、見えている範囲の6個のナットを緩め、ハーネス・コネクタを外せば取り外せますが・・・外側2個のナットが手で回るくらいに緩んでいました(^^;。つまり、パッキンの抑え付けが弱かった訳で、これも水が入る一因だったかもしれません。

    テールランプ乾燥中♪ で、バルブソケットを外し、ランプユニットを振ったり回したりして中の水をできるだけ外に出し、最後はドライヤーをソケット口にあてて冷風(温風ではレンズが変形するかもしれないと思ったので)を送りこみました。一つのソケット口から風を送り込むと他のソケット口から排気されてきますが、弱い様なので、それぞれについて各20分ほどずつ風を送ってみたところランプユニット内に水分が無くなった様なので、外した時と逆の順序で組み付けました。

    あとは新しいガスケットに交換するまで雨が降らない事、ガスケット交換で直る事を祈ります(^^;。

    2005年6月25日ランプユニット・パッキン交換
    パッキン(税込み1枚1,050円)が入荷したので、早速交換しました。ここまでの間に2日、雨の日があって心配したのですが、レンズ内に水滴がつく様な事にはなっていない様です。ただ、ランプユニットを外してみると、内部の数箇所に水が染みた様な跡がありました(^^;。
    一応、大事をとって左右共に交換します。左のランプユニットには水が入った様子はありません。内装を外してランプユニットを外し、パッキンを組んで取り付け直す、で、2個で30分ほどで終了♪ただ、新品のパッキンを押さえきる(潰しきる)のはちょっと無理みたいで、リアのボディパネルから数mm、飛び出した様になっています。これが馴染んだりへたったりしてくるとナットが緩んで水が入るのかなぁ、と思いました。ちょっと経ったら増し締めしようと思います。


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