店主の住んでる辺りには、山がありません。道もほとんどが平らな道です。ただ田舎ですから、自宅から10分も走ると家もまばらになり、見渡す限りの麦畑、なんていう光景に出会えます。そして郊外では、区画整備とか土地利用計画といった言葉から取り残された様な、いい雰囲気の穏やかなワインディング・ロードがみつかります。もともとさほど多くない交通量も更に減り、気持ち良く走れます。 が、久々のデートに焦ったのか(笑)、間抜けな事に燃料ゲージを確認しないで飛び出してきた店主は、まずはガソリンを入れるという羽目に陥りました(^^;。段取りが悪い奴です(;;)。 アメリカのガソリンスタンドが基本的にセルフサービスである、というのは結構知られていますよね。こんな風にポンプの横に車を停めて、自分でポンプとノズルを操作して燃料を入れます。ポンプにカードスロットがあって、クレジットカードが使えるのはさすがアメリカ(笑)。窓拭きその他も自分でします。「Full Service」といって、日本のスタンドの様に全部面倒を見てくれる所もありますが、セルフとフルが併設されている所でフルの方に停めると、「本当にフルサービスでいいのか?」なんて聞かれます(笑)。 今は日本でもそうなりつつある様ですが、アメリカのスタンドは、ほぼ例外なく雑貨屋と組み合わされています。実際、ちょっと停まったついでにお菓子や飲み物を、なんて感じで重宝です。 |
|
うーむ、さすがカントリーサイド、いきなりこの風景であります。暖かいとは言え時期が時期、大抵の作物の収穫期は終っています。これは・・・・・なんなんだろうな(笑)。豆みたいなのですが。日本の風景とさほど変わっている様には見えませんね〜、車が右側に停まっている以外(^^;。広いと言われているアメリカの道も、場所によってはこの様に郷愁を誘うサイズに(笑)。いやー、ほんとに、日本の実家のあたりを思い出させますです、はい(笑)。 | |
同じ場所で視点を変えて、逆光気味に撮ってみました。この辺りの土地は基本的に低地の広葉樹林で、そこを開墾して農地としている様です。土地と土地の境目は、林である事が結構あります。わかりにくいのですが、手前にちょっと(宅地かな、ここは?)と、あとずーっと向こうにちょこちょこ、と林が見えています。 余談ですがこのFiat嬢のウィンドウ・シールド、昨今の、良く寝たぐっと後退しているウィンドウ・シールドに比べると、ほんとに「ちょこん♪」という感じのかわいいウィンドウです。がんばって風を防いでくれる、健気なヤツです。 |
|
更に広くなった(笑)。なんか、芝生の様な緑の若芽みたいなものが見渡す限り広がっています。実際、いつもは街の中で暮らしているのであまり意識はしないのですが、家からちょっとの所でこういう景色に簡単に出会えると、広大な国にいる事を実感します。田舎に居るだけだ、って声もありますが(^^;。 これ、正真正銘、見える限りすべて、この緑色です。もしかしたら牧草かなんかかもしれない。この辺りはいい競走馬を産する事でも有名だそうです。実際、馬の牧場が郊外に多くあります。 余談ですが、今の時代、新し目のアメリカのトラクターには、GPS(:カーナビのデータの素と同じ♪)が装備されています。つまり、北緯何度西経何度のエリアには、この日にこの種を蒔いた、なんていう様に使うんだそうです、いやはや(笑)。 |
|
農地や宅地その他として利用されていない所は、前述した様な背景からほとんどが林になっています。その中にねー、どーんと道、通しちゃうんですよねー(笑)。地図で見てみると結構縦横斜めに通ってて、「なんでこう通さなきゃいかんの???」と思える事多し、ですが、まぁ、きっと、あまり気にしないんだろう。 それにしても、屋根のない事の「良さ」。自分が今、どんな所を走っているのかが五感でわかる、って、自転車やバイクに通じる所があります。だんだん傾いてくる太陽や冷え込んでくる空気など、時間の経過も時計の数字や針の変化じゃなしに体感できる。おまけに、万が一の雨でも合羽を着なくていい♪ |