フツーの日記/2000年2月版
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久々に風邪をひいた
店主は大体風邪の症状を自覚するのが遅くて、例えば寝込んだその日の朝には、思い返してみれば既に喉が痛いとか何だか寒気がするなんていう症状が出ているのだけれど、でも「気合いが足りないのだ」なんて思ってみたりまた大抵の場合はほんとに気が付かなかったりで、あれ?、と思うとほとんど動けない状態になっていたりする。
今回は主に喉に来たんだけど、いつもの通りに薬を飲まずに寝て治そうと思ったらそれが出来ない・・・痛みが気になって寝られないのだ。一時間おきくらいに目が覚めて、それも喉の痛みで覚めるからかなり辛い目覚めになる。
それでもなんとか一晩と一日を我慢してみたんだけど一向に良くなる気配は無く、逆に寝不足から疲れてしまって長引くのでは、などと弱気になってきた。でもこちらの市販薬(Tylenolなど)だと一発で薬疹が出てしまうし、いつまでも効いているみたいな感じになってふらふらする。
が、どうにも耐え難く、薬を飲む事にする。そしたら幸か不幸か、その瞬間に手元にあって鎮痛解熱と銘打ってあるのは「ナロンエース」しかなかった・・・箱の前面に「生理痛」と大書してあるのに何となく躊躇いを感じる。でも確かに喉も痛いのだし効能に「解熱」もあるし唯一の選択肢(一つしかなくても「選択肢」たり得るのか?)なので、意を決して飲み下した。
そしたら、凄く楽になった・・・「効く」ってのを久々に実感した。
更に良い事に、店主が一番恐れていた服用後のふらつき、がほとんど無い。薬疹は服用を止めれば消えていくんだけど、なんでかこの「ふらつき」は服用を止めてからも数週間、朝起きて暫く経つと遅延起動するみたいに店主を襲ってきて車の運転やら仕事に支障を来していた。それがこの「ナロンエース」ではほとんど無いのだ。嬉しくて今までずっと風邪薬を我慢してきた分までばかばか飲んでしまった(良い子は真似してはいけません・・・良い歳したオトナも)。
このナロンエース、解熱は効能書きの一番最後に書いてある。以前に「薬が本当に効くのは効能書きの最初の4つ目くらいまで」って聞いていたんだけど、そうか、だから末席に置かれた「解熱」が、ごく軽く効いて欲しいという店主の希望に合ったのだな、などと思ってみる。
風邪なんて通常、そう立て続けにひくもんじゃないしひかない様に気をつける。だから自分に合った薬を見つけるために試す、なんて機会はそう持てるものじゃないと思う。市販の風邪薬が強すぎる、って人だって、きっといると思う。
一回一錠、なんてのじゃなくて、「一回最大30錠」なんて感じの服用の仕方で、強度や持続時間をこっち側がある程度調整できる様にならないかなぁ・・・それとも、薬ってそういう物じゃないのかな?
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