フツーの日記/2000年11月版
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お茶当番になった。
店主の属するセクションには男女あわせて15人ほどがいるんだけど、給湯室は同じフロアの他2部署と兼用で、で、各部署に属するポットや急須は
それぞれがメンテナンスする事になっている。お昼のお茶は、午前中で帰るパートタイマーの人が用意してくれてるんだけど、その人が帰った後の
以下の仕事はお茶当番の担当である。
- 昼休み後、急須の茶漉しの茶葉を流しの三角コーナーに捨て、急須を洗って仕舞う。ポットの湯量を確認し、少なかったらピッチャーを使って足す。
- 定時後、ポットのお湯を捨てて電源コードを抜く。
お茶当番は一週間、月曜から金曜までを一人が担当する。店主は携帯電話のスケジューラに、定時後のお湯捨てを繰り返しの予定として入力して忘れない様にしてみた。
で、給湯室でいそいそいとお茶当番業務を遂行していると、「(店主)さん、エライ!」とお褒めの言葉を女性社員から頂く。理由を聞くと、「オトコ
の人はなかなかちゃんとやってくれないんですよぉ!」、と言う。へぇそうなんだ僕忘れない様にケータイのスケジューラにアラームつけてお茶当番っ
て入れたんだ、と言うと「い、いやそれはちょっと・・・変っぽいですよ」と言外に言いながら少し身を引かれてしまった。
で、数人の女性社員から、「(店主)サンは家でもこういう事をしているんですか?」、と言われたんだけど、殆どしていないのでそう答え、ただ出来る
だけ手がかからない人間である様に心がけております、と付け加えた。言いながら、これはなかなかうまい言い訳というか言い逃れというか言い表し方
というか要するにものは言い様なのだな、と思う。
実際家事と言われるものはまずできなくて、だからせめてそれをしてくれる人の効率を落とさない様にしようと心がけている。あれとってこれしてと座っ
たまま言うとか、その他の形で邪魔にならない様に気を付けている。もしかしたら家事一般ができない事も無いかもしれないけど、でも多分向いてない様
な気がする。また店主とてひたすらじっとしておとなしくしている訳ではなく、気が付くと洗濯物の取り込みや洗い物なんかもしてみる。更に家の中の機械、
電気系は店主の担当だ。
なんか、家事を手伝う、って言うと台所に包丁を持って立ち給え、という雰囲気があるけど、そうじゃなくてもできる事を本気で、考えに考えて行ってみれ
ば良いのではないか。例えば邪魔にならない様に隅っこでできるだけ小さくなっている、というのも有りかもしれない。ただそれを家事の手伝いとみなして欲
しいと思うときには、日々のストレッチングを怠らず体積を最小に保つためのシェイプアップを心がけてコンパクトにまとまる努力をする、位はしなければな
らないと考える。
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